青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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フローリング材

午前中に投票を済ませいつもの温泉へ行く。天気も良く人もいないし貸切状態。ゆっくりと浸かりいつもより長めに入った。夕方から相撲観戦。何だかジジイ臭い過ごし方だなあ。息子が栽培しているブルーベリーも収穫適齢期。畑では息子夫婦と孫が草刈りや手入れの真っ最中。 
 
今日は契約書や図面を用意する。図面も最終局面に差し掛かりあとは現場で打ち合わせ。午後も事務所で夕方からエアコンのクレームで現場へ。帰ってブログを書き終了。 
 
本格的な夏に入り来月から始まる現場の準備作業がある。材木から始まり曲がりや大黒を用意する。フローリングや天井板、腰板全て加工する。その材料も用意する。終盤に入ると家具関係の製作が始まる。ベニア類やjパネルなどを使う。家具関係は建具屋と大工が作る。 
 
フローリング一つとってもサクラと赤松、栗を使う。仕上げ寸法に応じて在庫を確認し足りない場合は新たに製材する。サクラは公園の伐採で出た根っこに近い部分を大量に手に入れた。ほぼ運賃のみと安いのだが製材賃にかかった。結局普通の値段になってしまった。乾燥は十分で使い頃だ。 
 
赤松は4,5年前にフローリング用として製材し在庫していた。数量が10坪程度と少なく使い道がなかった。少し地味で若い方には向いていない。和風や古民家向きと言ったところか。栗は土台の余りで捨てるよりはと溜め込んでおいた。5,6年外に放っぽっても腐らない。独特の風合いで硬くて丈夫だ。 
 
栗は寸法がまちまちで土台をとった残りから作る。なので様々の寸法の板が残る。これを寸法ごとに積み直し分ける。以外とまとまった数量にならないので使うチャンスがない。住宅は一階だと20坪くらい必要だ。満たないと溜まるまで待つ。 
 
厚さによっては腰板とか天井板にする。出来上がるとすごく良いのだが何せ数が問題だ。都合良く間に合えば良いが余ったり少なかったりだ。そうやって倉庫には様々の木の在庫が溜まって行く。いよいよ使い道がなくなると薪になる。その薪だってトラック一台分は溜まっている。


ご近所トラブル

今日も暑い。来週には事務所の町内の清掃日がある。道路や公園をきれいにしようと言うものだ。市の号令でゴミゼロの日と言うのがあって17日にある。私の町内ももちろんあって参加している。同じ日なので事務所の方は欠席する。その代わりと言っては何だが事務所前はきれいにしておく。 
 
少し早めに出て事務所前の歩道の草取りをした。隙間から結構草が出てくるものだ。毎月のようにきれいにしてはいるが今度もきれいにしておく。初めて事務所を建てたとき清掃日に参加しなかった。そしたら清掃した草を事務所前に積んで置かれた。 
 
その後旧知の町内会長に聞いたら道路沿いの家は舗装してあるところが多い。取った草を集めるのが面倒で土のままだった事務所前に積んだと言うことだった。別にたいした量でもないし参加できないこちらが悪いと思っていた。 
 
その後町内会長の指示なのか置かれることはなくなった。不参加は今でもそうでできるだけ自分のところくらいはきれいにしてる。新築をすると新たにご近所付き付き合いが始まる。だから工事開始にはできるだけ挨拶に行くようには施主に話す。 
 
新興の整備された団地などは若い方が多い。挨拶も無しと言うのもあると聞く。長く住むには要らぬ近所トラブルは避けたい。何事も最初が肝心だ。上棟式に金を掛けるよりご近所挨拶に回した方が将来のためになると思う。


ローン

気温が上がって夏らしくなった。午前中は打ち合わせで午後から図面作成。少し早めに帰って倉庫の在庫整理予定。日中は暑くてできない。2,3日前にフローリング用を整理したがまだまだ半分以上も残っている。一気にやると相当ハードな仕事だがチョビチョビ毎日やるしかない。作業場の方は全く手付かずでこれから刻みに入ったらやる。 
 
先月の住宅着工数は改善されて前年同期を上回るようになった。住宅取得意欲も増えているようだ。消費税先延ばしもあって有利な金利のローンが順調らしい。やはり消費税上げの先延ばしが効いているのだろう。特に伸びている実感はしないが横ばいからやや伸びている感じだろうか。 
 
昨年から施主からの接触が増えている。展示場を見たいとか相談したいとか様々だ。仕事がありすぎてと言うことでもないので成約率が落ちている。あちこち見たり聞いたりが年々増えている。まあ業者から見れば相手をする時間が増えていると言うことだ。 
 
話を聞いたり簡単な図面作成までは無料をうたっている。2,3人いると図面や調査などでてんてこ舞いする。2,3ヶ月するとそれっきりと言うパターンが多い。検討比較されるのは仕方がない。こちらも相手にもされないよりはマシと思っている。 
 
土地が決まっていないケースが圧倒的に成約率が悪い。土地を買うにはどうするかすら知らない。自己資金があって建物だけのローンであれば問題ない。土地を契約するには頭金を支払いローン契約をしないといけない。ローンを組むには原則建物に付随する土地しか認められない。 
 
土地の契約イコール建物の契約になる。不動産業者は土地代金の支払いを催促するからよけい焦ってくる。家を建てるには建築業者とよく打ち合わせの上探さないとならなくなる。だから土地代金の支払いの仕方がわからないような方はなかなか成約まで時間が掛かる。つまり決まらない方ということだ。 
 
住宅会社などは見学会などい来た客に最初にローンの話をする。そちらを任せてもらえば土地も探すと持ちかける。以外と簡単に任せる客が多い。ローンを組むのが難しいとか厳しいとか脅して自分のペースに持ち込む。ローンを通してあげるから任せろと言うことだ。 
 
ローンの審査基準が変わって30年以上のローンであれば大概の方は通る。昔は収入の20%以内とか厳しかったが今は30%と緩くなっている。私から言わせれば過大なローンは博打のような一生に繋がる。人生長いから病気など思いがけないことがあるものだ。ギリギリの支払いは子供の教育にもしわ寄せが来る。そこまで無理をしなくともと思うのだが余計な御世話だろうか。


豆腐屋

曇りがちですっきりしない。日中は少し日が差して暑くなるが夕方は涼しい。事務所に1日いたが途中で豆腐を買う。いつものメンバーが5,6人集まって井戸端会議の真っ最中。30分ほど待って買う。 
 
久しぶりの移動販売の豆腐になる。本当に一番美味いと思っている。朝市にもたまに出店しているが休んでいる時が多い。豆腐屋のおばさんもお疲れ気味なのだろうか。歳は私よりやや上と言ったところか。いつものように明るく冗談を言いながらテキパキと捌いていく。 
 
5,6年前に娘さんが後を継ぐとかで一緒に来たことがあった。2,3ヶ月もしたらまた元に戻った。それなりに重労働なのだろう。時間も限られるし子供がいれば難しいかもしれない。 
 
夫婦で旦那が作って奥さんがワンボックスに乗せて販売する。事務所開設いらいだから20年以上になるがもっと前から来ている。毎週木曜日の4時半ごろと決まっているがたまに遅くなったりする。ある時1時間待ってもこなかった時があった。さすがにおばちゃんたちも待ちきれなくて帰ったのもいた。 
 
携帯を持つという習慣がなかった当時だった。今だったら携帯で連絡が取れる。それでも時間通りに来るとは限らない。コンビニ時代で欲しい時に買うという習慣が身についた。30分以上のんびりと待つというのも珍しい。メンバーがいつも同じで私より年上だからおばちゃんと言うよりおばあちゃんだね。 
 
たまにしか買わない私はいつまでもお客さん扱いでそれでなくても男は一人しかいない。井戸端会議に参加するでもなくボーッと立って待つ。4時半頃というのは半端で忙しい時間帯だ。事務所を空けることが多い。家内に言われて昼まで覚えているがつい逃す。もっと早いか遅ければ忘れないだろうが。


果樹

1日中雨、時折強く降る。気温も低めで暖房が必要だ。業者の所へ図面を持っていく以外は事務所。ただ座ってばかりいると調子が悪い。本当は倉庫で材木をいじりたかったのだが。 
 
自宅の庭に息子が植えたブルーベリーが食べ頃を迎えた。毎日孫と一緒に食している。ワンコも大好きでいくらでも食べる。ブルーベリー狩りもあちこちで始まった。サクランボが終わるとブルーベリーになる。 
 
サクランボと同じ頃にビックリグミが出る。30年以上前にお客さんからもらった。普通のグミよりだいぶ大きい。味は変わらないから食い甲斐がある。木も大木になって枝の剪定に苦労する。ある程度剪定しないと実がつかなくなる。 
 
15年くらい前にもらったハスカップが植えてある。土が合わないのかほとんど実がつかない。ハスカップは北海道の釧路あたりに沢山ある。痩せた原野のようなところでも育つと聞いたが我が家はダメだ。 
 
そこで事務所の脇に移植しようと計画中だ。事務所は日当たりがよく土も良いのか何を植えても育つ。栗の苗を買って自宅と一緒に植えたらこちらの方がかなり成長が早い。土が良いのだろう。 
 
野菜同様果樹も土次第な気がする。何を植えても育つところもある反面ダメなところもある。日当たりは似た様なものだから肥料もだが土が大きい。事務所に黒竹を移植したらあっと言う間に太い竹が出た。自宅は20年以上かかっても細いのに。 
 
展示場を建てて6年になるが周りに木は栗以外に何もない。殺風景なので色々植えてみようと思う。竹を植えただけで風情が違う。それよりも駐車場の雑草をきれいにしないと。