青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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遮熱壁

今日は慌ただしい一日。朝一番で昨夜入荷した照明器具を現場配達。すぐ基礎工事の配筋検査に立ち会う。問題なく終了して午後からの打設の準備。 
 
またレンガ積みの現場へ戻り照明器具とかコンセント類のチェック。細かい部分を指示して電気工事が終了。28日の検査後使える状態になる。つまり電気工事の官僚と言うことだ。 
 
レンガは午後3時過ぎまでかかり何とか終了。すぐ後片付けと養生の撤去。すぐ暗くなって細かいキズなどが見えない。月曜には掃除業者が入るのでその後にまたチェックする。 
 
薪ストーブは基本的に部屋の真ん中に設置しない限り遮熱壁が必要だ。計算法があってストーブのからの離れに応じて高さが決まる。概ねストーブ本体から1m以内に壁や設置物があると設けなければならない。 
 
遮熱壁は不燃物で構築し消防法に決められた設置法がある。確認申請時にも許可を得なければならない。調理施設のガスコンロなどにも制限がある。いわゆる内装制限が基準法にもある。 
 
ガスに比べると薪ストーブの方が危険そうだが遮熱壁だけでクリアする。内装制限に引っかからないところが面白い。10年ほど前には動かせるので遮熱壁すら必要ない時代があった。CIMG7927


照明器具

朝起きると一面の銀世界…..てほどではないが初雪が。午前中は時折降ったり止んだり。明日の配筋検査がある現場はチェックに追われる。検査の後すぐ午後から打設予定だ。 
 
仕上げの現場はレンガ積みと電気工事。レンガは何とか明日には終われそうだ。明日は午後から片付けがあって月曜の清掃に間に合わせる。清掃が済むと建具と網戸取り付け、各種試運転が続く。 
 
リビングの照明器具は手作りで杉材で作った。それにLEDの器具をセットする。傾斜天井からワイヤーでつり下げる。内装の杉と照明が同色になる。 
 
同色といえば津軽の方で作るブナコの照明器具をダイニング上に下げる。今回初めて使用したが木材のイメージの家にはぴったりだ。つり下げともイメージが似ている。 
 
照明器具は金属かプラスチックが多いがどこか木の家にはマッチしない。木とか竹とか手作りは何度か挑戦した。インテリア的にうまくいったのは今回が初かもしれない。 
 
アイディアは良いが製作が下手とか印象が悪いとかが多かった。はっきり言えばデザインがダサいのですがね。家具とかテーブルとかたくさん作ったがうまくいったのは少ない。失敗した方には申し訳ないが。


薪ストーブ

午前中は雨で午後から少しずつ晴れる。基礎の現場は休みだが明後日の検査と打設の準備はできている。来週は晴れそうなので順調に行けば来月初めには基礎はできそうだ。 
 
基礎ができると内外部のたたきを打って上棟の準備に入る。すでに足場、クレーン、大工は発注済みで木材や建材も日程が決まっている。あとは天気次第だが予備日も見ているので間に合う。 
 
仕上げ中の現場はレンガ積みと電気、給排水の取り付け作業中。今週で取り付けは完了して清掃の後は建具、網戸、カーテンで完了する。来週末には薪ストーブの取り付けもある。 
 
間仕切りの少ない家が増えて暖房が間に合うかだ。薪ストーブは暖房能力と言う点では最高だ。2万キロカリーはあるしエアコンなどとは比較にならない。 
 
自動でとかスイッチポンでとか考える方には向いていない。着火して2,30分は熱くならないし薪も運ばないといけない。スイッチなんてのはないから自分で火をつける。 
 
面倒臭さを超えたメリットを言えば暖かさの質が違う。輻射熱による遠赤外線で暖められた空間は快適だ。いったん温めると建物そのものをからも熱が出る。長時間暖かいが夜中でも薪運びをしないといけない。


オリジナル

午前中は雨模様で午後から晴れ。基礎の現場は捨てコンを打ち鉄筋組み。土曜日の配筋検査に向けて間に合わせます。雨だけが心配ですが土曜にはベースの打設ができそうです。 
 
仕上げの現場はタイル貼りの残りとレンガ積みの準備。給排水や大工、電気と慌ただしく出入りします。私も午前と午後には現場へ行きます。 
 
製作した照明器具も搬入して塗装をしてから取り付けです。正直なところ製作は必要以上に緊張します。まず作る加工の段階で出来上がりイメージがしっくり来るかです。 
 
次が取り付けとか器具との相性がうまくいくか。心配のタネは尽きませんがうまくいった時はそれは嬉しいのです。既製品にはない存在感は捨てがたいものがあります。 
 
懲りずに何度も作るのに挑戦するわけです。そう言ったリスクがあるので普通はやりたくないでしょう。しかし家の基本は作るものと思っているのでやれる時は挑戦します。 
 
経験を積んで素材とか仕上がりイメージがわかるようになります。オリジナルは究極のデザインだと思うのでやるときはやるようにしています。CIMG7914


3Kの仕事

グッと気温も下がり冬近しだ。引渡しが近いので最後の追い込みではないがチェックと催促が忙しい。ほぼ来週で完成するが手直しができるかだ。最後の詰めが一番しんどい。 
 
基礎の現場からは配筋検査の打ち合わせと金物や断熱材の入荷の打ち合わせ。来週の打設で二回に分けてやる。12月には型枠を剥がして土間を打つ。整地をして10日までには完成する。 
 
足りない職人の中でも基礎屋は最たる職種だ。どこも基礎が遅れて着工ができない。職人不足は汚い仕事、外の仕事、年季がいる仕事がなり手がいない。基礎屋は一番嫌われる業種かもしれない。 
 
板金屋も危険なのと夏冬ともにきつい仕事になる。大小の二極化が進み大人数と一人に分かれる。一人でやっているのは引退間近組でいつ廃業か時間の問題だ。彼らが主に住宅に携わる。 
 
当社も4,5人の会社にお願いしたが廃業して残った職人に依頼している。独立するつもりもなかったがしてしまった。元の会社の客を引き継ぐ。 
 
何だかんだと私の同年齢が今でも主力だ。息子も小さい時から知っているから気安いだろう。ただしいつまでできるかが問題だが。