青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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助っ人大工

朝は晴れたがすぐ雨が降る。日中も降り続き夕方には強くなる。事務所の現場は大工が一人。夕方警備会社と工事の打ち合わせ。材料の搬入もままならず工事の遅れが出てしまった。 
 
図面を書いたり見積もりを作ったり。来週に提出予定の現場の見積もりを急ぐ。お会いしてからプランを出し見積もりまでが早い。いつもだと何ヶ月かかかるのが3週間ちょい。 
 
お施主様の家に対するイメージと要望がはっきりしていると早い。大概はこちらの意図を理解するのに時間がかかる。それから予算に入るのだがオーバーするのが普通だ。 
 
概算の予算が出てもそれからローン手続きになり一月ほどはかかる。その間業者との交渉になり工程を組む。今だと空いているのがないから2,3ヶ月待ちになる。 
 
仕事を探す苦労よりも職人を探す方が難しい。着工数も減ってはいるが職人の減り方が早い。あと4,5年先には職人に合わせて工事するようになる。職人を確保したところが有利だ。 
 
当社は大工の息子がいるから大工には苦労しない。なのだが助っ人の大工には苦労している。結局息子一人で建ててしまうような状態だ。2,3日の助っ人すら容易でない時代になった。


警備

朝から事務所の現場へ。組み立てが終わり屋根を葺く準備。合板を貼ってフェルトを貼るととりあえず雨の心配はない。ここまで来るのが大変で天気に左右される。暑かったが雨が降らないだけマシだ。 

板金の加工があるから今週いっぱいかかる。その間に大工は床を貼り金物をつけてサッシの準備をする。既存のサッシもはずしてつける。その間壁を壊すので塞がないといけない。 
 
使用中のまま工事だから穴を開けれれたら大変だ。どうやって塞ぐかも問題だ。工程を決めてやらないと事務員の方も準備がある。穴を開けたままでは管理も大変だ。警備会社とも相談しないと。 
 
近年は警備会社が入るのが増えてほとんどセンサーとか付いている。外壁を張り替えるので外線の処理もある。電気、電話、警備会社と何本も入っている。 
 
不用心なのはアウトだからどうやって養生するかだ。ベニアなどで蓋をしてさらにシート貼る。あまり経験のないことをする。住宅一辺倒で店舗すらもやらない。苦労が多いことは確かだ。 
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事務所

台風の所為なのかえらく暑い。昨日も今日も暑くて真夏真っ盛りの頃と同じだ。今日から事務所の新築の現場が建て始める。応援の大工も来て屋根下地まで行った。 
 
明日は屋根合板を貼りフェルトまで行きたい。雨が降っても大丈夫であとは一人でもできる。既存の建物も一体化して屋根をかける。増築部分だけでないので屋根の工事が大きい。 
 
プレファブの事務所は夏暑くて冬寒い。鉄骨のフレームに屋根と外壁が付いただけだ。気休めの断熱材は鉄骨構造だから機能が果たせない。既存をそのまま屋根と外壁をかぶせてしまう。 
 
既存と新築の接続部分のエキスパンジョイントが難しい。外装部分は繋がるから窯業系サイディングは割れてしまう。鋼板の角波を貼ることにした。これだと多少の歪みや動きに対応できる。 
 
内装は接続部分を大きな枠材で連結する。両面からクロス貼りにして補修可能にしておく。屋根は全体が一体で作るから母屋や束の歪みで吸収する。来月までの工期になっている。 
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秋の気配

今朝もいつも通りの散歩。たまに会うワンコが通り過ぎたばかりで追いかけたがる。向こうはおとなしく上品で躾が行き届いている。だからこちらがただじゃれつくだけで迷惑がっている。 
 
朝早いとは言えまだまだ暑い。帰宅すると汗をかいて着替えをしないといけない。稲の穂は垂れ下がって秋の気配が濃厚だ。もうすぐキノコや栗などの収穫になる。 
 
作業場の周辺は崖にキノコが生える。崖の木を切って草が生えてキノコが出なくなった。草を刈ったらまた出てくる。何だかんだで忙しく刈る暇もない。 
 
昨年は除草剤を撒いたがキノコは出なかった。薬がダメだったのか。月曜から事務所の新築があるので倉庫はすっかり空になった。当分誰もいなくなるので草でも刈らないと。 
 
事務所の栗は今年は豊作のようだ。この分だとバケツ一杯は取れる。ポロタンと言う品種で渋皮がむけやすいタイプだ。甘さはまあまあで大きな栗だ。 
 
2年前に自宅から移したハスカップは今年もあまり実がつかない。花は咲くのだが落ちてしまう。何粒か食べたが味は良い。ビッシリと実がつくのはいつのことか。 
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レンタル

昨日よりも暑い、来週からの現場の搬入があってレンタカーで運んだ。汗だくでクレー付きが借りられなくて手おろしになる。いつもより細い規格なので軽くて助かったが。 
 
2時ごろまでかかって搬入が終わり車を返した。レンタカーを借りるようになり便利になった。業者から借りると2万円くらい払うが8千円で済む。保険とか事故の場合は尚更だ。 
 
保険料も込みだから万が一の時は安心だ。業者から借りると保険が社員に限定されていたり手続きが面倒になる。レンタカーならそうした遠慮とか気まずさがない。 
 
これから普及しそうなレンタルだが一番のネックがすぐ使いたい時だろう。これも普及次第で台数が増えると便利になるだろう。少なくとも毎日使うものでなければレンタルの方が良い。 
 
大工は自前の道具という感覚が抜けなくて買いたがる。道具も滅多に使うことがないのに揃えて満足する。大工道具もレンタルの時代がいずれ来るだろう。大事に使うのは良いが自前にこだわる理由はない。 
 
物が溢れていつでもどこでも使うときに用意できるなら買う必要はない。レンタルで十分だ。息子はこだわりの道具を集める趣味があってレンタルなんてと言う。古い建物を作る大工は道具にこだわりがあってレンタルなんてと言うのが多い。