青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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公園

気温の上昇とともに一気に桜も咲いてきた。事務所の公園も開園15年になり木々も大きくなった。種類は多岐に渡り秋にかけ様々の景観を楽しめる。植樹当初よりもだいぶ成長した木々は枝を公園からはみ出す。 
 
当初は弱々しかった木も大きくなると枝が伸びて広がる。トンネル上の公園と言う位なので幅が狭く長い。傾斜がキツく登りが続くので散歩用には最適だ。運動を兼ねて毎日上り下りする人が一定数いる。中には走る方もいる、私には出来ないが。 
 
落葉樹だけなので秋には落ち葉が出る。成長とともに落ち葉の量は増えていく。4、5年経った頃は私が袋に詰めて集めていた。庭の片隅に穴を掘り埋めて腐葉土にした。ゴミ袋で4、5個なので大した穴でもなかった。 
 
ここ2.3年その袋も10個以上に増えた。勿論落ち葉を全部集めたのでなくほんの一部だ。5年前から草刈りと清掃が入る様になり町内会から離れたのだ。プロが来てほんの30分ほどで終えていく。刈った草や落ち葉は年に2度回収する。 
 
私はほんの一部を勝手に集めている。別に文句も言われないが感謝もされない。ごみ収集をすると犬のフンが落ちているものだ。ここでは殆ど見かけない。マナーが良くなったのか隠すところがないのか。 
 
公園が整備されて近所の景観が良くなった。古い家が解体され新築される。農地で敷地が広い農家が多かった。細かく分譲され小さな家だらけになった。住民も若い世代が増え子供も通る様になった。 
 
朝は上の高校に生徒たちが上がって行く。夕方は帰りの生徒がポツポツと降りていく。事務所のところに半円のベンチがあり生徒が座っておしゃべりをする。たまにダンスを何人かで練習をする事がある。結構様になっているし熱心だ。 
 
15年と短い期間ではあるが公園も変化している。当初は用がなければ通る者もいなかった。小さな木は上から下まで全て見渡せた。木の陰で見えにくくなり人も居心地がよくなったろうか。事務所からは視線も気にならない。


建築士講習

アフターとか修理工事が増えてきた。他の工事も話はあるがなかなか決まらない。ここ2、3年コロナ騒ぎで現場が減り他所も苦戦中だろう。月日の過ぎるのは早いと言うが実感するこの頃です。 
 
建築士は定期講習が2年ごとにある。設計業務をするものは受講義務がある。公務員とか報酬をもらって仕事をしないものは無い。建築士受験のN学院で受けるのだが講義と試験で1日かかる。今は講義はビデオをネットで視聴し試験だけが実地だ。 
 
そのほかに設計事務所を営むものは5年ごとの書き換えがある。そのためには管理建築士講習を受けないとならない。設計事務所登録は確認申請を取るには必要になる。だから青森市で一日がかりの講習に行く。 
 
来年度は書き換えなので講習を今年受けないとならない。両方の講習を受けて初めて設計事務所を名乗れる訳だ。私が建築士を取った頃は講習は何百人も入るところで受けたものだ。最近は半分以下になってしまった。 
 
建築業界は職人不足が話題になるが建築士だって不足している。建築士の受験者数も減ったし廃業も増えたからだ。住宅業界は管理業務は事実上ないから設計士の仕事がない。だから代理業務の設計事務所が多かった。 
 
住宅会社は設計士を置くより外注する方が簡単だ。外注なら必要な時だけで済む。それでも下請けの設計事務所も減って設計も人手不足になってきた。当社は自分で設計監理をし職人と材木の在庫も置いている。 
  
製材所も減り手刻みに使う材木の入手すらも危なくなってきた。乾燥した良材はすぐには手に入らない。ましては大黒柱や曲がり材などは自分で在庫するしかない。製材所が減って手刻みの伝統工法の家つくりも難しくなってきた。


迷惑電話、メール

固定電話とメールアドレスを変更して2週間ほど経つ。不思議なことに迷惑電話は減らない。大体が080、050から来る。一度出ても似たような電話番号からまたかかってくる。固定電話は転送していたので携帯が鳴るのは同じなのだが。 
 
メールも同様で迷惑メールがもの凄い。用件のメールを見逃すこともあった。実はこちらの方が面倒な事になってしまった。会員登録とかショッピングにはアドレスが必要だ。これを全て変更しないとならないからだ。

全て変更するのは大変で前のと今のと両方打つ事になる。クローズアップ現代にネットショッピングの”落とし穴”のことが放送されていた。アドレスは簡単に打ち込まない方が賢明なようだ。どのように悪用されるか分からない。 
 
迷惑電話なるものは20年前から始まったようだ。いきなり知らない所から電話で売り込みがくる。こちらの迷惑や都合などお構いなしで来る。接客中だろうが役所の窓口だろうが出てしまう。電話が鳴れば出る習慣を悪用している。
 
ネットになってアドレスが拡散されて大量の迷惑メールが来る。アドレスを集めるところと買うところがあるのだろう。一度出回ると止まらない。ねずみ算式に増えて大量のメールが来るのだ。特にHPなど探しやすいところが狙われる。 
 
変えてからメールは来ないが電話はガンガン来る。ネットショッピングが増えて解約や催促などがトラブル。アマゾンでも商品が未着なケースが増えた。特殊な商品だが中国とかが多い。支払いが済んでも届かないのと解約も返事が来ない。

HPは誰でも見れるので狙われるのだろう。アフターや既存客だけなら個別に教えるのもありだ。どこにいるかも分からない客を相手ではオープンはやむを得ない。望まない客であってこちらからは断れない。今後も困ったことは減ら無いだろう。

 


高齢者のリフォーム

日曜の昼頃、事務所宛に電話があった。展示場を見たいが探せないでコンビニにいると言う。当社は事務所を知った上で来る方が多い。ネットであればすぐ分かるし調べる。だから事務所が分からないと言う方が少ない。 
 
コンビニに迎えに行くとかなりの高齢者だった。県産材のPR雑誌に以前載せていたのでそれを見たと言う。数年発行されて当社も継続掲載された。書店に何部か無料配布されていたのでもらったらしい。 
 
事情を聞くとリフォームを希望で夫婦だけの住まいだ。子供は都会に出て築年数も古く以前からリフォームは考えていたらしい。今回は一人住まいの兄弟の方が病気で同居を希望していた。まあ老々介護という事だ。 
 
同居するには直さないと住めないので思い切ったのだ。一人住まいの方の自宅を売却して直そうとしている。売れないとリフォームもできないという事だ。空き家にして売却するだろうからリフォームが先でないと本当は困る。 
 
かなり難しいのだがそれしか方法がない。高齢社会のこの頃では増えているケースだ。勿論資金があれば先にリフォームをするだろう。老後資金の問題が話題になったが高齢それも80代を過ぎたら相当難しい。 
 
はっきり言うと売りやすい場所ではない。他にも土地があって老後に備えてか買っておいた。売りやすい土地ならとっくに何とかなっている。買う値段と売る値段が違うのが不動産の売却は迷ってしまう。


メールと電話

彼岸の頃に積雪があるのはよくある事だ。今年も例年通り降って先日の大雪で壊れた現場に支障が出た。準備万端着工と言う時にまた雪が。遅れ気味で足場を掛け今日工事をした。来週にも足場を撤去して終了になる。 
 
最近メールの調子が悪くデータが消えたり送信ができない。何とか復旧は試みたがダメだった。仕方なくアドレス変更に踏み切る事にした。まずはHPを変更しないといけない。HPはサーバー上にあってそちらを変更する。 
 
HPを作るソフトは何とか操作はできる。できるがサーバー上で変更するのは難しい。知人に依頼し変更したが素人では手に負える代物ではないようだ。それにもう一つは固定電話を無くしたかった。事実上携帯電話に転送して使っていたからだ。 
 
業者同士のやり取りもほぼ携帯でする。初めての方だけが固定電話を使っている。ネットも光からケーブルテレビの回線に切り替えたから余計使わない。ケーブルの回線で電話を使っていたがNTTの回線は使わない。 
 
昨年自宅の固定電話も廃止した。携帯が当たり前になってネットすらも携帯を使う。固定電話は迷惑電話だけが来るのでない方が良い。事務所もほぼ同じ状況で迷惑電話が来る。メールも迷惑メールがほとんどで必要なものを探すのが苦労する。 
 
それやこれやで固定電話とメールを廃止変更したのだ。料金も変わって支払いが大幅に減る。当分迷惑メールに悩まされずに済むしスッキリする。ただお施主様の中には固定電話でやり取りした方が多い。そちらはこれから徐々にお知らせするしか無い。

時代と共に携帯でやり取りすることが増えた。ネットすらも携帯で見る方が多くなった。HPのようにスペースや容量を使うものからインスタのように携帯で見る方が増えた。ただ情報量が違うので少ない情報で判断するしか無い。それも時代の流れかもしれない。