青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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パソコン

今日からお盆あけで仕事開始。知らないうちにトラックの走行距離が35万キロを超えている。23年で35万だから年に1.5万キロ弱。多いようにも少ないようにも思える。ほかに乗用車もなく専用だから仕事のみと言うことだ。 
 
実はお盆前にパソコンが突然死した。修理も難しいと言うことで中古を買い直した。メールからデータベース、CADまで復旧させないとならない。これがしんどい。 
 
若いときであれば,3日あればどうにかできた。もう今は根気が続かないし知識も古い。結局お盆休みをつぎ込んでどうにかした。他人を当てすることがなかったが今回はフル活用。 
 
手当たり次第電話しまくりでだいたいメドがついた。グラフィックソフトの一部が使えなくなりそうだ。買ったのは3年前の中古なのでOSが古い。ソフトの一部が対応していないので当分使えない。 
 
バージョンアップすればいいのだが肝心のCADが難しい。これに合わせてシステムを組むしかない。私の場合は一にCAD、二に見積のデータベース、三にHPの更新になる。グラフィックとか写真などはたいした重要ではない。 
 
すべて最新で使っているなら問題はない。パソコンは6年前のだったしCADも6年データベースも似たようなものだ。OSだけを更新すると動かなくなるのがある。特にやっかいなのがCADでこれが一番肝心とくる。 
 
バージョンアップはパソコン本体より高くて簡単にはできない。バージョンアップをするときは本体ごと一気にやるしかない。相当な出費なのでなかなかできない。そろそろと思っているうちに今回のような事故になる。
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大黒選び

午前中は作業場でお施主様と材料選び。当社の在庫と隣の製材所と見比べる。製材所は販売が目的なので在庫は挽いてすぐが多い。当社は最低5年くらいは乾燥する。モノの良さから言えば製材所は良いものしか扱わない。当然比べるべくもない。 
 
結局値段を聞いてそれなりの判断になった。在庫のモノで修正挽きの予定の在庫をすべて見てもらう。客からすればどのくらいのモノが見積もりしたものか確認したい。現場へ搬入されてしまえばもう納得するしかない。 
 
加工前の今が一番気になる頃かもしれない。できたモノが見れないと言うのは不安要素ではある。ただこちらも作ってみてから金額を決めるなんてこともできない。ある程度客の要望には応えている。 
 
在庫はすべて乾燥したモノばかりだが製材所から買うモノはそうとも限らない。丸太を見て買うような場合は生と言うことだからすぐ使えない。2,3年後のために在庫する。 
 
とにかく大黒や大梁は見てもらって決めた。土台はすぐ挽いてもらったので明日から加工できる。4寸角や5寸角は在庫があるので刻みが開始できる。お盆前にできる分はやりたいと思っている。お盆過ぎから大工を増やして10月までに刻みや加工を完成させる。
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太さ

台風の影響なのか朝から雨で涼しい。午前中から倉庫で材木の整理と並べ替え。明日はお施主様が修正挽き前を見に来る。今度のお施主様はとことん木にこだわりを持っている。刻みに入る前からすべて自分の目で確かめないと気が済まない。 
 
自分自身が鐵工所経営の職人だから現場のことは特に気にする。加工前の材料段階から刻みをする途中まで全部見たいと言う。古民家風の家を建てたいと思い5,6年は県内を見て歩いた。一番気にするのは材木の太さ。 
 
まあ無理もないことだが他所より細いのは素人でもわかる。目が良いとか割れにくいとかはわからない。挽いて2,3年か10年経っているかなどはプロでないとわからない。大工にすると後で割れたりするのは揉めたりするから嫌われる。  
 
丸太の段階で割れにくいとか目が良いのはわかる。だからこうしたまっすぐで太い丸太は高い。曲がっているのの倍はする。神社お寺はこうした丸太が出るとすぐ買ってしまう。予算もあるから金に糸目はつけない。住宅ではこうはいかない。 
 
素人は現場を見ても寸法を確認する方は少ない。思い込みだから実際よりも太く感じる。私なら見て寸法はすぐわかる。大黒柱で30センチを超えるのを見たことはない。話の種としてもっと太いのはよく聞く。実際はそうでもないのが多いと思うが。


オリンピック

暑い…..昨日も今日も。昨日は打ち合わせで今日は作業場で在庫出し。いよいよお盆過ぎから刻みに入ることになり在庫を引っ張り出した。フロービングとか加工の打ち合わせもあって一日かかる。 
 
都知事選挙が終わったかと思えばオリンピック。イチローの3000本安打もどこか霞んでしまう。こんなことを言えば怒られるかもしれないが期待が大きすぎるような気がする。次もあるので余計期待するのだろう。 
 
これからの4年はオリンピック景気が来るのだろうか。期待値の高さは全国民を巻き込んで景気回復の期待まであるようだ。確かにメダル獲得は皆の高揚感を誘うからね。そう言う意味で政治家もうまく利用しようとするだろうね。 
 
春からの景気は思ったより良くなかったようだが今後はどうなるか。オリンピックや高校野球で少なくとも気持ちは晴れるような気がする。景気なんて気分の問題だからね。 
 
不景気と言いながら高所得層と高齢者の資産は増え続ける。あと20年もすると高齢者の相続などでお金が回るようにはなる筈だ。またその頃は介護問題や医者不足も解決するかもしれない。 
 
高齢者に偏った資産と減り始める後期高齢者は景気回復には一番の決め手とも言われる。確かにいまの80代以降は年金や資産が多くこれからの高齢者は少ない。超高齢者社会も団塊世代が80代になると次が減ってくる。 
 
何だかんだと言いながら国民の総資産は膨大だ。ほんの一部が消費に回れば景気回復なんてすぐだ。今は30代が苦労する時代なようだ。子供を産めば預けるところがないし所得だって少ない。80代がもらう年金よりも稼げないのが結構いる。


長持ち

今日からオリンピックが始まる、あまり関係がさそうだが。昨日早速サッカーが負けたし。次のオリンピックの開催国が日本なので大いに盛り上がるだろうね。都知事選挙の騒動が尾を引いてそちらもオリンピック絡みだし。 
 
今日は書類や図面を用意して明日の打ち合わせに備える。事務所の玄関ドアが22年目で腐って穴が開いた。で、アルミ板を貼って隠した。サッシ屋からアルミ板の切れ端をもらって自分で貼った。 
 
22年くらいで腐って穴が開くのは尋常ではない。メーカーの名誉のために言うなら原因はこちらにある。住宅用玄関ドアを入り口に使用する際に模様つきガラスを透明に変えた。型ガラスは厚さが4ミリで透明は3ミリである。 
 
ビートと呼ばれるゴムでアルミ枠に押し込んである。薄い透明に変えたのにビートをそのまま再使用した。隙間が空く道理で長年に漏って中が腐った。本当は交換した際にビートではなくシリコーンでコーキングするべきだった。 
 
腐ったところをえぐり出して貼るのだが表面のアルミの下は発泡スチロールになっている。木枠にアルミ板を貼っただけだ。私も勤めていた会社だからあまりなことは言えないが少しひどい。 
 
これだから建材が20年くらいしか持たないと言うのを納得してしまう。何かの原因で表面が腐るとひとたまりもない。木製ドアも使ったことがあってこちらも表面が汚れて怒られたものだ。 
 
丈夫そうなアルミ製でもこの程度なら汚れても本物の木の方がまだマシだ。県産材にこだわるようになったのにはメーカーでの体験も一因になっている。 
 
見た目優先で耐久性にはあまり関心を持たないのがメーカーだ。住宅会社も同じで長持ちは家ではなく儲けたメーカーの方なのだ。