青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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予約制の見学会

今日も暑い、真夏並みで半袖が欲しくなる。午前中は図面作成、午後は現場廻り。洗濯機の移動は順調に行って完成。先日引き渡しの現場へ様子を見に行く。明日から本格的な引っ越しでまだ生活はしていない。 
 
見学会のお客様はまだ本格的には進んでいない。やっと現場を見に行ったりお話程度。新築以外で見学会と言うのは初めての事だ。大量に集めてめぼしいのを探すと言う従来のやり方を変えたい。来場者が重なるのは普通でふと気づくと5,6組になる。こうなると誰を相手にするか迷ってしまう。手当たり次第声をかけることになる。 
 
見学者と言っても様々でまだ海のものとも山のものとつかないものもいる。もちろん具体的なプランとか土地すらも決まっていない。計画すら今思いついた程度と言うことだ。こちらが話しかけても反応が薄いタイプだ。 
 
少し計画が進んで各社の比較をしているのもいる。こちらは間取りや予算にかなり具体的だ。ただ素人の思いつき程度の簡単なプランしか知らない。本格的にプロに設計をしてもらったわけではない。普通の家つくりでこれでそのまま建てる方も多い。 
 
中には2,3年長い方だと5年以上と言うものいる。いわゆるこだわりのある方で見るポイントもかなり詳しい。素材から建て方までこれと言うのが決まっている方だ。当社は木の家つくりがウリなのでこ言った方がたまに来る。大勢の見学者の中から探すのは至難の技で話をしながらやっとわかる。ここまで至るのに2,30分はかかるだろうか。 
 
ごちゃごちゃと何組も来場する中からすぐわかる訳ではないのでかなり見逃すことになる。本当はジックリと話を聞きたいと思っていると思う。もちろんこちらもそう願うのだがうまくいくとは限らない。むしろ他が邪魔になる。来ていただいて邪魔はないが少なくとも数は多すぎない方が良い。そういう考えから今回は予約制にした。今後はどうするか決めていないが維持することになるだろう。


古民家風

小雨が降って朝露に濡れている。日中もほとんど降らず陽が出なくても暑い。洗濯機の移動の工事があって朝一で採寸。3時過ぎに作って持って行く。明日は水道屋が工事する。昼には今度予定の現場へ写真撮影で行った。明後日打ち合わせをする。 
 
久しぶりにコテコテの古民家が始まる。一昨年からお付き合いがあってやっと辿り着いた。お施主様は4,5年前からあちこちの現場を見て歩いていた。建具屋さんの紹介で当社の現場を見にいらした。10年前に建てた古民家風の現場を見て文字通り感激した。 
 
感激は大げさだが今まで見た中でピカイチだったようで話が進んだ。自営の方で60歳という年齢もあってあまり時間がない。もちろんご自分で建てる初めての家になる。こだわりの部分はいくつかあって妥協はしたくない。 
 
普通は予算に合わせて仕様を変更したりする。どうしても自分の思いを通したいのでなかなか金額が決まらない。もちろん普通の家よりは高額になるから覚悟がいる。当社にはこういう家つくりの客が集まる。全て着工できるわけではないがそこそこ妥協する方が多い。通すにはそれなりの資金がいると言うことだ。


老後のためのリフォーム

昨日よりだいぶ涼しくなって快適な1日。朝から見学会のお客様のところへ。色々お話を伺いながらこちらの提案をすることにする、22年前に建てた家は設計屋の図面で大工が建てた。吹き抜けや開放的な間取りだが暖房が全く間に合わない。同年代のご夫婦の老後を見据えたリフォームになる。 
 
リフォームのそれも老後の備えとしては潜在需要は物凄い。築20年前後と壊すにはもったいない。リフォームなのだが大掛かりになるのは目に見えている。資産や預金の高で実現できる方と諦める方に分かれる。 
 
若年層だけでなく熟年層だって格差は大いにある。年金だけが頼りでは病気になったら資金不足になる。上がり続ける介護保険料で年金が下がらなくても苦しくなる。最後まで自宅で頑張るためには住まいがそうなっていないと難しい。 
 
介護施設だって簡単に入れなくなるかもしれない。自宅で頑張るには夫婦だったら良いが一人では不安だ。しかも家がそうなっていないと頑張れない。最後まで自宅に居るためには何らかの手を打たないとならない。つまり老後のためのリフォームと言うことだ。


見学会2

例年今頃の時期にえらく暑い日が続く。田植えの真っ最中で喜ばれるですんがね。で、こちらは見学会の真っ最中。昨日の日曜も午前はペケだが午後は3組ほど。夕方後片付けで終了。今日は鍵をお渡して引き渡す。クレームと言うか直しがあって現場へ行く。午後は図面作成。 
 
今回は予約制もあって数も少なく相手をするのも楽だった。電話が来てから現場へ行っても間に合う。何組かは招待客なので尚更だ。誰でもOKの場合だと来なくても誰かが現場にいないとならない。と言うよりも一日20組も来場すると相手をするにも疲れる。呼んでおいて疲れるもないのだが。 
 
仕事は不思議なもので色々な縁で繋がってくる。見学会などはそう言う意味でてっとり早い。地図を載せて新聞広告を打てば良い。興味があれば寄ってくるしダメな時はダメだ。経験で何となくこう言うのはダメとわかる。広告のデザインとかインパクトがない場合。場所がわかりにくい場合。まあこう言うのはダメだろう。 
 
古民家とか一般受けしそうもないのもダメかもしれない。逆に古民家と現代風をうまくミックスしたようなものは受ける。受けるのだが限られる客層しか狙えない。当社としてはこう言った方々にPRしている。古民家とか明治大正の洋館とか古いものに興味を持つ。大概一度普通の家を建てた方に多い。 
 
予算的に手を出せないのもあって中高年に多い。リフォームと新築と半々か。老後の住まい作りは避けて通れない。いつかはどうにかしないとならないと思っている。資金の目処がつく方のみ現実化できる。


見学会

今日も見学会は続く。午前中一組、午後一組。ほぼ予想通り。新築とリフォーム、これも予想通り。半分は新築だろうと思っていた。明日は招待した方もいるので若干は多いかもしれいない。地図を入れてだれでもOKのやり方に比べ予約制は電話が来てから現場へ行っても間に合う。その間他の仕事ができる。 
 
見学会は何度かやったが予想をはるかに超えて大勢来たときもあった。逆に一日いっぱい待っていても一組だけと言うこともあった。一般的に分かりやすい場所とか工事中も目立って見られているところとかは多いものだ。今回はよほど詳しく知っている方でないと来れない。 
 
多分少ないと踏んでいたので予約制にしたわけだ。電話なりメールが来てから現場へ直行しても間に合う。何よりたくさん来ていただいても確率が落ちるだけだ。何組も来場していただくと一人一人とじっくり話ができなくなる。 
 
初めて出会って互いの人となりがわかるのは重要だ。そう言う意味で当社のように少ない現場でやっているところでは大勢の来客はあまり意味がない。過去に二日間で4組しか来場がなかったのに全員建てた例もある。予約制であれ何であれこちらに関心があれば客は来場する。明日が最後なので頑張らないと。