青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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値切る

急激な気温上昇で一気に雪が溶ける。現場も泥んこで作業そのものは楽だろう。残土処分も侵入経路が溶けて搬出できる。処分場まで運ぶと有料だし自分の捨て場まで運ぶと遠い。自宅脇に捨てると近く楽だ。 
 
気温が上がると気持ちまで楽になる。仕事も進むし予定より早めに完成しそうだ。足場掛けや資材搬入も早くした。応援の大工は他にも行かずに待っている。 
 
一時的に暇な職人もあるが基礎屋と水道屋は忙しい。年中暇なし状態が続く。こうなると元請けだからと言って発注しても受けてくれない。以前からに付き合いとかまあ値切らないとかがモノを言う。 
 
大工、工務店の中には必ず値切る業者がいるものだ。一種の習慣のようなものでとにかく値切る。仕様を変更するとか材料を落とすとか合理的な理由は一つもない。とにかく値切る。 
 
支払いの時に自主的に端を切る業者がいた。値切ったわけでもないのに安くする。結局は見積もりが予め高くなるだけと思う。その代わり合理的に安くできるものは要求する。当たり前だが結構知らんフリをして請求するのがある。 
 
今のように下請けの方が忙しくて元請けを選べる。お互いの信用が無ければ発注する方も受ける方も成り立っていかない。元請けもせっかく取った現場を逃すことにもなる。


迷惑メール

ピリッと冷え込んだ朝からベースの打設。防凍材を入れて氷点下に備える。もっとも明日はかなり暖かいという予報だが。明日からやれるところから型枠を付ける。断熱材を挟むので時間も取られる。 
 
もしかしたら寒いのは今日で終わりかと言う感じがする。縦の部分の打設は気温は高目になりそうだ。作業する人もコンクリートにとっても良いことだ。残土を整地したり処分するにも凍るよりは助かる。 
 
この頃と言っても何ヶ月か前から迷惑メールが増えてきた。毎日400通ぐらいは来るから必要なものを見逃さないか心配だ。チェックだけでも相当な時間がかかるし面倒臭い。いったい誰が何のために送ってくるか知らないが迷惑そのものだ。 
 
アドレスを変えたいが通知するのが面倒だ。アドレスは何件か持っているが分けると余計面倒だ。とにかく使うのは一つと決めている。多分使用期間が長いと増えて来るのだろう。2,3年前の50件とかの頃が懐かしい。 
 
HPの閲覧数のように多ければ良いと言うわけにはいかない。返事の必要なものを見つけるのが難儀だ。スマホのアドレスもあるからそちらにもメールがジャンジャン来る。なのだがそちらは仕事では使わないので気にしない。IMG_1055

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力づく

晴れても最高気温は上がらない。日当たりは少し溶けたがあまり積雪は減らない。現場は順調に進みベースの配筋は終わった。明日早く打設する。型枠を付けてからの打設は土曜日になる。来週中の完成は間に合うだろう。 
 
24日の週は足場から資材搬入他一斉にスタートする。発注は既に終わり職人の手配も終わった。加工は全て終わっているので進行は早そうだ。3月中にはいいところまで行くだろう。 
 
先週末からの寒波は明日まででその後は春の陽気が来そうな予報だ。氷点下の最高気温が9度とかになると雪も溶けてぐちゃぐちゃになりそうだ。いきなりの変化は調子が狂う。 
 
孫のお迎えのタクシーが雪で自宅前まで来れない。道路まで出て待っている。これもあと2,3日で元通りになるのだろうか。7時10分には玄関前に来てくれる。学校の下まで行くと降ろされる。 
 
過疎化が進むと行政の経費が掛かるようになる。コンパクトシティー化はこういう無駄な経費がかからない。生活に必要な整備は小さくなって大幅に減る。いい事だらけだが先祖代々とか個人の勝手とかどこか釈然としない。 
 
一党独裁の中国のウィルス騒ぎはさっぱり収まらない。問答無用で徹底的にやるのか思ったら意外に鈍い。まだ国としての大人のマナーすら守れないようでは結局力づくになってしまう。その力づくが少し弱いのではないか。


70歳

今日も冷え込み氷点下の一日。現場は配筋のベースを作るので寸法を細かくチェック。間違い探しはこれで最後になる。あとは打設のみ。 
 
午前中は打ち合わせがあり午後から事務所。資材発注も佳境に入り慎重に検討する。とは言うものも天気次第でどうなるかわからない。順調にいったら材料不足で困る。 
 
メーカーの発注者に電話をすると今年もよろしくと挨拶された。もう2月なのにと思ったが月日の経つのは早い。久しぶりに会った別の営業マンに定年かと言ってとムッとされた。相手が若いのか年寄りなのかわからなくなる。 
 
仕事を辞めるつもりがないので60歳前後の方は同年代に見えたりする。年が下でも老けたのもいるし付き合いが長いと同年代だと勘違いする。30年以上も自営をやっているからね。 
 
仕事では歳は関係ないし気にしない。長い付き合いは似たような歳だったと思い込む。それに60歳を過ぎても嘱託などで仕事は継続するからね。だからではないが自分では70歳を過ぎたら年寄りかなと思っている。 
 
以前から75歳までは仕事を続けようと思っていた。もちろん健康だったらの話だが。自営なので借金もあるし色々苦労もある。真夜中にフッと止めようかなと思うこともある。起きるとすぐ忘れるのだが。


業者同士

久しぶりに晴れて午後からは気温も上がり道路の雪も溶けた。現場は低い方の基礎工事に取り掛かる。今までとは変わり2mほど低いところを工事する。残土が思ったより出て処分をしないといけない。 
 
今度の現場ほど基礎がややこしいのは初めてだ。敷地が傾斜しているので一部が平家になる。二階建てと平家が繋がるイメージだ。従って基礎もややこしく出る残土量も読めない。 
 
高いところから始めたので当初は残土を搬入した。低い部分にかかると反対に余る。半地下の一階があって二階が平家風になる。平らな基礎だと残土量を見て基礎高さを決めたりする。 
 
難しいのは基礎だけでなく木造部分にも言える。一階の床は半地下なのもあってタイル貼りになる。しかも水回りなので配管類がコンクリートの下に埋まる。給排水位置が少しでもズレると大ごとだ。 
 
普通だと配管は床下空間で多少は動かせる。ダイレクトにコンクリートの仕上がりだと余裕がない。これはこれで給排水業者は面倒だ。念入りに打ち合わせて正確に配管する。 
 
水道業者はチョコとチョコと現場に来て配管をしていく。基礎と給排水はいつも現場で重なるからお互いに電話をしあって進める。こちらに聞かれても返答できないこともあるからその方が良いようだ。IMG_1033