青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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継続する

昨日の雪で今朝はどこへも行けない。自宅周りの除雪でおしまい。現場も今日で終わりで解体業者も重機を下げた。来春は6日からになる。作業場も今日で終わらせる。 
 
今年もブログは終わりになる。来春は6日より通常営業に入る。今年もつまらないブログをお読みいただきありがとうございました。事務所も移転したいことだし心機一転頑張りたいと思います。 
 
来年は今年以上に職人不足もあって大変な年になりそうだ。仕事を取ったは良いけれど職人が見つからない。取りかかってからもいつまでも終わらない。そんなことが増えそうな気がする。 
 
国産材を取り巻く環境は最悪の状態で製材所とか材木店がなくなった。手刻みをやろうにも材木が手に入らなければ話にならない。プレカットはますます浸透し建材も対応してくる。 
 
手刻みをやるのはかなりの困難が伴いそうだ。さらに工期もかかるとか問題も多い。せっかく気に入っていただいた古民家風が一年近くかけて新築したでは困ってしまう。 
 
そんなこんなで愚痴ばっかり言っても始まらない。当社は国産材の手刻み一本やりは変わらない。それを承知で依頼されれた仕事をやるしかない。来年も継続してやり方を変えずにがんばっていきたい。


仕事を断る

朝からの雨がみぞれとなり雪に変わり結構な積雪。10時で解体も中止。あちこちで除雪が入って渋滞する。明日も解体ができるかどうか。 
 
午後から基礎業者と打ち合わせ。仕事がいっぱいで新年すぐには入れない。解体も遅れるからちょうど良いのだが。何だかんだと仕事はいっぱいで苦労しているようだ。 
 
人手不足はどの業種にも言えて早くと催促しても無理な状態だ。当社も手直しも含め5,6箇所物件が溜まっている。皆遅れているのでどんどん溜まる。やらなくても良い仕事は断るしかない。 
 
職人不足時代に突入し現場は取る苦労より職人探しが難しい。工期がつまってすぐホイと来てくれない。急ぐ現場だろうが何だろうが皆待たせるしかない。 
 
当社に向いていない仕事は客にはすぐ言うことにしている。丁寧に事情を説明し専門業者に依頼する方が早い旨言うことにしている。独立以来仕事を断るのに苦労する時代が来るとは思ってもみなかった。


ミンチ解体

いつもの散歩と薪ストーブの着火。30分ほどかかるので早めに火を付ける。薪がなければ暗いうちに運んで来る。曇りがちの割には日中はあまり寒くも無く午前中は作業場へ。午後から事務所で図面など。 
 
解体はほぼ一日中騒音を撒き散らす。人工も5人と変わらず。重機が小さいのか不慣れなのか予定より遅れている。しかも騒音もかなりのレベルだ。お隣などには挨拶はしたが1週間ほどと言ってあるのでオーバーしそうだ。 
 
工事につきものと言えばそうだが工期は思ったようにいかないものだ。請け負った業者は土木関係が主だが解体専門業者に比べて劣る。重機も違うし職人も慣れが必要だ。 
  
お向かいの解体業者は専門業者でコンクリートの解体もあっという間だった。重機だって専用機械なので仕事が早い。しかも大型トラックでミンチにして運ぶ。 
 
こちらは木造は大工が解体しゴミは徹底的に分別した。コンクリートだけは鉄筋を抜いて再生に回す。手間暇をかけて時間と金をかける結果になる。まあ少しでも環境に負荷をかけないようにと思った。 
 
どの程度かはわからないが少しはゴミは減らせたかと思う。それにしても環境に配慮は結果としてかなり高くつくようだ。これでは一切お任せのミンチ解体の方が早くて安い。


解体

今朝も遅く起きて散歩は中止。どうも暗いと早起きができない。冬至も過ぎて少しずつ明るくなる。7時半すぎには冬休みに入った孫を児童館まで送る。帰りは親が迎えに行く。 
 
旧事務所の解体は終盤にかかりほぼ事務所が消滅した。基礎の根入れ部分だけが残りあともう少しだ。鉄筋も13ミリだけで組んだので簡単に切れない。 
 
すごい騒音と振動なので9時から4時までしか作業できない。大型機械が使えないので人で壊す。カッターで切りながら砕くのだが埃もすごい。よその現場だったら文句を言いに行っている。 
 
本当はコンクリート部分だけでも壊さないでやりたかった。鉄筋検査もできないし基準そのものも違う。法的には到底通用しない話だがなんと無く勿体無い。 
 
年内になんとかすると業者は言うが28日以降は当然できない。今週中なんとかやれるところまでやって年が明けてからなんとかしたい。 
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サワラ

今日はいつもの散歩。ご機嫌のワンコはグイグイ引っ張るので滑って凍りそうになる。今日から冬休みになる孫のお迎えのタクシーはいない。散歩をするのも一人もいない。 
 
薪棚が少し減って寂しくなった。先週は切る時間が無く解体材もきっていない。まあ切り始めたらかなりの量になるので心配はいらないが。 
 
午後から作業場の材木剪定をした。在庫を調べたり挽いてもらった材木をチェックする。土台や桁など横材と柱など縦材に分ける。さらに現しかどうかで選別する。 
 
今回は柱材に乾燥機入りの芯持ちの杉を使う。大壁造りなので強度のある芯持ちにした。真壁造りでは現しが多いから芯去り材が普通だ。横材はサワラと杉にした。 
 
サワラは水に強く昔は桶などに使用した。ヒバほど年輪も細く無く軟らかい。水をはじく性質があるので土台などには向いている。梁材もサワラだが無節の立派な役物が取れた。 
 
役物は現しで使ったりすると肌が白くきめ細かで綺麗だ。現しが少ない現場なのが残念だ。ヒバに比べると少し柔らかい。年輪もヒバほど細くない。