青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ネット銀行

朝一番で現場へ下見に行く。見積のために寸法を確認する。留守のところへ外から測った。午後はその見積を作成。月末になると支払いやら入金など銀行やATMに行く回数が増える。 
 
今年からネット銀行を使い始めている。業者などに支払う時はほとんど銀行振込だ。基本的に振り込み手数料がかかるが当社持ちでいつも支払う。 
 
手数料差し引きで支払うところも多いと聞く。現金払いだと業者は印紙代もかかる。だから手数料を引くと言う理屈なのだろう。当社にすると集金がいつ来るかわからないので困る。 
 
ネット銀行は基本的に振り込み料がタダだ。制限はあるが当社くらいの数だといらない。たった入金するのに手数料がかかるが一括で振り込みして払う。 
 
ATMまで行かなくて済むのとネットで土日関係なく振り込みできる。時間の節約から見ても手数料削減と言う意味でも助かる。月末になるとATMまで何度も行く羽目になる。 
 
手数料も年間だとバカにならない。それやこれやでもっと早くネット銀行にすればよかったと思う。今流行りのキャッシュレスにも対応しやすい。地元の銀行の苦境もさもありなんだ。
 


納まり

湿っぽく時折小雨がぱらつく。早朝は降らなかったのでいつもの散歩。ほぼ一日リフォームの図面書きと見積もり。昼食は家内が趣味の展示会に出かけ一人。 
 
見積もりと図面は年に4,50回は作る。図面はもちろん設計であるから簡単にはできない。ウンウン唸りながら何度も描き直す。図面ができると数を拾って見積もりをする。 
 
図面を描く際に詳細に描かないと数を拾い漏れする。柱位置とか梁を架ける方向は当然として間の小割材の入れ方も考える。プレカットに多い大壁工法は単純で面倒がない。 
 
真壁になると壁が納まらなくなたりする。入り隅になるところは十分に検討する。真壁は柱や梁は基本的には表しなので柾目の高級材を使う。壁は柱より引っ込んでいるから必ず柱にぶつかる。 
 
出入り口やかサッシの付き方で壁が納まらなくなる。ほとんど苦労するのは壁と可動部分が接するところになる。この納まりがわかると大工に図面を渡すときに説明しやすい。 
 
和風住宅の専門書には必ずこの納まり図が添付されている。綺麗な納まりは知識と経験で覚えるが図面で理解するには時間がかかる。大工は間取りよりも納まりがわからないと文句を言って来る。


運動不足

去年の暮れから飼っているワンコが前足にバイキンが入り治療していた。傷口を舐めるのでうちわのようなカラーをつける。バランス感覚が狂うのかぶつかったする。なので散歩は中止していた。 
 
1週間ほど前からカラーを取ったので連れ出している。早朝には何頭かのワンコに出会う。しばらく見かけなかったのでどうしたかと聞かれる。ワンコも相手犬と挨拶を交わしている。ただ吠えるだけのもあるが。 
 
もちろん連れ出すのはこちらの運動不足対策もある。せいぜい20分ほどでも続けると体調が良くなる。尾篭な話だが便通が良くなる。冬だと風邪を引かなくなる。これから歳をとったら益々影響大だ。 
 
運動不測で膝が痛くなり正座できない。もう20年も前からだ。整形外科にも通ったが特に回復した訳でもなくやめた。整形外科は薬も多く毎日大量に飲んでいた。その所為か便通が悪くなったりした。 
 
最近テレビで高齢者向けの便通の薬の広告が増えた。食後だと少しうんざりする。テレビも若者向けより中高年を重視する傾向が出てきた。当然だろうと思う。ネットしか見ないのが普通で新聞やテレビは見ない。 
 
だから住宅業界も中高年のリフォームが主力になっていくだろう。バリアフリーはもちろん断熱や趣味性の強い間取りになる。今までとは違う空間作りが要求される。


手に職

朝からスッキリしない天気。午前中は会計事務所の来訪で午後から打ち合わせ。手直しの現場へ行ったりあちこち歩き回る。引き渡しがあるので現場へ寄り最後のチェック。 
 
現場で同級生に会う。昨年建てた現場なので一年ぶりの再会だ。つまり現場の近くだった訳だ。彼は公務員で退職後は再就職はしない。毎日が日曜日という結構な身分である。 
 
ほとんど外出しないが今日は珍しく帰宅に会った。聞くとフォームダンスのサークルに入っていると。フォークダンスって当たり前だが踊るやつだ。会員はほとんど同年代で若者はいない。 
 
退職後9年目に入る訳だが時間を持て余さないように何とかしている。趣味と言える程のものもなく誘われて参加したと。同級生でも現役で働いているのは少なくなった。サラリーマンは再就職も簡単ではない。 
 
床屋とか手に職のあるものは長く働ける。自分で定年を決めるから体さえ持てばいつまでもできる。高齢者は手に職があるものが最強のようだ。私のように建築士とか資格持ちも少ないができる。 
 
若い頃手に職と言えば勉強が得意でないイメージがあった。職人もその傾向があって大卒なんていない。定年どころか70歳でもまだ辞められない。一番不足しているのは職人で現場監督とか一部の営業は余り気味だ。 
 
私のところは息子が設計ではなく大工を選んだ。今思うと長く働くことを考えると正解かもしれない。いつまでも現場で一番若い。宮大工のところで修行したので技術は本物だ。そう言う仕事がいつまで続くかは問題だが。


ギャラリー

朝は晴れるが午後は時折雨。午前中はリフォームの現場で電気工事。以前に工事をした方から電話があり訪問。細々傷んだところを直したいと。消費税上げの前にやることにした。 
 
次の現場の見積もりで業者のところへ行ったり打ち合わせ。古民家のような新築をしたが一部直す。広大な吹き抜け部分に床を貼りキャトウォークのような空間を作る。 
 
構造材表しなので床から手すりまで丸見えになる。材料も大工の手間も普通ではない。しかも住んでいる所で作業する。養生も足場も掛けっぱなしだからお施主様は不便極まりない。 
 
住んでみて不便なところは出てくる。曲がり梁の豪快な吹き抜け空間だがもったいない気がするのだろう。狭い廊下のような床を作り物干しにしたりギャラリーにしたりする。 
 
絵画をたくさん所有しているので飾る空間を欲しい。で、吹き抜けの空間をグルリと回るようにする。もちろん目立つから材料も半端でない。小さいとは言え大工もすごい手間がかかる。