青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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タイル

風が少し強いが晴れて暑い。昨日はいきなりの20度以下で上着を着た。朝早くフローリングの引き取りで沼宮内の加工屋さんに行く。途中昼食を挟んで往復6時間。 
 
3月に工事をした二戸市の現場に寄って途中経過を見た。連休中に自分でウッドロングエコを塗った。いくらか色がついたぐらいでもう少し塗ったほうが良いかもしれない。

すぐ現場へ戻り業者の手配と材料の発注。もう一つはタイル貼りが今日から始まり今週中はかかりそうだ。タイルのカットが厚くてカッターで切れない。サンダーで少しずつ切っていく。 
 
厚さが5,6ミリだとタイルカッターで簡単に切れる。1センチもあるからサンダーでやるしかない。ホコリと音がすごくて現場もそこいら中真っ白になる。もう少し薄いのにすればよかったかも。 
 
施工の簡易化は全てに及びタイルも薄く切れやすくなった。今回のタイルは厚さも硬さもすごいから廃盤になるかもしれない。貼り上がった感じは模様の深さが違うので重厚な感じに仕上がる。 
 
コストと言う面で全く今時のものではない。昔はタイルも厚買ったからタイル貼りも高かった。ビニールクロスが全盛になって早く貼れる切りやすいのが増えた。凍害を受けやすいとか剥がれやすいと言うのはある。


民泊

朝から雨、午後には上がる。現場は左官の漆喰と店舗の改装は大工。どちらも順調に進んでいる。新しい見積もりがあって資料を揃える。来週にも現場調査と見積もり提出。 
 
しばらく暑かったので今日は肌寒く感じる。上着を着て雨の中で作業する。店舗の現場は大工一人なのでゴミ片付けとか手伝わないとならない。一人では持てないようなものがたくさんある。 
 
工事している店舗はレストランというか食堂だ。少し変わっていて客は固定客オンリー。それもバイク好きと決まっている。オーナーは外国製とか国産の大型バイクを所有する。 
 
バイクは欲しいのが出ると販売する。本当のバイク好きしか乗らない個性的なが多い。バイク好きが集まることが多い。食堂はそれでもっている。 
 
空いている二階を仕切って泊まれるようにいわゆる民泊ですね。バイク好きのサークルがあってツーリングでくる客も多い。宿泊者もいるので山小屋のように寝れるようになっている。 
 
民泊が増えて部屋が足りなくなって改装している。夏限定の商売だからエアコンさえあればOKだ。簡単に仕切って部屋を作る。面白いってば面白い。 


階段

少し湿っぽく気温も若干低め。とは言えまだまだ暑い。朝一番で店舗の改装の現場へ材料満載で行く。大工と打ち合わせ後すぐ着工。ゴミというか荷物がいっぱいあって片付けながらの作業になる。 
 
午前中はゴミ整理と二階にあるので降ろさないといけない。店舗なので階高が4m以上はある。階段はすごく急で数が多い。上がり下りするだけで疲れてしまう。ものをおろす際に転げ落ちてしまった。 
 
階段の上がり下りで疲れたのは初めてだ。10往復はしたろうか。最後は足が上がらなくなり途中で諦めた。続きはまた明日にすることにする。ホコリとゴミで汗をかいたので真っ黒になった。 
 
歳をとると階段の上がり下りがきつい。膝とか腿のあたりが痛くなる。正座するにも苦労する。スクワットはもうできなくなった。スキーに夢中の頃はこんなことはなかった。 
 
午後から見学会の打ち合わせがあった。新聞広告もネットやチラシに押され減り気味だ。料金だけは強気で2割ほど上がったが。来月の15日と16日に開催予定だ。


見学会

暑い、昨日に続き今日も暑い。孫の運動会があって猛烈な暑さの中出かけた。あまりの暑さで午前中で勘弁してもらった。今年の夏はどうなることかと心配になる。 
 
現場は左官業者が二人、今週中には完成しそうだ。残るは玄関のタイル貼りになる。クロス張りは二階を終わってあと二日もあれば完了だ。左官が終われば器具付けになって養生を剥がす。 
 
清掃業者が入ると建具や照明器具を取り付ける。最後でないと汚れてしまう。網戸の取り付けとか機器類の試運転があって完了になる。ところが業者が入らなくて終わらない。欠品とか間違って入荷したとか。 
 
お施主様のご好意で見学会を開催することになった。20日頃の引越しまでに見学希望の方にお見せする。昨年は一度もやらなかった。別に面倒なわけではないがお施主様による。 
 
4,5年前までは住所を載せ無差別に呼んでいた。場所にもよるがものすごい数の時もあった。食する暇もないくらいなのだ。逆に暇でも抜ける訳にはいかずそれも困る。 
 
で、その後は連絡いただいた方にだけお見せしている。その時間だけ行けばいいから仕事の合間にできる。当然数は激減して何人も来ない。なのだがいつ来るかわからない客を待つよりは楽になる。
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手間とクレーム

いよいよ夏本番かと思わせるような暑さ。現場は左官とクロスの業者が入る。来週もほぼこのままの状態が続く。仕上がった部分から器具付けが始まる。器具付けだけでもしばらくかかる。 
 
器具がつくと試運転や調整に入り清掃する。まあここまで行くには10日頃までかかる。そのあと建具をつけて網戸をつけて外のカーポートをつけて…..。まあ中旬くらいですね、引渡しは。 
 
器具をつけるとお施主様でも気になるところが出る。棚の位置、照明の明るさ、ドア類の金物、建具の滑り、タイルの目地…etc.
日本人は細部にうるさいとよく言われる。うるさいなんて言ってはいけませんが。 
 
特に女の方が多いですが理屈に合わない無理難題もあります。傷とか調整で治るものはなく木目の柄が気に入らないとか思ったより暗いとか。人それぞれとは言いますが本当に難しいのです。 
 
こちらとしては出来る限り対応し手直し交換はもちろん時間経過で出てもやっています。建材でなく無垢材の加工なので傷もつきやすく木目も正直選べません。割れや隙間は埋めるとして木目までは。 
 
しかしお施主様の満足が第一ですから対応はしている。その対応いかんでいつまでも揉めたりするわけです。細心注意を払っても間違いはあるので素直に謝り渋る職人に直させるのです。職人の感覚とお施主様の価値基準は違うから手直しはいつも揉める。 
 
そう言う面倒が手作りや注文品には多いのです。印刷した建材なら傷以外は特にやることはありません。だから無垢材を使った手作りの家は減りこそすれ増えることはあり得ないのです。手間とクレームの多さが主な原因でしょう。