青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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上棟前

昨日の小春日和は何処へやらいつも通りに冷え込んだ。基礎の現場は型枠を剥がして内部の整地と砕石を入れる。転圧をかけ打設に備える。玄関タタキは階段まで一気に流すので型枠を作る。 
 
基礎の周りは整地して道路側は駐車スペースの打設に合わせる。とりあえずは砕石を敷いて春になったら掘り起こし転圧後に鉄筋を入れて打設して仕上げる。こちらは二期工事で予定している。 
 
タタキの打設は氷点下が予想されるので防凍材を入れてさらに養生をする。モルタルなしの仕上げなので打設時にコテで均す。通称一発仕上げと言うが工事中は荒らされないように養生のベニアを敷く。 
 
木曜日に打設して来週火曜日から足場や資材搬入が始まる。いよいよ建て始めて土曜日には屋根までできる予定になっている。大工も集めたし準備万端で予定通りにいく。 
 
いつも上棟が近くなると発注忘れがあるので気疲れしてしまう。大工、足場、クレーン、屋根葺きと時間通りに来ないと工事がストップする。さらに木材、屋根や床のベニア、断熱材、構造用合板、金物などどれが欠けても大事だ。 
 
なんどもやっているのに間違うのが必ず出て来る。毎回同じことをやっているのにアレが来ないとか足りないとか大騒ぎになる。つきっきりで足りないものはすぐ運ばないとならない。何が本業なのかわからなくなる。IMG_0040


冬の工事

新築の現場が午後から完了検査。薪ストーブの遮熱壁はレンガが積んである。高さが足りないと不合格。積み増しをして再検査。 
 
基礎の現場は型枠を剥がし断熱材の上に下塗りをする。完成後に仕上げ塗りをする。玄関の土間と階段を型枠で作り内部のタタキと一緒に打設する。 
 
今週は気温が下がる日があるので防凍材を入れて打つ。基礎業者は第1期工事は終了する。3月になってから駐車場部分を作って完成になる。 
 
来週火曜日から建て方に入り材木や建材を搬入する。大工も応援を頼んで予定通りに上棟する。応援も12月過ぎになるとなんとか見つけることができる。 
 
春から夏にはどうやっても見つからなかった大工だが冬はさすがに空いて来る。一昔前は冬場の仕事探しが大変だったが今は難しい。 
 
それでも夏場に比べると容易になる。都市部は年中建てるが郡部では今でも冬の工事は嫌われる。逆に当社では春の引き渡しを勧める。 
 
左官仕事が多いので乾燥しにくい。無理に暖房をかけたりすると割れる。春に上棟して翌年春に完成する。材木も一気に乾燥させると割れるし都合が良い。IMG_0034 


薪ストーブ設置

色々忙しくてブログが遅れた。土曜日は薪ストーブの設置とお施主様に説明。午後遅くまでかかってしまった。試験焚きをしないといきなり燃やすと壊れることもある。 
 
もうすでにマキラックを設置して準備万端だ。燃やし方の基本から料理などのやリ方まで一通り説明する。気分はもうすっかり薪ストーブの燃える我が家という感じか。 
 
薪ストーブは着火が難しく着火剤と燃えやすい木が必要だ。当社では現場の端材が出るのでいつもあげている。それをさらに細かく割ればもっと良い。結構な量が出るが一年で使い尽くす。 
 
何れにしても継続的に用意する方法を探さないといけない。マキはいくらでも買えるが焚き付け用はない。中にはナラなどの薪をさらに細かく割って使う方もいる。割るのもなかなかシンドイ。 
 
新築時は湿気が出やすいので結露が出やすい。漆喰やレンガなどから抜けるには一年かかる。躯体からも出るから最初の冬は寒いが2年目からは暖かくなる。IMG_0016


最終チェック

今朝は9時から基礎現場でコンクリートの打設。その前に仕上げ中の現場で塗装の手直し、網戸の取り付け、パイプ等の取り付けと職人が一斉に入る。 
 
各部署と打ち合わせをしているとあっと言うまに9時。現場からの催促ですぐ向かう。ボルト位置の最終チェックと生コン車のコンクリート品質チェック。どうでも良いことだが生コン車の運転手が若い女性。 
 
今冬の最低気温で万が一に備えコンクリートに防凍材を入れる。来週初めの型枠剥がしまで氷点下もあり得る。昔だったら煉炭を入れてシートの屋根をかけた。 
 
写真を撮りボルトの高さを指示して打設の現場を離れる。すぐ手直しの現場へ行き終わったところからチェック。午後から陽が出て少しずつ室温が上がる。 
 
やはり住宅は明るく太陽が燦々と入るに限る。すぐに暖かくなって来る。明るくなると色々傷等が見やすくなる。床に這いつくばるようにしてチェックする。 
 
塗装屋は補修もしてくれる。傷をパテで埋め着色する。網戸がつかないとブラインドなどが採寸できない。明日は採寸と薪ストーブの設置を予定している。養生に入るのでこちらだけに集中できる。CIMG7981


スマホ

午前中は仕上げの現場で細部のチェック。細かい傷や建具などの動き具合、果ては窓ガラスの拭き残しまでチェック。何点かやり残しもあって明日は大工、塗装、網戸つけが来る。 
 
最後が一番時間がかかる。じっと見ているだけではわからない瑕疵があるものだ。普通は何日か通って見つかる。すぐわかるようなものは職人だって直す。 
 
職人が見逃したものを見つけるのが難しい。自分の仕事の範囲外は気にしないのでお互いの都合で問題が発生したりする。そこを調整しながら結論を出し直させる。 
 
午後から携帯を変えるので時間を取られる。なんだかんだと3時間以上かかった。固定電話は取れないようにしてあるので全て携帯に繋がる。電話番号も一本化したいのだがどうにかならないものだろうか。 
 
携帯電話は20年以上前から使っている。ショルダーホンと呼ばれる大きなものだ。電波も弱くほとんど中心街しか通じない。オモチャ並みの性能だったが当時は画期的で持っているのは少なかった。 
 
それがパソコンすら要らない時代になりスマホひとつで用が足りる。頑固にパソコンメールしか使わなかったが変えることにした。スタートは早かったがスマホも使いこなせない時代遅れになってしまった。