青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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積雪

やっと雪も溶け少なくとも車での運行には支障がない。駐車場も雪は無くなりいつも通りに使える。自宅の薪置き場は広いのでまだ使えない。除雪は到底やる気がしない。先月積んだ薪が雪で重みがかかり崩れてしまった。今週末には何とかしたいと思っている。 
 
それよりも問題なのが事務所と娘の家の間の雪だ。南の片流れの屋根からドンと事務所前に落ちて来る。50センチも降るなど想定外で打つ手なしなのだ。事務所屋根も半分落ちるので相当な量だ。とにかく処置なしでそのまま溶けるに任せる。 
 
このまま放置するとなるとあと1週間ほどはかかる。向かいの家は高基礎なので多少は積もっても気にならない。問題は事務所の方で積雪が地面から60センチ以上あるから外壁に掛かっている。杉の鎧張りなので水はかかって欲しくない。 
 
濡れてもすぐ乾くのであれば問題はない。ところが雪は溶けても板の表面を濡らし続ける。そこで板と雪の間だけ除雪することにした。結構面倒でキツいが何とかしないと。こういう時は板張りは少し気になるところだ。 
 
事務所も向かいの家も雪止めはつけていない。事務所は丸屋根なので雪止めは付けられない。向かいは出来るが載せない方が建物には良い。将来はソーラーとか考えていたので余計付けたくない。正直こんなに積もることは想定外だった。 
 
青森や津軽に比べこちらは積雪が少ない。今回に関してはセオリー通りにはいかなかった。彼岸の頃に一晩で20センチぐらい積もることが多い。その位だったら気になるほどではない。自分の家ではなく施主様の場合だったら相当悩む事になった。


雪解け

今回の雪は溶けにくくドスンと落ちる。お隣に迷惑を掛けたり雨樋を壊したりする。さっそく見積もりに現場へ行ったが足場が必要で溶けてからでないとできない。夜は氷点下だから午前中はあまり溶けにくい。 
 
事務所も娘の自宅が迫って落雪がくる。屋根の負担を考慮し雪止めをつけていない。毎日80センチの雪庇が落ちてくる。事務所側が北なのでこちらからは目の目にドンとくる訳だ。間が180センチは空いているが1m以上積もった。 
 
当分通行不可で通る用もないのでそのままだ。今月中には何とかなるだろうが庭木がだいぶ折れた。早く手入れをしたいが無理なようだ。昨年末に落ち葉を大量に手に入れたので積んで腐葉土を作っている。雪の下に埋まって掘り起こせない。 
 
ハスカップを動かし後にニシキギでも植えようと算段していた。自宅に自然に増えたのや挿し木でかなり苗木がある。秋の紅葉ぐらいしか目立つ木ではないが隣との堺に植えたい。当初は実がつくカシス、柿、ソルダムなんか予定した。 
 
自宅に果樹園を作って植えた。ハスカップだけにしてあとは庭木で良いかと思った。あっちもこっちも同じようなものは面白くない。そろそろ腐葉土を入れたり準備を考えていた。すっかり予定が狂って当分できなくなった。 
 
庭木も果樹も大きくしたり実が付くようにするには手間がかかる。ネットでせっせと勉強中だがうまく行かない場合が多い。日当たりや土など条件が合わないとうまくいかない。失敗を重ねて上手くなるのは何でも同じだ。


商売がヘタ

いきなりドンと積雪が! 3月に多い春のドカ雪だが2月それも一晩で来た。20センチくらいかと思いきや50センチ(自宅は50センチだった)。朝から休校になった孫と息子夫婦で自宅周りを除雪した。さらに午後からトラックの車庫前も道路まで片付けた。 
 
夜まで除雪車が来ないので家から出られない。結局夜中に来て次の日は道路前の入り口を片付ける。やっと事務所へ向かうが入り口から入れない。仕方なく入り口の除雪から始めて車を置くスペースまで半日がかりだ。 
 
事務所の隣には娘の自宅があり先月お産だった。当然除雪なんかできる訳もなくこちらもやることになる。家内が娘の所に泊まったので夫婦で片付けた。肝心の婿殿は東京でこんな時に役に立たない。もっとも居ても大阪出身なのでやれたかどうかは分からない。 
 
今回の雪は重くて体力の消耗はかなりのものだった。私は暇な時には薪割りをしているので腰や背筋は使い慣れている?。それでも半日もやるとヘロヘロで貧血気味になる。いつもはトラックで走り回って雪を押しまくる。今回は雪が重くてそれもできない。 
 
昨日はお隣が雪で車庫が潰れ自宅に倒れたので見てほしいと電話があった。仕事だと張り切って現場へ行くが大して壊れていないようだ。正直にこのことを伝えるとお隣からお金をもらえる施主様は不満そうだった。帰宅して家内にも直した方が良いのではと言われる。 
 
直す意味がないものまで仕事にはしたくない。雪で押されたから将来問題があるとか….そう言えば良かったか。お施主様もやや不満そうだった(と見えた)。しかし大丈夫なものは大丈夫なのだ。俺って商売が下手なのか….バカなのか。


本物の家

少し間が開いたが別に調子が悪かった訳ではない。あまり書くことが無かっただけなのだ。年々ペースが落ちて書く量も減った。先月末に孫が産まれて事務所の隣にいる。自宅に帰れば別な孫がいる。家内は孫の世話に忙しいがこちらは特にない。
 
今は毎日薪を割って積んでいる。息子の嫁さんの実家から栗の伐採を頼まれた。畑の周りに植えたのだが大きくなり過ぎた。息子が暇な時に倒して玉切りして運んで来る。割るのはほとんど私の仕事だ。来年の薪はほぼ心配無い量になった。 
 
去年知り合いの方が国産材で家を建てたいと話が来た。私より高齢だからあまり真面目に聞いていなかった。何せ急ぐ話では無いから中々進まない。家を建てたいと来る方は40代とか若い人が多い。60代を過ぎるとグンと減る。 
 
こう言うのは今回が初めてではない。前に私と同い歳の方の家を建てた、60過ぎてからだ。羨ましいことに世の中にはお金を溜め込んだ方がいる。若い時からセッセと貯めて気が付けば相続税の心配が出てきた。早い話が税金で財産を持って行かれる。 
 
子供も独り立ちし親からの援助なんてあまり要らない。爪に火を灯すような生活を続け築50年近い家に住む。質素な生活の中で子育ても終わって最後の贅沢を思いついた、そんな感じだ。大手の住宅会社で大きな家は望むべくもない。 
 
子供の頃の古民家風の小さな家を望む。もちろん当時は古民家では無く普通の家だった。老後のことも考えて平家のこじんまりした家だ。手刻みと漆喰の家と言う感じだ。予算も余裕があり面倒くさいことも言わない。 
 
大手の住宅会社とか安物専門の地元会社ばかり増えた。本物でこじんまりした家をやる業者はほぼいない。材木や職人を集めるのも大変だ。何より設計ができるのはもっと減った。こう言うのが増えるかもしれない。だとすれば忙しくなるのだろうか。


薪割り

大寒も過ぎて一番寒い季節である。事務所も自宅も薪ストーブなので減り方が半端でない。自宅は小さいストーブながら1日燃やすので消費する。事務所は大型だが午後はあまり燃やさない。 
 
目安としては1日ネコ車一台は楽にいく。寒いともっといくかもしれない。週一回は事務所に薪を運ぶがあっと言う間に減る。3年目の原木からのナラは乾燥している。木くい虫が皮と身の間に粉を溜めるので持ち運びの時に汚れる。 
 
2年目だと乾燥も良く虫も少ない。1年目はまだ未乾燥で水分の蒸発で暖かくない。現場での余りや貰い物の木の薪も結構な量あるから来年あたりまで持ちそうだ。栗の伐採も頼まれているので伐って薪にする。 
 
こう言う伐採の話は良くあるのでチェンソー持参で取りに行く。倒して枝を払い玉切りして運ぶ。生の木は1mほどでもかなりの重量だ。玉切りしないとトラックに積めない。トラックとチェンソーがあればどこでもOKだ。 
 
これがあるからトラックは薪ストーブには必需品になる。庭木などだと枝も片付けないといけないからだ。伐った玉は自宅の土場に積む。土日の暇な時に割るのだがかなりの体力が要る。一昨年には腰を痛めて整形外科に通った、 

 
ゆっくりやればいい運動にはなる。割って積んで一年は外に置く。2年目は倉庫の中に積み直しさらに一年。やっと使い頃になる訳だ。山から買った原木は長さも太さも揃えてある。貰い物は長さや太さが混じってしまう。 
 
曲がったのや節も多く割るのも乾燥も時間がかかる。真っ直ぐで素直な木は割るのも乾燥も早い。薪用を買うと貰い物のように安くはできないが楽なのだ。ストーブが増えて薪の値段は毎年上がる。自分で割るこちらには関係ないが。