青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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近隣の繋がり

今日で解体は木造部分が終了。あとはコンクリートだけになった。午後からお隣から頼まれていたスズメハチの巣の駆除をやる。庭のツツジの中に大きな巣がある。 
 
ススメバチは春から秋にかけて木の枝や軒などに巣を作る。冬は巣の中は空っぽになる。からになった今が除去のシーズンである。ツツジの手が入らない真ん中に巣を作る。 
 
解体の大工たちに木の伐採とスズメバチの駆除をやった訳だ。こちらも向かいも工事でうるさいのでチェンソーで伐採に丁度良い。普段ならチェンソーなど迷惑になって使えない。 
 
こう言った仕事が増えてきた。どこにでもいた近所の大工さんと言う存在がなくなった。だからと言って大げさに大手のチェーンのリフォーム屋も馴染まない。ちょっとした知り合い程度が丁度良い。 
 
こう言うところからリフォームの仕事が舞い込むのはよくある。リフォーム屋はこんな仕事をこまめにやらないと仕事が来ない。顔を売るとかよりもこまめに仕事をこなした方が結びつく。近隣のつながりと言うところか。 
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景気回復

いつも通りの日曜日、散歩に温泉に薪割り。解体の現場から引き上げた材木を切る。2週間ぐらいは持ちそうな程の量になる。まだ倉庫を片付けた残材もあるし当分買った材木は使わないで済む。 
 
お歳暮の時期なので午前午後と来客がある。鋸屑まみれで着替えるのも面倒でそのまま相手をする。買い物に出かけても混雑して景気回復の気配がする。 
 
消費税上げ前の6月ごろから閲覧数が減り始め10月まで下がりっぱなし。11月から回復し今月も完全に復調した。記録更新を続けて来年に向け見通しも出てきた。 
 
他所もチラシや広告が増えてきた。来春からの回復は間違いなさそうだ。ただ以前のままかどうかはわからない。地元業者の回復が遅れ大手に先を越されるかもしれない。 
 
建て売りやそれに近い注文住宅が増えた。こだわる家つくりもそれなりにあると思うが一段とこだわりが強くなっている。問い合わせや打ち合わせがかなり細かくなってきた。 
 
漠然とこだわった風の広告では客を掴めなくなった。簡単に人を信用しなくなったのか。とことん聞いたり実物を見たがる。ただ焦点がCMなどのイメージ広告に左右されている。現実的でない言うか難しいことばかり要求する。 
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アフター

今朝は久しぶりに散歩。7時過ぎに解体の職人から電話があり雨でもやるかと。こちらは晴れているからやれるだけやろうとなって通常の仕事。 
 
案の定8時過ぎから小雨模様になり強くなる。午前中で中止して午後から大工とクレーム処理に行く。3時間ほどで終わらせまた事務所へ。 
 
クレームと言うか手直しが何箇所か溜まった。一箇所あたり5,6件の処理事項がある。業種が多岐に渡りたくさんの職人を呼ばないとならない。実際は大工と私でほとんど処理する。 
 
年々細かく神経質になる一方のクレーム。クレームと言って良いのかどうかだがとにかく気になる事が多くなった。どんな些細なこともなんとかして欲しいとなる。 
 
こちらも当然なことと直すことにしている。とにかく行って直す、これしかない。これは違うとかなるのが普通でとかゴチャゴチャ言わない。ハイとすぐ直す。 
 
逆にそう言うのも含めて仕事と思えば良いのだ。一定の経費がかかるが仕事のうちと思うことにしている。その方が上手くいくし施主も喜ぶ。当然のアフターだと言うことだ。 
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ゴミ

今日も遅く起きて散歩はなし。昼に戻った時に連れていく。毎朝味噌汁に使う煮干しをあげる。散歩帰りにあげるのだがサボると溜まってしまう。出来るだけ新しいうちにあげたい。 
 
まだ気温は高めで風も少し強い。解体は風が大敵で埃が飛ぶ。向かいの解体は今日から重機が登場。大きなハサミでミンチにしてダンプに積む。近くなのかすぐ戻ってくる。 
 
こちらは大工の手壊しだからスピードが違う。ミンチは早いが埃も飛ぶし音も出る。大工がやっても音は出るがゴミは現場で分別できる。ミンチは工場で選別する。 
 
もちろん解体工事も機械によるミンチが主流だ。大まかにゴミを運び出してあとは粉々にする。自社に選別工場を持つところは一気にミンチにする。 
 
中間処理業者に持ち込むところはできるだけ分別する。でないと料金が違ってくる。なんでもミンチは早くて簡単だがあとで分ける手間がかかる。丁寧に分ければ処分料が安くなる。 
 
当社では大工が可能な限り分別している。その分手間がかかるのだが処分料は安くなる。それに粉々にすると有害物質も紛れ込むことになる。環境にも有害だと思うが気にしない方がほとんどだろう。IMG_0920


仙台

昨日は所用で仙台に行った。今年2回目の仙台行きだが相変わらず人に溢れ活気がある。今回はイケアに見に行った。異常に暖かく大袈裟なダウンなど汗ばんでしまった。 
 
イケアは単に商品を売るだけでなくレイアウトをして提案をする。シーン毎に商品を並べてコンサルティングまでしてもらえる。どちらかと言うとマンション向きな気がする。 
 
ニトリと比べると部屋ごとの提案が実物でレイアウトしてある。単なるインテリア商品の陳列ではない。歩くだけでも疲れるほどたくさんのレイアウトがある。広さもニトリよりも桁違いに大きい。 
 
途中で休憩できるようにレストランとかカフェが完備している。しかも安い。小さな子供連れの多さも目立つ。平日の昼で若い方が集まる。しゃれた若夫婦が買ったばかりのマンションのインテリアセレクトに来る。 
 
地方と違って働く場所さえあれば若者が集まるのだ。給料も安く職場が少ないのは流出に輪をかける。超高層のマンションが駅前に集中して若者を引きつける。地方の厳しさをまざまざと見せつけられた。