青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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外部メンテナンス

いよいよ梅雨に入りたまに暑い日がある。東京は大変なようだがこちらは関係なし。最高気温が24度と快適そのものである。線状降水帯とか聞き慣れない大雨が増えた。地球温暖化などと関係があるのか色々大変なことになっている。 
 
こちらでは小雪となってこれはこれで助かってはいる。ここ何年か30センチ以上降った年はない。自宅から始まって事務所もとなると午前中ぐらいは雪かきになる。雪かきは体力を使うからこれからできるかどうか怪しい。 
 
近頃の新築住宅は軒の出の少ない四角い家が主流だ。これは積雪や大量の雨に外壁が接する可能性が高い。外壁が痛みやすいと言うことだ。業者側から言えば屋根面積が減り軒裏も要らない。だからコストが大幅に下がる。 
 
簡単に言うとコンクリートや金属のような雨に強い外壁材と大違いだ。窯業系の繊維を混ぜた外壁材がほとんどの住宅は雨に弱い。吸水性のスラグなどと混ぜた基材に塗装で持たせただけだから表面のヒビから浸水する。セッセと塗装をしないとならない。 
 
深い軒で雨を防ぐ従来のやり方とはだいぶ違う。自然素材の板とか漆喰などは雨に弱いので軒でカバーするよりない。勿論外部用の塗装もあるから昔とは違うが隙間は外壁材よりは多い。完璧ではないから軒でカバーする方が安心だろう。 
   
軒の出を深くすると隣地に雨や雪を落とすから距離を取らないとならない。狭い敷地を有効に活用するにはない方が良い。とまあこう言う事情で軒のないストンと真四角な家が増えた。あとは窓のデザインで差をつけるよりなくなった。 
 
窓サッシは省エネの観点から高級化してガラス面積の大きいのが大流行りだ。取り付けも搬入も大掛かりでコストアップの原因になっている。軒のような地味なものからガラス面積の大きさにデザインの主流が移ってきた。形もバラエティになりますます高くなった。 
 
塗装や外部建材はビルの建物のようにメンテナンスに金がかかる。ただ作る業者だけが簡単になって儲かるようになってきた。流行にとらわれるとコストの高い痛みやすい家を増やすことになる。レトロな古民家風は手間と時間がかかってこれはこれで高くつくのだが。
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庭木の手入れ

梅雨に入りスカッと晴れない日が続く。とは言うものの確実に気温が上がり半袖も間近い。個人的には体調も悪くないし現場も何とか終了した。入院中は仕事に復帰できるか不安もあった。徐々にではあるが進んでいる。 
 
梅雨の時期は挿し木ができる時期になる。空木、ガマズミ(ジョミ)、びっくりグミ、柘榴などに挑戦している。ハスカップもやりたいのだが同じ種では結実しにくい。別種を購入するしかない。カリンなどもできそうだがあまり増やしてもなあ。 
  
我が家ではコンポストで堆肥を作っている。先に始めたのが息子たちで大掛かりに作っている。真似をして私もやったが水分が多かったのか腐ってしまった。ものすごい匂いでドロドロの状態になった。仕方なく畑に穴を掘り埋めた。 
 
残飯ゴミだけを入れたので発酵が追いつかなかったようだ。土とか枯れ草などを適当に混ぜないと上手くいかない。ゴミを出す時は腐りにくい骨や種など入れないようにしないとならない。ドラエモンではないから何でも入れれば良いのではない。 
 
事務所の庭はあれこれ植えて賑やかになってきた。花より団子ではないが実がつく木ばかりだ。あまり大木になるようなものは植えない。栗が大木になりかかって建物にかかってきた。葉が落ちたら剪定はやっているが勢いがつくと一夏で大きくなる。 
 
いつか栗は伐らないといけないだろう。狭い庭に植えるのが間違っていた。ただ成長も早く隣地からの目隠しにはなる。丸見えも困るのでセッセと伐るしかないようだ。暇つぶしにはちょうど良いようだ。 
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現場管理

先週からトイレの工事をしている。今週末で終わる予定だが現場には毎日行くから疲れた。行けば打ち合わせと資材の配達やらゴミの持ち帰りなどでトラックは活躍する。日程通り職人が来るか、問題なく進んでいるかチェックする。 
 
現場管理は工事の仕上がりと予算に大いに関係する。現場は順序が決まっていて前の業者が終わらないと次ができない。資材もあまり早く持ち込めないし間に合わないと話にならない。手配と発注が主な仕事になる。 
  
業者は大抵当社よりも大きいので職人が決まってくる。慣れた職人が来ると言うことだ。時間に正確なのもギリギリなのもいる。大丈夫と言っても来るまで信用ならないのもいる。 
 
職人により手配や打ち合わせをする必要がある。危ないのは念を入れて連絡をしたり直前にも催促する。段取りは遅くても仕上げが綺麗なのもいる。調子が良いからと言っても粗末な出来はダメだ。 
  
長年付き合っていると仕事のスピードが分かってくる。次の工程には重要なので遅れ気味は困る。3日でできるはずが遅れたら次が入れない。それを繰り返すと職人に信用されない。向こうだって困るからだ。 
 
リフォームでは職種が10種以上になるから遅れたら玉突きで工期が狂う。職人にも現場管理が出鱈目なのは嫌われる。コストがかかるから見積りも吹っかけられる。設計者以上に現場監督の出来次第で仕上がりは勿論利益も違ってくる。


知事選

月を越して6月、県知事選挙が日曜日にある。色々あって期日前投票をいつもする。期日前投票所は4箇所ほどあって行ったことが無いところを選んだ。ショッピングセンター内にある投票所に行った。結構混んでいた。 
 
自宅周辺はいわゆる過疎の気配が濃厚な地域だ。市内とは言っても郊外なので小学校も廃校になった。選挙は元小学校で行われる。そもそも人口減の進むところであるから投票者も少ない。投票所には市職員が5名ほどと立会人二人がいる。 
 
投票人はほぼ一人ずつと言って良いほど少ない。中に入ると一斉に注目の的のような雰囲気である。いつも夫婦で行くのだが誰かと一緒の時が少ない。混むのも嫌だが少なすぎるのも嫌だ。で、期日前投票に行くようになった訳だ。 
 
下がる一方の投票率と減る一方の住民。混み合う地域もあるが一日何人行くかと言うところもある。こういう所はあちこちで増えているだろう。税金の無駄使いだから学校のように統合とかしないとならない。 
 
今度の知事選挙は投票率も上がりそうだ。今までの信任投票のような雰囲気ではない。前と同じでは地方は衰退する。多少荒っぽい方法であっても何かをやらないとならない。そこの所は以前とだいぶ違うような気がする。


電動車

昨日までは夏のような天気だった今日はやや涼しい。明日、明後日と更に低温になりそうだ。今日はトラックを車検に出した。しばらく使わない日が続きバッテリーがやや弱った気がする。見てもらってから判断する。 
 
電動車がヨーロッパを中心に普及が進んでいる。アメリカも似たような傾向だ。欧米のメーカーに電動車が人気なのは日本車のハイブリット技術に対抗するためだろう。ハイブリットは電動車への通過点のようなものだ。 
 
電動車には問題はあるが将来的には普及するだろう。現状は充電設備が少ないとか積んだバッテリーの寿命とかそもそも充電する電気が二酸化炭素を排出するとか….。一気に普及するにはまだ時間がかかりそうだ。 
 
今後途上国に車が普及するとこれらの問題は更に深刻になる。手に入りやすい石油燃料はすごく便利なのだ。産油国なら更に有効だろう。ハイブリット技術は日本が開発しダントツのレベルだ。 
 
他国メーカーには相当なハードルなのだ。将来の先取りのような電動車はメーカーの存亡に影響する。車は欧米だけで売るものではないから電動車オンリーはまだ先のようだ。世界には車が普及していないところがある。 
 
ウクライナの戦争だって結局はミサイルや銃弾が飛び交っている。戦争車両は石油燃料が動力だし核戦争ではないから爆発物が主力だ。最新の兵器は登場しない。もっともこれが出て来たら世界は破滅に向かうだろう。

私は乗用車とトラックを使っているが乗用車も10年は超えている。次はハイブリットか電動車だが何となく電動車にしたくない。トラックは動かなくなりまで乗るからいつになるかわからない。それより先に廃業するかもしれないし。