青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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ワンコの散歩

今日は早起きをしてワンコの散歩。散歩に行くと必ずウンコをするのですが今朝はもう済んでいる。あまり言えないのですが自宅付近は郊外でウンコは適当にします。とは言っても目立つところではあまりなので片付けますが。 
 
ボーダーコリーの赤ちゃんを買って4年。すっかり大人になって毛も伸びて夏は暑そうだ。手入れもしないので少し汚れてきました。専用の洗い場もないしホースで水をかけて洗う。嫌いで逃げ回りますが。 
 
散歩に行くと必ず会うのが何人かいる。広報を配る方は朝早くバイクで配ってしょっちゅう会います。数少ない同級生で髪が少なくなって老けた感じに見える。 
 
一軒だけ残った商店を経営していて人口減で苦労している。補うためにヤクルトの配達とか広報の配達を引き受けている。あちこち回って町内の情報通です。彼に聞けばなんでも知っている。 
 
子供が小学校へ通っているときはPTAとか子供会は役を引き受けていた。過疎地なので町内会も老人クラブも自動的に同じメンバーが活動する。私は仕事一筋でそう言う活動は断っています。 
 
協力はしますが役は引き受けません。同期が退職して家にいるのが大勢いるからだ。彼らに任せて私は仕事と言う訳です。今までは学校も消防も全部引き受けましたが体力の温存?のために断っているのです。 
 
で、ワンコの散歩をするとあれこれ行事に誘われる。できるだけ会わないようにしてはいるのですが。本当に余裕がなくなってしんどくなったなと思うこの頃です。


考え続ける

今日も一日事務所。見積もりや図面作成。業者が次々と見積もりを持って事務所へ来る。来れば色々喋っているから図面が描けなくなる。考えたイメージが喋ると思い出せなくなる。で、また最初から考える。 
 
歳をとると考える力が落ちる。お盆中からほぼ図面描きに追われて頭はフル回転が続く。頭を使うと夕方になるとボーッとして来る。肉体的にはちっとも疲れないのだが頭が疲れる。 
 
考え続ける能力と言うか根気が加齢で落ちて来る。設計は創造であるからアイディアやヒラメキで進んでいく。次々と浮かんで来ないと進まない。パソコンの前でなく寝ている時とか運転している時にヒラメく。 
 
忘れないようにすぐ図面にするのだがこの頃忘れる。ぼや〜としたイメージしか出て来ない。寝ている時にははっきりしていたのに出て来ない。これはイライラするがこの頃多くなった。 
 
頭脳は使って減るものではないから多分思考能力はそんなに落ちていないのだろう。ただ何もないところからイメージを膨らませて具体化するのは考え続けるだけではできない。ヒラメキがないとできない。 
 
できなくなるのは具体化しようとすることにどこまで執着できるかだ。飽きないで続けることができるかだ。そうなると興味があることや好きなことの方が上手くいく。現地を見てどんな家を作ると面白いか興味がないとダメだ。 
 
寝ながらとかテレビを見ながらとかズッと考え続けている。家内が話しかけても上の空で考えるためにサッサと寝る時もある。これを続けることができなくなれば引退と言うことだ。できなくなるのはいつ頃だろうと思う時がある。


目一杯頑張る

朝一でワンコの散歩、その後床屋へ寄る。それから事務所へ出勤。図面やら仕事を片付け午後は打ち合わせ。夕方戻ってまた図面の続き。 
 
今月に入ってずっと図面書きが続く。仕事があるだけマシで喜ばしいことだ。昨年まであまり仕事がなくて廃業もチラついた。展示場を売却して閉める相談もした。 
 
今年に入り少しずつ仕事の話が舞い込み月を追うごとに増えている。仕事は決まるときは決まるしダメな時はダメだ。ぶっちゃけこんなに決まれば来年はどうなるのかと心配になる。 
 
そんなことを言うと来なくなるので余計な心配とは思う。今まだって調子がいい時と悪い時があった。自分でできる範囲でやるしかないしできなければやらない。当たり前のことが普通にできるようになったのは最近だ。 
 
難しい仕事でもないときは無理をしてもやる。そして苦労をして儲からない。後悔をしても後の祭りだ。選ぶほどいっぱいあればこんなことはなくなる筈だ。 
 
現実はそううまくいかないもので重なる時もあるし開く時もある。しかしどんな時でも自分のできる範囲でベストを尽くし完璧を期す。調子が悪い時とかやる気が出ないこともある。 
 
常にベストを尽くす、言うは易いができない時も目一杯頑張る。ノウハウの蓄積と息子の技術で予算のない時でもなりなりのことはできる。そこが歳を取った最大のメリットだろう。 
 
できればこのまま歳を取らなければ良いのだがそうはいかない。見た目だけでも若くありたいとネットでチェックはしている。


床屋と農家

朝早く起きてワンコの散歩の予定が寝坊した。不満そうな顔で出かける私を見ている。早めにまた現場へ下見による。事務所で図面を書きながら見積もりの業者と打ち合わせが続く。午前午後とほぼ一日出入りする。 
 
家内の実家が床屋でいつも行っている。盆前から忙しくて行けないでいる。だいぶ伸び放題になって少し見苦しい。義父がなくなって以来兄が継いでいる。継ぐのがいないから兄で終わりになる。 
 
床屋とか大工は職人なので定年がない。体が動くうちは働ける。同い歳は働いているのは自営か職人しかいない。自宅の周辺は農家だがそれで食ってるわけではない。 
 
サラリーマンを辞めてから趣味で自分が食うぶんだけだ。親が残した農地と道具をそのまま使って継いでいる。前から手伝っていたから特別なことはない。 
 
田圃は年に何回か草刈りとか整備で駆り出される。行けないと罰金がわりに金を払う。正直農地はいらないから欲しいのがいたらあげたいくらいだ。農機具も全部処分したし。 
 
農家の生まれでも継ぎたくないのに進んでやるのがいる。床屋の兄で農地を取得し本気で畑を耕作している。趣味と言われる面積を超えている。小屋を建て農機具を揃え休みのたびにせっせと畑に通う。 
 
趣味と言うには本格的な収穫量で何度ももらっている。やれと言われてもやらないのに進んで農家になりたがるのもいる。熱意も本格的な農家並みで勉強もしている。農機具も趣味の範囲を超えてプロと言ってもいいくらいだ。 
 
床屋と農家をどちらが本業なのかわからないほど並行してやっている。老後の趣味と言うにはハードすぎていつまでできるやら。こちらは収穫したものをもらうだけでいつまで来るか心配するのみだ。CIMG66262


こだわりのリフォーム

少し気温が下がって曇りもあって涼しい。秋の気配が濃厚になった。朝一番で現場調査に出かけた。熱くなる前にと思ったからだ。笹薮を漕いだり歩き回って問題点を探す。 
 
また同じことを言うようだがリフォームの相談が出てきた。築年数で建て替えかリフォームかが決まる。概ね25年が目安になる。もちろん個々の違いはあるから皆一緒ではない。 
 
60代で25年前といえば40前で子供が生まれて家族らしくなった頃だ。とりあえず必要な部屋数と予算で適当な間取りで建てる。特に希望もなければこだわりもない。設計と言っても間取り以外に大きな変化はなかった。 
 
私は40年前に最初の家を実家の隣に建てた。23坪の小さな家で当時珍しい吹き抜けがあった。おかげで冬はずいぶん寒い思いをした。床暖房を設置したり金をかけた。 
 
しかし快適とは言えず狭くて物が溢れた。隣の親が早く亡くなったのでそちらに移った。元の家は息子夫婦が住んでいたが建て直した。家は年代によって用途や数が変わる。 
 
今リフォームを考える方は老後が一番の関心ごとだろう。リフォームであれ新築であれ終の住処になる。大きさはもちろんいかに快適に過ごせるかだ。ランニングコストも重要だ。 
 
無垢材で好きなように建てるのは少々のご予算が要る。ビニールクロスやベニアの家にまた我慢するのは納得しない。予算が厳しければ小さくすれば良い。そんな考え方をするのが増えた。