青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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手作りジャム

昨日一昨日と暑い最中に町内の清掃に駆り出された。5、7、9月と年に3度やる。側溝とか舗装の割れ目などの雑草を取る。郊外の道路は距離があって両側の雑草が伸びて来る。 
 
草刈機でザッと刈り込みした後清掃する。実は先週にも一部を刈り込んでおいた。雑草はすぐ伸びて元に戻る。国土調査があって道路の両側は役所で刈り込んである。これでだいぶ助かった。 
 
自宅では果樹を増やしたので手入れが大変だ。カシスとブルーベリー、枇杷は終わって秋まで収穫はない。息子たちも思い思いに植えるので周辺は果樹だらけだ。摘果とか枝の伐採など年中手入れがある。 
 
今が一番しんどい季節なのだが枝も伸びる。葉が生い茂り日当たりが悪くなるので枝は切らないとならない。将来的に伸ばす方向を決め枝を切る。放ったらかしだと葉ばかり伸びて実がつかなくなる。 
 
1種類だと結実し難いのが多く人口受粉や別種を植える。同じ果樹なのだが何種類か植える。場所も占領するし伸びて干渉する。その為に手入れは必要なのだ。休みは天気次第でいつも手入れをする。 
 
どうして果樹を植えるのかと言えばジャムを作りたいからだ。買ったり貰い物まで含めると手作りジャムは10類以上になる。ほぼ一年切らした事がない。手作りジャムの味を知ったら既製品には戻れない。 
 
ジャムにしやすいのとカリンなど手に入り難いものまである。柘榴やハスカップなども手に入らない。だから自分でジャムを作りたくて植えている。


修理工事

月曜日から天井の下がりの修理をしている。1階の天井裏が下がって来たのだが梁が折れたか曲がったものと見られる。大工が天井を剥がし梁を剥き出しにしてチェックする。 
 
原因は梁と梁を連結する部分が割れて下がったのだ。そもそも梁と梁が同寸法で梁欠きをしたら割れるに決まっている。築50年も経って大工がよく検討もしないで梁組をしたせいだ。 
 
こう言う場合は柱で連結するのが常識で梁同士はない。プレカットの現場なら受ける方の梁は欠かないで梁受金物で繋ぐ。昔の大工はって言う話だが古民家などの刻みのやり方とは違う。 
 
本格的な古民家風の刻みと外材が普及し始めた過渡期のやり方だ。仕口などの修行経験のない中途半端な大工がやったものだ。金物も普及以前で仕口で繋ぐ方法しか知らなかったものと思う。 
 
現代のプレカットの家作りは大工は設計はしない。専門の建築士が計算の上決定している。大工はただ組み立てるだけなのだ。プレカット以前は大工が木組みを決めて刻みをした。 
 
専門知識もなく過去の経験やうろ覚えの知識でやる。当然構造強度とか綿密な計算などしない。梁間と上の荷重だけで梁成を決める。年数が経つと下がるとか割れる可能性がある。 
 
施主の要望が高度化するとたちまち手に負えなくなる。大工は次第に衰退し住宅会社に代わり今日に至る。アフターとか修理もほぼ無いに等しい。建てたら終わりと言うのが普通だ。 
 
昔の大工が建てた家の補修工事は今でも時々ある。建て替えや大掛かりなリフォームができない場合は修理しかない。大工の激減でなかなか難しくなってきた。当社のようなところまで仕事が来るようになった。 


果樹

我が家は2階の寝室にエアコンを付けていない。だから寝苦しい日は1階の和室で寝る。窓を開け放してると朝方には寒くて起きてしまう。郊外の山の中では夜はエアコンなんていらない。今年もその季節が来た。 
 
ここ何年か実がつく木を家の周辺のすき間に植えている。10種類以上になるので収穫やら手入れで忙しい。6月から10月までほぼ収穫期が続く。先月はカシスとびっくりグミ、プラムを収穫した。 
 
手入れや肥料など植えっぱなしから手間のかかるのまである。しかもそれぞれ違うので覚えるだけだけでも大変だ。などと言うと如何にもだがネットで見て適当にやっている。もちろん失敗も沢山した。 
 
1種類の木では実がつかないのが多く別種も植えなくてはならない。だから同じものでもわざわざ別種を植えている。一見同じものに見えるが別種でわざわざ買うことになる。そう言うのが多いので10種類と言うものの木は倍もある。 
 
さらに息子たちも好きなものを植える。入り組んで誰のものか分からなくなる。畑もあって野菜も色々植えている。こちらは息子夫婦の管轄で私たちは果樹しかやらない。好き勝手に植えるので何種類あるか分からない。  
 
祖父母の代まで農家だったが父は公務員になった。いわゆる兼業農家で田もあって米を作っていた。私の代になって一切やめたので農家らしいことは何もやらない。畑も草ぼうぼうでたまに草刈りをするだけだった。 
 
息子たちが孫と畑を耕し野菜を植えるようになった。今では200坪以上になり種類も増えた。つられた訳ではないが私も実のなる木を植え始めた。最初は貰い物から手入れ法を学び種類も増やした。 
 
時間に余裕がある方には向いている。朝早く起きるようになったので日課になった。何でもそうだが手入れをすれば植物は応えてくれる。実がつくとジャムにしたり面白くなってくる。そうやって夢中になる訳だ。


薪作り

リフォームの現場が一つ片付いた。6月7日に足場を掛けてからやっと外せる。一月かかったが3週間ほどの積もりが一月以上かかった。雨が降ればできない工事だったので予定が狂ってしまった。 
 
まだ天井の工事と漆喰の補修がある。どちらも4、5日ほどだが中の工事なので遅れることも無さそうだ。春先には2月の大雪で雨樋が壊れた現場が沢山出た。引退しかかったような職人でも出来る小さな仕事だ。 
 
ゴミ片付けや庭木の伐採もやった。施主様の親の自宅が多い。築年数が経ち庭木も成長する。セッセと伐るのだが幹もだんだん太くなる。素人では倒すのは難しいし後片付けも大変だ。 
 
私のトラックで4、5回は運んだから結構な量だ。枝は短く切ってあって幹だけチェンソーで伐る。枝と言ってもかなりの量になる。何年も積んだから腐りかかっている。薪としては品質は落ちる。 
 
幹も枝を伐った節が多く割るのは苦労する。小さめにチェンソーで伐りそのまま燃やす。大きめな事務所のストーブなんかには向いている。ただ乾燥は時間が掛かる。  
  
今年は変形の薪が大量に出た。積んで乾燥するのも崩れやすいし面倒だ。低く積むのだが場所が要る。下に敷くパレットを建材店から大量に貰ってある。裏の倉庫の周辺にズラッと積んだ。
 
2時間ほどしか体力が続かない。それ以上やると足がつったり手が動かなくなる。まあ老化と言うことだろうがやらないと益々酷くなる。痛くてもやる方が良いようだ。血圧も下がるし頑張るしかない。


景気回復

厚い日が続くようになりいよいよ灼熱の夏が来た。手直しの現場があり今日は午前中かかって修理した。私が出来るような簡単なのは自分でやっている。何でも職人となれば結構な金額になる。 
 
いつも修理の現場で立ち会っているので作業要領はわかる。施主様には説明して多少にことは私がやる。材料費ぐらいで済むので了解してもらっている。私では出来ないものは職人に依頼するのはもちろんだ。 
 
アフターの仕事は年々増えているが職人が足りない。些細なものまで職人を呼ぶとなると手配できない。職人不足は激しくなり思うようにいかなくなった。これからも改善されることは無い。 
 
コロナの影響からようやく脱出して現場は動いてきた。昨年が底で回復基調にようやくなって来た。材料費と手間の上昇は総額を大きく上げた。もはや安物住宅など簡単に請け負えない。儲からなくなった。 
 
先行きの不安感や心配は決断を鈍らせる。最終決断を慎重にするケースが増えた。良いところまで来ているのに決断ができない。コロナ後の地方景気を表している。物価の割に給与は上がらないし会社自体が思わしくない。 
 
出生数の減少が保育施設や塾などに与える影響は大きい。何年か後には経営に与える影響がわかるからだ。大きな投資や人員の削減は避けられない。車両販売とかスタンドなども廃業が出てきた。 
 
あまり暗い話題ばかりでは気が滅入る。ピックアップのトラックが48万キロを超えた。クラッチや外装の痛みがひどくなって来た。32年かかって48万と大分ペースダウンした。50万キロ超えはあと年かかるのか。