青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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こだわりの一品

昨日は午前中は打ち合わせ、午後からいつもの温泉へ。今日は朝から雨で東屋の建て方ができない。予報は午後から晴れというので取りかかったがだんだん降って来る。基礎の現場は中止。 
 
タイル貼りの現場は先に玄関内部から貼り始める。午後から風除室にかかり明後日ごろからレンガ積みになる。レンガを積んで床の鉄板を敷けば薪ストーブを設置する。 
 
今週は大工の手直しと照明器具付けを予定している。照明器具は手作りなので塗装もしないとならない。その後に照明の器具を取り付ける。オーダーと言うことだ。 
 
当社はそもそもオーター家具が多い。キッチン、下駄箱を始め棚類とかテレビ台、踏み台、子供の机とか残材で作る。残材と言ってももちろん良材の切れ端だから綺麗な材料だ。 
 
もちろんオリジナルであるから同じものはない。デザインは垢抜けないものが多いが手作り感は魅力だ。ただ材料費は安いとは言うが手間はすごくかかる。 
 
素人の方は材料費にばかり目がいくが手間とか塗装とかビスボンド類には思い至らない。100円均一で買えるようなものに毛が生えたくらいに思うのだ。どちらかと言うとこだわりの一品で高額なものなのだが。


東屋

今朝も雨が降って濡れていたので散歩は中止。午前中は事務所で図面見積….その他。午後から漆喰の終わった現場でタイルの貼り方の打ち合わせ。作業場へ行き月曜からの東屋の材料の搬入。
  
瓦の載った板塀の門の後ろに東屋を建てる。建てた業者がどうなったか当社に仕事が来た。庭を見ると桧皮葺きのくぐり戸もある。数奇屋風が好みなのだろう。 
 
よく見ると素材はそれほどこだわらなかったのか外材だ。黒く塗装したのでわかりにくいが並材で作っている。大工の熱意が足りなかったか予算がなかったか。 
 
ただ瓦まで乗っけて中途半端な印象は否めない。見た目だけの古民家とか数寄屋はよくある。大工の腕なのか客の要望なのか。本格的な和風住宅の関心は高いが予算と乖離している。 
 
古民家も同じで曲がりをいつも用意できる業者はほぼいない。手に入れるためには伐採から関わる。製材在庫をしていつ来るかわからない客のために倉庫の肥やしにする。 
 
何にしても古い建物は再現が難しい。ましてや新品でやるとなると気が遠くなる。ノウハウもないと火傷して痛い目にあう。当社は何度も経験済みですっかりノウハウになってしまった。


バブル現象

ワンコの散歩から始まり今朝は遅く事務所へ。基礎の現場へ行くと根掘りが完了し捨てコンを打つ。来週にも配筋が完了し打設になる。午後から完成現場へ。 
 
今週だけで二人ほどアパートや貸家を建てたいと来た。消費税がらみなのだろうがどこの業者も忙しいだろう。当社はこう言う物件はやらない。戸建て住宅だけだ。 
 
承知の上で来たのだろうがよほど困っているに違いない。見積依頼してもなかなか返事もなくやっと契約しても着工しない。典型的なバブル現象だろう。 
 
バブルの頃は景気が良くて完工が遅れた。遅れるのは同じだが今は職人不足が原因だ。これは今後も改善される見込みはない。それどころか酷くなる一方だ。 
 
業者側も物件があっても契約は躊躇する。条件の良いものだけを選ぶ。今だと客も来るし選んで仕事ができる。自社の得意な分野だけを丁寧に仕事する。このポリシーでこれからもやっていきたい。


健康対策

日毎に気温も下がり夜が開けるも遅くなった。薪ストーブの点火もあるので6時過ぎないとワンコは連れ出せない。本当は寒くなってからの方が散歩には向いているのだが。 
 
30過ぎてからスキーを始めて年に30回もスキー場に通った。それまで年に何回か風邪を引いたがピタリと引かなくなった。寒い時に外に出て気管を鍛えたのがよかったようだ。 
 
50を過ぎて止めた途端前に戻った。ワンコもいなかったし散歩もしなかった。そこでカボチャが風邪対策に良いと聞いてジュースにして飲んだ。効果はあって風邪気味でも治るし口内炎も出なくなった。 
 
健康対策はまじないに近いのから医学的に根拠のあるのまで様々ある。私の場合はスキーとカボチャだったがどちらも根拠がある。カボチャは畑に植えるが冬の散歩はなかなかできない。
 
ところが息子たちが飼ったワンコを連れ出すようになった。住んでいるところは郊外なのでいくらでもコースがある。大きな声で言えないが排便処理も適当でいい。舗装でないところを歩くからだ。 
 
人生100年時代には長く現役でいることが重要だ。頭もボケないで健康なら長く頑張れる。頭はともかく体の健康は何もしないでは保てない。仕事も経験を生かしたリフォームなどで長く続けたい。


照明器具

午前中は事務所、午後から現場と作業場へ。打ち合わせや発注があって電話したりファックスしたり。一応経営者なので設計と現場だけとはいかない。 
 
午後から作業場で照明器具の製作に行く。前に作ったのが面白くないので作り直した。全体に大きすぎて大げさな感じだった。傾斜天井からつり下げるのであまり大きなものはだめだ。 
 
大きさを半分にして器具も別なメーカーに変えた。まあ何とかいける大きさになった。ワイヤーで2か所吊るのだが左右均等にするのがなかなか難しい。木製なので穴の位置とか微妙に狂う。 
 
天井からの高さの調節も思うようにいかない。ワイヤーを切ったり固定するのが難しい。しかもその部分が見えるからどんなことをしてもとはいかない。 
 
既製品にすれば良いものをとはよく言われる。オリジナルなものを作りたいので家具や照明は手作りが多い。手間をかけ試作して何度も作る。少し馬鹿げているとは思わないでもないがうまく行くとそれはそれで面白い。 
 
当社のポリシーみたいなものだからやめるわけにはいかない。作れるものは作るしコストが変わらなければ挑戦する。独特のクセみたいなものがあって皆が気にいるとは限らない。