青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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農地

朝一で新築の現場で残工事。午後からリフォームの現場へ。合間に業者と打ち合わせ。ゴチャゴチャと忙しくあっという間にブログの時間。先週から暑い日が続いたが今日は涼しい。 
 
自宅の周りは田園風景が広がり田植えが終わって緑も濃くなった。自分の田んぼは田植えをしなくなって15年くらいになる。貸しているのだが貸し先が何度か変わった。今は農地中間管理機構という県の出先機関に貸している。 
 
事実上タダで貸している。その代わり固定資産税がない。なのだが近隣の水利組合とか共同作業は免除にはならない。何ともしがたいのが農地だ。 
 
宅地同様農地とて価格は下がっている。タダでもあげたいと言うのもいるくらいだ。自分で耕作しないと困った財産だ。畑であれば植林したり放置できるが田んぼはそうはいかない。 
 
水利組合というくらいで水路が自分のところを通っている。下の田んぼへ流さないとならないので自分のところで止められない。放置して草が生えると隣に迷惑をかける。だから強制的に耕作しないとならない。 
 
宅地の見込み地であれば将来売れることもあるが郊外ではありえない。息子にそのまま引き継がせてもただ迷惑なだけだろう。かと言って簡単に売れる見込みもないし所有し続けるしかない。宅地ですら下がり続けるのに農地はマイナスの財産でしかない。


官営民営

真夏かと思わせるような陽気。日曜の午後から近隣にあるチューリップ公園に出かけた。散り始めて無料開放になったチューリップを鑑賞。半分ほど花が切り取られて葉だけになってしまった。日当たりが悪そうなところがかろうじて満開。 
 
15年くらい前だったか子供と来たことがあった。出来立てで花も少なく風車だけが目立つ公園だった。増えたのは花だけで施設もあまり変わらない。来場者もそれほどではと思わせるところだ。 
 
森林関係の補助金で建てたもので近隣には産業らしいものと言えば木炭だ。10年以上前に栗の大木がたくさんある山を見に来たことがあった。あまりの多さに購入は断念したがその後どうなったか。 
 
左様に何もないところにいきなりオランダ風の風車ができチューリップが植えられた。近くにダムができてその関連で何か作ろうとなったのだろう。寂れていると言うほどでもなく管理もきちんとしておりそれなりに人が来るのだろう。 
 
過疎化の進む典型的な山奥に何かを作るとしたらこんなものしか出来ない。予算もなし人もいないとなれば補助金頼りになる。管理だけが町になって職員が常駐する。夏の快適シーズンでこんなものなら冬は開店休業だ。今後の展望も特に持てない典型的な施設だろう。 
 
昨日は朝市にも行った。友人が出店していることもありたまに散歩を兼ねて家内と行く。同級生にもあったりして飽きない。買い物は特に安いと言うほどでもなく新鮮さだけがウリだ。たまに掘り出し物があったりして面白い。 
 
かたや民営でもう一つは完全に官営だ。場所も違うし比較するのは無理があるが活気がぜんぜん違う。人口減少の未来は官営からでなく民営からしか生まれない。いかに人に集まってもらうか予算だけでなく知恵がものを言うようだ。CIMG6320


引き渡し

昨日にも増して暑い一日。朝一番で引き渡しの迫る現場へ家具類を届ける。現場では電気工事が残り工事を片付ける。いつも最後になるのは電気工事。エアコンとかテレビアンテナとか最後に取り付けるのが多い。 
 
引き渡しのために電気と給排水の業者を呼んで説明する。一通り説明をして鍵を渡して終了。まあ後は住んでからのアフターってことになる。見ただけではなかなかわからない。実際に住んで見てわかることは多い。 
 
業者もメーカーや問屋を呼んで説明する。別に変わったこともないが建てる業者の力を示す意味もある。施主の前で威張ってみたい。欠点やクレームまがいのことはメーカーに聞くのが一番だ。何と言っても詳しい内容はメーカーが一番知っている。 
 
午後はリフォームの現場で打ち合わせ。大工は一人で息子たちは作業場。いよいよ一階の床を貼って内装のイメージが湧いてくる。思ったより色が薄いとか目がはっきりしないなど貼らないとわからない。 
 
お施主様もご家族でいらして現場の様子をご覧いただく。家族それぞれ思いはあって希望も様々だろう。しかし細部に囚われるのは素人だからで全体のイメージを変えないようにしないとけない。設計者からすれば見えない部分も計算づくなのだが素人にはわかりにくい。 
 
出来て初めてわかると言うのではプロには失格だ。見えない部分を設計して初めてプロだ。高さや幅などの寸法的なことも色や模様などまでどう言うイメージになるか調整している。現場でボーッと突っ立って何時間も見ていると職人たちに邪魔扱いされる。頭の中はフル回転で考えているのだが….。


吹き抜け

今日は暑い、まるで夏到来だ。明日はもっと暑そうだから半袖が必要かも。午前中は床屋さんに寄った。その後リフォームの現場で打ち合わせ。やっとリビング上の吹き抜けができた。いきなり広い空間が出現した。 
 
今回のリフォームの最大の目玉はリビングの吹き抜け。お隣が迫っているので明かりが入らない。朝は何とか入るが昼から午後にかけて影になる。そこでリビング上の二階の個室を一つ潰して吹き抜けにした。 
 
これで朝から午後2時ごろまでは上から日が差す。今までのリビングは北側にあって午後しか日が差さない。冬は寒かったに違いないが今度は日が差すのでかなり良くなる。 
 
南東が角になっているから朝早くと午後遅く以外は日が当たるはずだ。ただお隣も迫っているのですぐ影になる。一階はほぼ一日日が差さない。上からしか期待できない。そこで二階の個室の吹き抜け化を考えた。 
 
子供達が出て行くと狭かった我が家も空き部屋が出る。二階の個室はその典型で老後のことを思うと寝室は一階に欲しい。で、余った部屋を一つ潰した。一階の続きの和室を繋げてリビングにして上に吹き抜けを取る。明るさと広さを確保した。 
 
結局水回りから寝室まですべて生活空間は一階に持ってこれた。玄関も二重になって段差があったのを減らしてスロープも確保した。これからのことを考えたらあって然るべきものだろう。あとで作るのはそれなりに金がかかるが一度に工事すると割安になる。 CIMG6313


車検

今日は暑い一日。午後からは袖まくりで現場作業。午前中はリフォームの現場で打ち合わせ。午後は新築の現場の整地作業を手伝う。車検で代車がsuv車で排気量が大きい。3日分の燃料を詰めて返すので入れたら4000円なり。 
 
37万キロのピックアップトラックは車検に行くと3,4日出てこない。あれがこれがと交換するのだが古くて部品がない。溶接して作ったりするから時間がかかる。修理費の請求書を見るのが怖い。 
 
トラックなので車検費は安い。毎年車検だから少しずつ修理する。まとめてやったらすごい金額になる。一年車検は故障をこまめに直せる。オイル交換やし車体の下塗りとか長く乗るには必要なことだ。マニュアルなのでクラッチや板バネなどはしょっちゅう壊れる。 
 
ピックアップトラックが廃番になって20年近くなる。すれ違うピックアップも滅多になくなった。年に2万キロも走る現役は私のだけかもしれない。先日知り合いの塗装屋がダブルキャブに乗っていたが廃車にした。修理費がかかるのと誰も乗らなくなったからだ。 
 
ピックアップは乗りごごちや操作の重さが欠点だ。女性にはとても向かない。乗りごごちはタイヤの空気圧を抜けばかなり良くなる。その代わり荷物はあまり積めない。ハンドルもパワーがついてるがなしはとても運転できない。 
 
パワー何とかで唯一ついているのがパワーステアリングだ。エアバックもなしでシンプルな大きめのハンドルがついている。だいぶ前にパワーなしのステアリングに乗ったことがあるがすごく重い。これは最低必要条件なのだ。他にパワーがついているのはない。CIMG6311