青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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資材搬入

今朝から建て方の開始。まず作業場からトラック2台を使って資材搬入。午前午後と二回で完了する。今日は現場で土台の敷きならしをする。刻んだ土台にボルト穴を開け繋いでいく。 
 
午後から小雨が降ったが何とか終える。明日からもう一人増えて大工が3人になる。断熱材やボード類の搬入も予定している。駐車場があっという間に狭くなり向かいの庭工事の車が公園に置いてある。 
 
何度も経験した建て方であるがいつも緊張する。アレが来ないとか足りないとか揉め事が必ず起きる。入念に準備したつもりが忘れてしまう。材木は自分で刻んだから問題ないが金物とか建材が揉める。 
 
搬入日を決めてメーカーに発注するが日程が問題だ。あまり早くても遅れても困る。早いと置く場所がなくなるし遅れると大工が遊んでしまう。2週間ぐらい前に発注するが早めたい時がある。 
 
在庫をしないと言うのが世の流れなので搬入日を決めて直接現場搬入される。その日程は厳守で現場に置けない時でも歩道に置いていく。融通が利かない事夥しい。 
 
工程を組むのがなかなか難しい。資材だけでなく職人も手配するからモノだけあってもできなくなる。職人もメーカーも思うようにいかない場合が多い。微妙な遅れや勝手に早めたい職人たちをどう使いこなすかが現場管理のキモだろう。
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庭の処分

今日は1日暖かい。基礎が終わって足場工事が夕方できた。明後日から大工が搬入建て方になる。建物周囲も整地して資材搬入ができる。 
 
お向かいの庭木の搬出が佳境に入る。1種間ほど前からまずは庭石を出した。小さい木は伐採し年数の経ったものばり残した。空いたスペースに砕石を入れ大型車の出入りに備える。 
 
直径が7,80センチはあろうかと言うモミジは根巻きをして倒した。枝は一本残らずテープを二重巻きにする。無駄な枝は剪定してある。そのまま大型車に積んでいくのだろう。 
 
年数の経った庭木は価値がある。普通の住宅には大きすぎてもそれなりの場所にはよく似合う。何十年も手入れされた古い木は手に入りにくい。 
 
庭の解体を請け負った業者が価値のあるものはそのまま持っていく。庭石はもちろん相当太い木でも根巻きをしてクレーンで吊って大型車で搬出する。 
 
大きな庭木や石はそのもの価値と言うより搬出や根巻きなど経費が大部分だ。出す場合はその木の近くまでクレーンが入れいないとダメだ。その為に砕石を入れた道路をまず作る。 
 
今回のように家は解体されているからスペースは十分ある。価値のあるものだけを根巻きし運び出す。昨年10月ごろ売却されて庭ごと買う方を探したらしい。うまくいかなくて庭の処分となった。 
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薪ストーブ

基礎と給排水が終了し足場を掛けると上棟できる。晴れて現場周辺も泥んこが乾きスッキリした。現場の進行は遅れ気味で上棟後は追いつくようにしていきたい。来週は次々と資材が搬入され大工も3人を予定する。 
 
体が慣れたのか寒さが気にならない。今日も7度もあって外仕事が全然辛くない。自宅の作業場に薪用の材料が置いてある。製材をすると皮に近い部分が半丸状に残る。製材所から買ったものもある。 
 
先日息子がチェンソーで切って積んでおいた。午前中トラックで薪小屋に搬入した。私のトラックで3台近くあった。これぐらいあれば2ヶ月は大丈夫だ。何しろ薪ストーブ3台なのであっと言う間に無くなる。 
 
事務所に薪ストーブを入れてから消費量がグンと上がった。私の自宅と事務所が燃やす時間が長く消費する。外気温が10度近くまで上がると日中は要らなくなる。一日中燃やすようだとトラック一台分と言ってもすぐ無くなる。 
 
薪長さは事務所と息子の家は80センチくらいだ。自宅は45センチ以上は入らない。短いとすぐ燃え尽きて頻繁に投入する。これが面倒なのと消費量も多い。長モノはチョロチョロと長く燃える。 
 
最初から全開でも薪を大量に投入して一気に暖かくする。その後ゆっくりと燃やす方が快適だ。最初少しずつ燃やしてもいつまでも温かくならない。長い薪を入れるタイプは一気に熱くなるし付きっきりでなくても良い。
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展示会

朝は少し冷え込んだが段々と気温が上がる。タタキの打設が9時から始まり午後から撫でて終了。車庫部分は一発仕上げなので撫でで終わる。一度撫でて時間を置いてもうちど撫でる。 
 
モルタル仕上げは打設の後で塗る。養生もいらないし高さも後で調整できる。一発仕上げは文字通り仕上げるので養生もいるし高さなどは調整できない。一番はモルタルは剥離するが一発はない。 
 
基礎工事は明日養生を剥がしてい終わりになる。先月17日から1ヶ月以上かかってしまった。予定は3週間ぐらいと見ていたが職人不足で空いてしまった。これからも多いパターンだろう。 
 
解体、基礎と遅れたが大工は順調で基礎ができるまで遊んでしまった。助っ人に行ったり作業場を整理したりしている。去年は秋から新築だったのでずっと忙しかった。春先も消費税上げの駆け込みで現場が混んでいた。 
 
今年は一転して現場が少なく応援に行こうにも人余り状態だ。春になれば出てくるとは思うが昨年よりは明らかに落ちた。データはないが新築の方が厳しいと思う。 
 
今日はメーカーの春の展示会の決起集会があった。チラシを作成しリフォーム需要を開拓しメーカーの展示会に呼ぶ。チラシ代も取られるし頑張って営業しないと。 
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職人の職探し

今朝は少し冷え込んで薄い氷が張っている。ワンコへ餌をやったり孫を見送ったりする。遅めに出勤すると基礎屋がもう来ている。叩きの鉄筋を敷き明日の打設に備える。これで基礎は終了となる。 
 
土曜日には足場を掛けて月曜からの建て方に備える。大工は3人予定しているが一人はすぐいなくなる。息子は2週間ほど空きが出て他所へ助っ人に行く予定が断られる。他所もヒマだと言うことだ。 
 
フリーの大工は常に空いた時に行けるように情報網を持っている。電話をして行けるところへ助っ人に行く。昨年までは不足だったから電話さえすればどこへでも行けた。
 
今年は状況が変わって住宅会社も現場が少ない。親方は人数を減らして何とかやりくりする。仕事が溜まってくると応援を探して何とか進める。その応援の需要が減ったと言うことだ。4,5月ごろまでこの状況は続くと思う。 
 
建築現場は長期的には人手不足が続く。末端の職人は親方次第で空きが出たり残業をしたりする。不安定な職種なのだが昔から変わっていない。近頃は大手の住宅会社に継続して務めるのも増えた。仕事は安定するのだが給料は安い。