青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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終の住処

気温が下がり風も強くなった。外作業がきつくなる季節になった。大工の相棒が腰を痛めて休んでいる。疲れも溜まり寒くなるとなりやすい。材料や下職のスケジュールは問題ないが工期が遅れ気味になる。 
 
小工事が増えて忙しいのだが大型物件、新築がない。何処も同じと見えてセッセとリフォームに勤しんでいる。本音は新築が欲しいのだがあれば良いと納得しているようだ。 
 
言わずもながコロナは徐々に影響力を発揮している。新築意欲も無くなるだろうと推測できる。問題はこれがいつ回復するかだ。来年以降だろうが元に戻るかは見通せない。 
 
少し不安に思うのが本当に来年回復するだろうかだ。仕事も減り転職先もなく家でジッとしているだけだ。仕事があったからと言ってもすぐ新築意欲が湧くかどうかだ。若者は難しいだろう。 
 
そこで頼みは中高年だがあるものと無いものの差は大きい。財産があっても死ねば何にもならない。終の住処でも小さい目の凝った家作りがあるかもしれない。数は期待できないしどこでも出来る訳では無い。 
 
そこが当社の狙いなのだが中々想い通りにいかない。引き合いはあるのだが契約には至らない。待つより仕方がないところが辛い。見学会もままならず悶々として過ごすしかない。IMG_1686


羽目板

小春日和が続き今日も暖かい。現場は外壁の塗装が1回目を終えた。この後大工が目地を付けて再塗装する。こうしないと目地が乾燥して縮んで塗装の隙間が見える。黒っぽくすると目立つ。 
 
建材ならいざ知らず手作りではつきものの手間だ。板張りと言えば普通は羽目板を貼る。幅が小さく縮んでも目立たない。何より貼りやすい。貼り上がった時の存在感は別物で遠目にもガッチリ感が伝わる。 
 
明日は内部用の杉の羽目板を引き取りに行く。杉材はあちこちで販売されていて手に入りやすい。今回は厚みもあって目が綺麗なところに頼んだ。羽目板は余り物の板材を加工したようなものが多い。目も綺麗でないし薄くて目地が目だ立たない。 
 
製材をすると端の板材が大量に余る。昔は屋根の野地板はこれが多かった。いつの間にか合板に変わり施工も楽になった。野地板の中には節もなく綺麗なものが混じる。これをはねて集めて作るのが多かった。 
 
加工屋の中にはこれに飽き足らず目にこだわったり白太を使わないのがいた。当然効率は落ち高くなる。拘った家作りでは羽目板すら選ぶ。貼りがった時の美しさは格別だ。写真では分かりにくいが実物は素晴らしい。 
 
なんでも拘ればコストはアップする。塗装だって一発で仕上げたほうが安く付く。この一手間が仕上がりを左右する。実物それも時間の経過でその美しさは際立つ。すぐ分かりにくいのが難点でそういう家作りも減ってきた。 
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時代が変わる

霜も降ったし葉が落ちて山はすっかり冬になった。タイヤ交換が最高潮で自家用車も予定している。トラックは年中スタッドレスなので交換はしない。ただタイヤの溝は交換時期にかかっている。 
 
いつもの温泉も昨日は空いていた。特にコロナとか無さそうなのだが気にする年寄りがいるのだろう。客はほぼ後期高齢者なのにWi-fiは飛んでいるしPayPayも使える。後継の息子がいてすっかり世代交代した。 
 
家内とスマホを使用するのでPayPayを使う。マイナポイントが付くのでかなりお得だ。慣れると現金をジャラジャラ持つのが面倒になる。まだ現金のところが多いので必要だなのだが。 
 
景気とは無関係に株価が上がり続ける。各種補助金とか低金利の資金が流れ込んでいると言われる。もちろん株をやる方には大いに助かる話で相当儲かっているらしい。 
 
いつの世も時代の流れに乗れないのがいる。未だにガラケーとかネットバンキングでなくATM頼りがいる。私もカード支払いとネットバンキングなので現金がいらない。スマホでできるし便利だ。 
 
結構な差が付くと思うが70代以上は無理だろう。政府は躍起になってネット移行を促す。保険証や運転免許もマイナンバーカードに統合されそうだ。できない方は損をしたり盗難にあう。 
 
中国はついこないだまで遅れた国のイメージがあった。今は世界で一番進んでしまった。日本もモタモタしていると追い越されてしまう。80歳まで働くことになりそうな時代なのでセッセと勉強しないと。


板張り

今朝は雪がチラついて屋根は一面白くなった。現場へ行くと外壁張りの最中の大工が寒そうだ。明日あたりから徐々に気温が上がる予想だ。本格的に薪ストーブの季節が到来だ。 
 
現場はいつも行く温泉の通り道になる。往復の際は脇を通る。道路から見ると小高い現場は遠くからもよく見える。45度に振った形と唐松の板張りが特徴だ。その外壁が2,3日で張り上がる。 
 
唐松の板は十分に乾燥しても日射で縮む。塗装をすると目地の抑えが縮み下の板が見える。色が濃いと塗り残しが見えて美しくない。なので下地の唐松を貼ったら一度塗装し目地を取り付ける。こうすると縮んでも目立たない。 
 
板張りは建材のように完全防水が難しい。縮んで狂うからだが下に防水テープや防水紙を貼っている。板の幅が大きいほど狂いも大きい。つまり問題が多いと言う事だ。小さいと貼る手間や目地が多くなる。 
 
建材よりも加工や貼り手間、塗装とコストはアップする。それを懸案しても本物の魅力は捨てがたい。目地の深さは陰影を強くし印象深くなる。そこが魅力で希望なさる方は多い。板の樹種が違っても似たり寄ったりだ。 
 
杉はやや和風っぽくなるが唐松は洋風になる。貼り方も目地を付けないとコストは下がるが防水のための実が必要だ。板同士を差して防水する。目地がない場合はさらに上に目地で蓋をする。和風だとささらを縦につけていく。 
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小工事

しばらく空いたが仕事は順調。細々した工事があって現場と発注見積もりと走り回る。一つの見積もりに各業者を引き連れ何度も足を運ぶ。時間も取られるし気も使う。挙句にパーとなったら目も当てられらない。 
 
何度も言うようにリフォーム、それも小工事が増えた。日本人の性格なのか些細なところも気にする。お施主様からするとクレームってところでしょうか。とにかく数が多いのです。 
 
同じリフォームでも小さい程見積もりは難しい。ある程度大きいとこちらは赤字だがこっちは安く上がったがある。均せばナリナリになる。小さいと間違うとすぐ赤字だし職人でないと金額が正確にわからない。 
 
新築は数を拾い相場の金額を掛ければ見積もりができる。一つの職種で半日も掛からないようなのが難しい。半日で終われば良いが思ったより掛かるとかあるのだ。よくあるのが壊したら中が腐っていたってヤツだ。 
 
材料の計算も建材は出荷数が決まっていて一枚単位で取れないのもある。半分しか使わないから無駄になる。請求は全部くるから見積もりも増やさないとならない。金額に詳しい方は少ないから適当に請求するが持ち帰る時に気が引ける。 
 
こんな時に経験がものを言う。職人たちの倉庫を見ていると余りが在庫になっている。それを計算の上手配する。お施主様は安くなりこちらは儲かる。職人は在庫が減るし良いことずくめだ。いつも現場と職人の倉庫をよく見ておく事だ。IMG_1670