青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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職人不足

予約してあった歯科に行く。終わって現場へ後片付けの様子を見に行った。
伐採したあと枝や根を片付けるのだがまだ終わっていない。枝や根は処分が難しく高いモノに付く。
森林組合なども枝専用の処分場を持っており機械で砕いている。根は埋め立てる以外に方法がない。
伐採した木はチップ用に販売できるが広葉樹は良いとして松などの針葉樹は安い。運賃を引いたら残らないほどだ。

小屋とか色々な現場があって中々進まない。職人たちが一番忙しい時期というのある。
12月に入ると仕事探しの電話が来るようになる。春3月までが職人の冬眠期になってしまう。
その分を4月から11月で稼ぐ。さらに成り手がいない職種はいよいよ本格的な職人不足になってきた。
仕事を取るよりも職人を確保するのが難しい時代が来そうだ。特に小さな仕事は厳しい。

今チョコチョコと頼まれているのが溜まってきた。息子と二人でやろうと思うが忙しい。
私ではなく息子がです。高齢化社会は昔だったら自分でやれるのも頼むことになるのだ。
木を切って欲しいとか小屋のゴミを捨てて欲しいとか。毎年ゴミ片付けだけでも2,3箇所ある。
他に工事が付随するならいざ知らずゴミ片付けだけだと辛い。親戚とか建てた方の紹介だから断れない。DSC_4957


薪ストーブ

雨が上がって天気が良くなったらすっかり秋になった。通りがかりの薪ストーブから薄い煙が上がるようになった。
我が家はまだ薪ストーブでなく息子たちの家から煙の匂いがする。風の向きや燃やす薪によって臭う。
住宅街の密接したところは注意が必要だ。思わぬトラブルになったりする。
薪割りのチェンソーなどもってのほかで虫が付くとかモメるところもあった。それでなくとも薪から出る埃などまで言われたりする。

事務所にマキストーブを設置する計画をしている。昨年小屋の解体を頼まれた折に薪ストーブが設置してあった。
ほとんど使った形跡もなく新品状態だ。作業場の片隅に放ってある。
事務所には床暖房が入っている。灯油ボイラーで温める方式だ。
灯油の値上がりと薪そのものが手に入りやすいので設置しようと思った。簡単なシングルの安い煙突を考えていた。

煙突掃除が頻繁になるのとやはり燃えが違うので断熱煙突にしたい。費用がかなり違うので迷っているうちに冬が近づいた。
展示場には本格的な煙突仕様なので掃除もあまりいらない。作業場にあるストーブは安い中国製だ。
燃えも悪いし煙が漏れたり評判が悪い。だからいずれ本格的な鋳物の薪ストーブが欲しくなるに決まっている。
その時にまた煙突工事をするよりは今断熱煙突にしようと考えたわけだ。自宅にも設置計画があってこちらも本格的なモノにしたいし頭が痛い。


住宅デザイン

朝から打ち合わせで午後までかかる。間取りはもちろん細部まで施主様には理解が進む。
こちらとしては大枠の間取りを考えるときに細部も検討している。施主の理解が追いつかなくなるのでスピードを加減する。
間取りというが生活スタイルを決めることに他ならない。テレビをどういう方向から見るかとかキッチンから洗面トイレがどう見えるか….。
マンションなどはトイレと洗面、バスが一体化している。家族がいれば問題になることも多い。

設計者としてはそのスタイルさえ押さえると上手くいく。ズレるといつまでも進まなくなって気まずくなる。
住宅会社は今でも間取りは大きさと数で勝負する。より小さな坪数でたくさんの部屋数や収納とかの量を増やす。
しかし実際は生活空間の集合が家なのだから数ではない。色々なシーンを家族毎にどうやって実現するかなのだ。
大工工務店で建てる方はほぼ検討することのないやり方だろう。住宅会社だって複雑な間取りや要求には限度がある。

自分が歳をとってわかったこともある。30代の夫婦に老後はイメージできない。今が全てでメンテンスや耐久性すら問題にしない。
バリアフリーや健康問題は一部の方には問題になる。シアタールームとか今の生活スタイル最優先も多い。
デザインは流行りが一番受けるので住宅会社向きだろう。設計事務所あたりは少し先、あまり突拍子ないのはダメだ。
中国とか東南アジアの一部の住宅デザインは日本よりはるかに進んでいる。その傾向はこれからより激しくなりそうだ。


温泉とあんぱん

今日も祭日で休みなのだが図面描きで出社。電話も鳴らず捗る。
打ち合わせがあるので今日中に完成させないと。OSを変えたらCADの調子が悪い。
いきなりフリーズや操作ができなくなる。だから描いたものがパーになってしまう。
これは腹が立つ、10分毎のセーブのはずが1時間分くらいなくなる。セッセと保存しないと。

昨日は作業場の近くの温泉に行った。いつも側を通っているのに入ったことがない。
例のあんぱん屋に近い。山の中にポツンとあって谷になっているので駐車場すら小さい。
お湯はヌルッとした無臭で透明。設備はさすがに10年くらい前に建て替えたから新しい。
とかく田舎の温泉は設備が古く全体に汚い感じがするものだ。その点では合格だ。

家内など女の方はそう言うところが気になるようだ。帰りはもちろん殿さまあんぱんを買う。
夕食に来た娘が気に入ったようだ。あんぱんは洋食に合うパンと違い好みがある。
年配者向けと思うが若者にも支持されるかもしれない。話題にはなっても商売として採算が取れるかだろう。
あんぱんで食っていけるなら楽しいことはない。夫婦で始めたあんぱん屋がどこまで頑張れるかかだ。


眼鏡店

昨日の打ち合わせ内容を忘れないうちに図面化する。ほぼ1日事務所。
他の用もないので何もなし。ゴミも昨日運んでもらったのでキレイになった。
つかむグラップルのついたトラックであっという間だ。クレーン付きを売却したので倉庫は広々している。
フローリング、羽目板の加工業者もなくなったので在庫もいらない。あまった栗や桜は薪にしかならない。

最近テレビをメガネなしで見るのがしんどい。気になって眼鏡店で視力を調べてもらった。
特に大きく落ちているわけでもなさそうだ。図面ばかり描いているので疲れたのかもしれない。
老眼鏡は遠近と中近の二種類使い分ける。パソコンには中近、普段は遠近を使う。
遠近で近くのものを見るのがしんどい。で、遠近を遠中にしてもらった。

格段に変わったと言うわけでもなく見やすくなったほどでもない。メガネは調整が難しい。
本当にぴったりのメガネはかなり大掛かりに時間をかけないとならないらしい。
売るための簡単な機械で調べてもらっても使いにくい。なんでもそうだが調べるところが一番肝心だ。
その結果次第で本当に合うメガネが作れる。眼鏡店の機械でオネーチャンに調べてもらってもなかなか合わない訳だ。