青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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仕事も職人も

久しぶりに雪が降り寒い。外の現場はないので影響はない。新築の現場は和紙とコルク張りで今日で終わりそうだ。明日は手摺りとか洗面台を設置する。 
 
次の現場の打ち合わせで大工たちと電話をする。4,5月頃は空きが出そうな気配だ。向こうから電話なので仕事が減ったのかもしれない。新築の駆け込みは最高潮のはずだが。 
 
今月中の契約で消費税上げもクリアできる。昨年からの契約が今工事する。遅いと言うことだがリフォームはこれからでも間に合う。だからリフォームはあちこちから引き合いが来る。
  
当社もお盆前は満杯だ。新築の最後の工事で大工の調達が難しいと思っていた。ところが逆に空きそうだから仕事を欲しいと電話が来る。建材の動きもさっぱりと言うし景気が悪いかもしれない。 
 
人口減はじりじりと景気を悪くしていく。新築は確実に減るし人出不足もひどくなる。仕事が減ってちょうど良いとならない。仕事も職人も減るがバランスが崩れて景気が悪くなる。


不遜

気温が上がってもう春そのものだ。現場は天井の和紙張りが明日にも終わりそうだ。金曜にはエアコンやエコキュートなど器具類が入荷する。来週からは本格的に外部工事も始まる。 
 
リフォーム工事が何箇所かあってちょうど合間に入っている。増築も風呂改装も来週からになる。月末には別な物件も始まるからこれから忙しくなる。 
 
消費税上げの駆け込みも新築は既に終わっている。リフォームはこれからスパートをかける感じか。新築需要はこのまま冷え込むのか少しずつ持ち直すのか。 
 
今抱えている仕事を一つずつやり抜くだけだ。昨年はアパートとか事務所、貸家など当社には不向きな物件があった。もちろん丁重にお断りした。 
 
来た仕事を断るのは容易ではない。頼む方はこちらを信頼している訳だからだ。金額とか儲からないとかの理由ではない。住む方の意向が伝わらない仕事はやらないようにしている。 
 
些細な仕事であってもお施主様とコミュニケーションを取れるならやりたい。こちらの熱意とかこだわりが伝わらないならやりたくない。選ぶのは不遜ではあると思うがポリシーを曲げてまでやりたくないのだ。


本物

今日も晴れて暖かく春本番というところか。自宅の福寿草も日当たりから順に咲いてきた。これからフキノトウとか山菜類が出始める。昨年は野萱草と間違えて変な草を食べたら吐いてしまった。 
 
もうインスタントとか肉とかあまり食わなくなってかなり経つ。ご飯と味噌汁と簡単な漬物類が多い。いつも食べるものは決まっている。同じところからしか買わない煎餅。自作の甘酒。南瓜を煮て牛乳とシナモンを少し混ぜたジュース。 
 
1月しか作らない餅を乾燥させた干し餅。りんごの紅玉を煮たジャムとヨーグルト。これも期間とヨーグルトのブランドは決まっている。あとは漬物類とか山菜は何でも食べる。 
 
とにかくワンパターンは専売特許だから飽きることはあまりない。外食も滅多にしないが家族が行きたいと鰻と寿司はたまに食う。回る寿司は脂っこくて美味しくないし高級な寿司屋は縁がない。 
 
年末にレストラン用の凍った豚肉を2キロほどもらう。これがたまらなく美味しい。家族みんなが待ち望んでいる。普段ならもったいなくて厚切りで焼くなんてしない。その時ばかりは気がすむまで厚く切って焼く。 
 
テレビではグルメ番組最盛況だがちっともうまそうに見えない。コマーシャリズムに乗せられて見た目も味も派手そうだ。美味しいと貰ったことはあるがどこがと思ってしまう。食い物も家と同じで長い年月を経たものにしか本物は見えてこない。
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リフォーム時代

今日は朝一で二戸市の現場へ打ちわせに行く。デッキ部分の解体と基礎の打ち合わせ。増築なので基礎を打つのだが小さいので細かい寸法が必要だ。大工も行ったので無事終了。 
 
基礎終了後15日ごろから建て始める。10日くらいで完成予定だ。リフォームは細か打ち合わせが必要で段取りとか業者を入れるタイミングが難しい。 
  
お風呂のリフォームも予定している。こちらは築年数も経ち羽蟻が出るなど相当傷んでいる。はっきり言うとできるだけ簡単に済ませたい。コストを下げるには職人を減らすのが一番だ。 
 
あとは各職人をどう言う順序でいつ入れるかだ。これで工事日数が決まる。解体して2,3日も放置では工期がかかる。配管が完了していないのにバスユニットは組めない。 
 
また仕事の難易度で何日かかるかも重要だ。1日でできると踏んだのに2日かかったら次の業者がタダ戻りになる。これは絶対避けたいのだが余裕を見すぎると工期が延びる。 
 
今後はこう言う仕事が増えると予測される。もちろん当社も体制を作ってやるつもりだ。リフォーム時代の到来だろう。


自社施工

午前中は現場で打ち合わせ。外構のことが主で後3週間ほどで完成になる。内部左官の業者はそのまま外構もやる。内部は天井の和紙張りになる。 
 
昨日届いた地産地消の本を施主様のところへお届けする。自分の家が本に載るのは嬉しいものだろう。どこでも歓迎される。外部工事の真っ最中でよその業者が施行中だ。 
 
仕事が増えて当社には向いていない工事はお断りすることがある。今回はもともと以来予定の業者が決まっていた。外構は別業者もよくある。 
 
今月末からの現場も別業者の施工になる。自社の得意な分野だけやりたいのだがそうもいかない。全体のデザインとかまあ同じ業者がやったほうがいい場合がある。 
 
お施主様の都合もあるからやれない場合は仕方がない。職人不足もあるのでできるだけ自社に手に負えないものはお任せしたい。以前のように仕事が少ない時は売り上げもあるから自社で施工したかった。 
 
得意な分野の仕事に集中したい状況になって何でもやるわけではない。文字どうり得意分野に的を絞ってやりたい。忙し過ぎて施工も雑になるのも避けたいし。IMG_0387