青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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受注合戦

朝一でブロック補修の現場へ。9時に行ったら職人が工事をしている。
図書館に寄ったらお施主様とバッタリ。奥様とお子様連れで建てた時は下の子が生まれてすぐだった。
たまに雨が漏るので修理を依頼されている。再会を約束して別れた。
午後に現場へ寄って確認と集金。外水道の補修工事を来春頼まれた。

消費税上げを控えて新築工事の受注競争が激しくなっている。チラシも増えて住宅会社は宣伝合戦に勤しむ。
当社も来客が増えているが住宅会社は相当な数になるだろう。年々不景気とか地方衰退とか言われながらも家は建っている。
駆け込み需要を巡って各業者が入り乱れている。傾向として二極化が進んでいるように思う。
規格型の安物と注文住宅と呼ばれる高価格だ。各社の展示場などや見学会でも注文住宅は思ったより高い値段が付いている。

規格型に比べるとほぼ1.5倍ぐらい違う。坪単価にすると規格型で40〜50万円、注文住宅で60〜80万円と言うところだ。
住宅会社はブランドを何種類か用意しこのシリーズは50万円、これは70万円と使い分けている。中身はほとんど似たようなものだが見える部分の仕上げが違う。
プレカットでビニールクロス張りは一緒だが一部に板貼りとか珪藻土塗りと言った塩梅に。細かいオプションを用意し選ぶと値段が上がっていく。
客の予算に応じて適切なタイプを勧めていく。少しでもこだわったりドアを引き戸とか言い出すと中身が同じなのに注文住宅並みになるようだ。
こうやって注意を引き付けながら丸め込んでいくやり方なのだろう。


図面の有料化

朝起きると西の空が朝焼けになっている。朝焼けは午後から雨と昔から言う。
強い風と叩きつけるような雨が今夜にかけて吹き荒れそうだ。午前中は事務所で午後から集金にお客様のところに行く。
戻ってまた事務所で図面など。営業と設計、管理とこなすので図面が細部まで描き込めない。
図面書き専門がいればそれこそどうでもの良いことまできっちり描き込む。役所への申請ならもっとだ。

なんども書いたように私は一級建築士は48歳の時に取得した。大学も文系だ。
アルミサッシの営業マンから現場監督と設計の修行はない。自己流で確認申請や施工図面を書いてきた。
住宅会社などは営業と現場管理が別で図面担当もいる。CAD操作でコピーした元を手直しするのが普通だ。
私もそうしているが建材関係は進化していくので詳細図が変わってくる。時々バージョンアップではないが作りなおす必要がある。

どうでも良いようなところまで描き込むのが多いので私のような省略図面は金を取るような図面に見えない。
職人たちにわかりやすい図面を書くので一字一句どうでも良いのは描かない。HPの作り替え以来図面は有料化することにした。
なので他所の図面並みに体裁が整ったものが必要になる。あまりに職人や素人が書いたように見えればマズイ。
だから一種のひな型を今描いている。描き込む文字が統一されていないと項目漏れが出てプロらしく見えない。


見た目重視

昨日に続き冷たい雨が降り続く。時折強くなったりする中を現場へ職人と下見に行く。
ずいぶん前から頼まれていたがほぼ忘れかかっていた。すぐ業者に連絡を取ったら週末にはできると。
もっと早めに連絡を取れば良かったと反省。午後は所用で食事に行った。
戻ってブログを書いたり雑用をこなす。支払いの振り込みをしたり雑用。

HPの作り替え以来新規のお客様が増えた。電話や展示場の見学だけとかいろいろ聞きたいとか様々だ。
年齢層も30代を中心に幅広い。自分だけの比較なのであれだが2,3年前から比べると何倍にもなった。
木の家とか自然素材に関心を持つ方が主だ。家を建てると決めるとHPを見るのは普通だろう。
そこから木の家と健康に良いものをとなるのだろう。で、当社に関心が出て一度会って見ようとかとりあえず展示場とかになる。

以前であれば初めから木の家とか決めていらっしゃる方が普通だった。建材化や既成品化が進んでどこも似たりよったりだ。
程度の差こそあれ木の家とか自然素材はトレンドになっている。板を貼れば木の家とか珪藻土を塗れば自然素材とか見た目重視だ。
構造材や下地までこだわるのは一部だ。手刻みとなるとその良さを説明するのも面倒だ。
仕口から込み栓の強度がどうとかマニアの世界になる。仕上がったら見えないのも不利で見た目で判断する傾向が強く理解も進まない。


誕生日

曇ってうっとしい冬空になった。気温も下がり明日は雪も降るかもしれない。
現場打ち合わせがあって午前中かかる。帰りに作業場へ寄った。
今はリフォーム中なので作業場は使っていない。来春の刻みの材木をチェックする。
大黒や曲がりは現物しか使えないので寸法などは合わせるしかない。

明日は家内の誕生日になる。いつも祝うこともプレゼントもやったことがない。
考えてみれば私のもそうだし子供の誕生日しか祝ったことがない。今は孫の誕生日が楽しみなくらいだ。
結婚して37年にもなるがこれからも普通に生きれば20年は続く。ダイヤモンド婚もあるかもしれない。
結婚して50年も一緒なんて想像だにしなかった。同年代は可能性があるのが増える。

自営になって27年になるが苦労ばかりで面白い思いをさせたこともない。独立直後に比べると仕事は増えているのに苦労は減らない。
逆に年々厳しくなっている気がする。70歳までは当然のように働かないと借り入れも払えない。
公務員だった家内は同期が悠々自適の毎日なのを嘆く。夫婦で公務員だと現役よりも優雅な年金をもらえる。
高齢者の格差は確実にあって国民年金組には現役時代よりも差がつく。今更文句の言える筋合いのものではないが年金の多い家内には感謝するのみだ。


冬タイヤ

昨日は小雪、初雪がぱらつく寒い一日。今日も晴れたり降ったりの安定しない天気。
事務所の暖房が10時過ぎまで寒い。午前中は事務所で午後は支払いやら役所へ。
図面作成がキャンセルになったり工期が延びたりで時間が取れるようになった。
いつまで続くかはわからないが本を読んだりソフトを作り替えたり。雑用を片付けるってところです。

今年もあと残すところひと月余り。車のタイヤ交換がまだなので今週あたりと思っている。
ピックアップは今でも冬タイヤを履きっぱなしだ。当然溝も減ってスリックになっている。
中古の冬タイヤを買ってそのまま一年中履きっぱなしにしている。タイヤ交換もなく楽チンなのだ。
中古タイヤは7分溝くらいで半額で舞える。大径タイヤなので新品だと7万円はする。

スタッドレスタイヤは減りが早く夏も履きっぱなしだと一年で使えなくなる。つまり中古で買って一年間で使い切る。
毎年買うことになるが冬は良いとしても夏はグリップがなくて頼りない。騒音も少し高い。
冬の行事と言えばタイヤ交換ではなくタイヤを買うのが決まりだ。溝がないとは言え冬タイヤだからつい遅くなってからの交換になる。