青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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職人の世界—–若い死

今年に入って縁のある職人が亡くなった。職人とは言っても経営者であり営業でもある。サラリーマン時代から付き合いがあって独立後も取引があった。外構工事専門業者で基礎工事や土留め工事などもやる。門扉、塀、車庫工事が得意だった。

彼の良いところはデザインが出色で多少金額が高くとも出来栄えがカバーする。新築すると必ず必要になるエクステリア関係は競争も激しい。工事自体は難しくないがデザインはできる業者が少ない。彼はデザイン感覚が優れていて他者を圧倒していた。

自分のデザインには相当自信を持っており見積もりも強気で値引きもしない。と言うより他の業者は工事だけが目的でデザインは施主や設計者にお任せが多かった。プロとしての提案もなくなんの魅力もなく最新の材料の知識もなかった。そういう点で彼の仕事は際立っていた。大工4:16-7

エクステリアプランナーとしての才能は高かったが営業も強気で工事費が高い。サラリーマン時代は親会社の意向もあって彼のところしか使わなかった。いわゆる指定業者だった。デザインに優れているので施主には喜ばれることが多かった。

私と中学が同じだった彼は、創業者の親がブロック積み専門業者としてスタートした。20代の頃から経営者として後を継いだので、年齢の割には老けて見えた。引き継いだ職人たちを動かすにはその方が良かったのだろう。とにかく若くして経営と営業で後を継いだわけだ。

彼のウリはもちろんデザインでパースもうまく勉強熱心でもあった。業界のリーダー的存在でメーカーや問屋の講師などもやっていた。大手の住宅会社にはほとんど入っており良い物件の多かった。額の張る良い物件でないと外構は見栄えがしない。大工4:18-5

外構業者には主に土木業者と庭園業者が多い。道路工事なども請け負う大手にもなれず、庭師でもない中途半端な業者が多い。職人を4,5人使って住宅の外構など小さな工事が主だ。

若くして経営にタッチして他の経営者仲間との付き合いにも熱を入れた。ロータリークラブとか年上の経営者から可愛がられたようだ。いつしか自分もそのような大手と同じだと勘違いしたような形跡がある。相手は従業員が数百人規模なので経営感覚が違う。

かなりの借金をしてホームセンターを開設することになった。経営者仲間のアドバイスとか下世話な言い方をするとそそのかしに乗った。絵に描いたように2年ほどで倒産し莫大な借り入れが残った。本業である外構の方も支払いが滞り評判を下げた。

当時私はようやく新築工事が軌道に乗り、外構は基礎業者に任せていた。彼に見積もりを依頼するとすごく金額が高かった。予算から言って無理な金額だったからだ。デザインは私が描いて基礎業者にやらせていた。その後も新築工事に忙しく外構は他業者に任せたりした。大工4:21-2

彼が厳しい環境なのは知っていたがすぐ取引再開にならなかった。デザインに自信を持つあまり予算的に厳しいのが原因だった。プライドの高い彼は下請け業者として仕事欲しさに値引きすることがなかった。そうやって私は彼と仕事の縁が切れていった。

それから10年ほどして共通の知り合いであった施主に外構の仕事を欲しいと電話があった。私は新築工事を彼は外構と別発注になった。別とは言っても同じ現場なのだから工事は重なる。打ち合わせも必要だし協力しないとできない。ところが彼らは自分たちの都合第一で現場が混乱することばかりだった。

昔の彼を知っていたので驚いたが借金返済が厳しいのか、工事のやり方も酷かった。何度か是正を頼んだが徹底的に自己中心の姿勢は変わらなかった。仕事のレベルもかなり低くなって往時のデザインも色あせていた。

職人らしさがあった時は仕事も丁寧だしデザインも素晴らしかった。ホームセンター倒産以来彼はすっかり変わってしまったようだ。デザインをする職人としての彼は才能に溢れ現場の職人も丁寧だった。いつしか自分の枠を超えた付き合いや慢心はすっかり変えてしまったようだ。大工4:24-2

その後も彼に仕事の依頼をしなかったし、付き合いも全くなくなった。その後地元では仕事がなくなったので遠くの現場をやるようになった。四国まで現場があって飛行機で移動するというスサマジさだった。その飛行機のなかで過労から心臓麻痺で亡くなった。

職人は殻に合った仕事をするべきだとその時思った。自営は見栄を張ったりプライドを持ちすぎると破綻する。地道に客相手に丁寧な仕事をしていればこんなことはなかった。30代でこの道に入った私は年下の彼から学ぶことは多かった。身の程を知ると言うのは大事なことだ。


職人の世界—–板金屋

職人も数え切れないほど付き合ってきた。その中に今年亡くなった板金屋の母方の叔父がいる。83歳で亡くなったから私より18歳上だ。75歳くらいで脳梗塞になり職人をやめてから長く入院した。もちろん板金の仕事は独立以来お願いしていた。

叔父は中学を出て自分の兄のところへ弟子入りした。両方とも叔父にあたる。叔父は実家にいて小学生だった私はよく遊びに連れていってもらった。母方の一番若い叔父だったので独身で祖父母には初孫だった私を可愛がってくれた。

当時は映画が娯楽の王様で、ゴジラとかまだ若いジュディガーランド主演のオズの魔法使いなどを見に連れて行ってもらった。田舎育ちの私は映画を親以外と行った初めての経験だった。
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ゴジラだったかオズの魔法使いだったか怖くて椅子の後ろに隠れて叔父に笑われたのを憶えている。
オズの魔法使いは1939年の製作だから大分古い映画だったようだ。

叔父は器用で竹とんぼや凧を作ってくれた。当時母の実家は街に近く田舎育ちの私は遊びに行くのが好きだった。叔父がおもちゃを作ってくれるのがとても楽しみだった。

まだ若かった筈だが手は大きくてごつかった。その手から色々なおもちゃが出てくるのが子供心にまるでマジックのような気がした。私が職人の手と言うと最初に覚えているのが叔父の手だった。

手で作るから大きくゴツくなるのか初めから大きかったかは覚えていない。とにかく職人は手が大きくゴツイと今でも思っている。職人の手はサラリーマンの名刺みたいなものだ。年季も腕もすべて手に出てくる。笹野9:21-25

手刻みの大工たちの手もゴツくて大きい。玄翁を握る手は節くれてグローブのように平べったい。その手からあのような繊細な加工が生まれるのには少し不思議な気がする。

プレカット全盛の今の大工は玄翁やノミはあまり握らない。電動機械で仕事をするので力を入れて振り回さない。グリップは手には優しくゴツくなるのを防いでくれる。だから今の大工の手はやさしくて綺麗だ。

体に負担のかからない仕事が増えて素人に近いものまで職人として働く。手刻みの衰退と建材のユニット化で職人は作ると言うより組み立てるが近い。大工道具の中で一番消耗が激しいのは組み立てに使われる電ドルだ。

大工に比べ板金屋は昔と変わらず手で折ったり切ったりする。折加工は工場でするのが増えたが現場加工が多いのは同じだ。晴れても雨でも隠れるところがない屋根職人は危険なのもあって成り手がいない。笹野9:21-2

どこの現場でも板金屋は60代が主力なのは変わらない。足場もないところでも身を乗り出して加工する仕事は慣れても怖い。それもあって板金屋は比較的作業の終わりが早い。疲れると落ちたり滑ったりしやすい。

現場で見るのとマスコミなどが言う職人仕事は違って見える。匠とか技術の高さをメシの種にしている訳ではないからだ。あくまで自分の仕事であり金を稼ぐ手段として職人なのだ。長い修行もそのことで特別な技術を持っているとの認識はあまりない。

稼ぎから言うとサラリーマンの比でない。仕事の空きがある以上年間を通すと大した稼ぎになならない。肉体を酷使するような現場ばかりを選べばどうかわからないが。

叔父は結婚して子供たちを学校に入れて自宅を建てた。それだけで一生かかる一大事業だった。自宅が自分の土地だと思っていたが亡くなって借地だったのを聞いてびっくりした。家すらもなかなか持てないのが現実だ。これでは職人の成り手がないのも頷ける。笹野9:21-7


職人の世界—–新人

スポーツの世界では16歳の高校生が活躍している。今までの日本人の概念に当てはまらない新人類のようだ。見た目も含め潜在能力が素晴らしいとか地方に住んでいる者は見たこともないタイプだ。あまりにずば抜けているので競争しようにも歯が立たない。

華やかな世界とは違い建築の世界では新人がまったく希少動物の世界になった。私の同期などは職人がいっぱいいて地元では働くのが普通だった。中には出稼ぎで都会に行ったのもいたが戻って来たのが多い。

銀行などが発行する地方の経済情報誌には建築関係は横ばいとある。住宅着工数も前年より回復し悪くないような書き方だ。景気なんて一年くらいで劇的に変わるものではないから違いをどうのこうのは難しい。CIMG3859

同業などの動きを見ると昨年より下がっているのが多い。どこかが伸びるか新規があったと言うことだ。昨年末から何社か開業したから増えた分既存が厳しい。下職の業者の情報もそんな傾向がある。

元請けの住宅会社から見れば売り上げが減るのだが職人には同じことだ。新規の会社が出れば今までと同じだ。新規の出店であるから下職は新しく募集する。遠くから連れて来る訳ではないから地元から採用する。

普通新規の下職を探すときは自分で見つけるか業者の紹介が殆どだ。建材店やメーカー、他の下職などだが最初は見積もりをさせる。その金額が元請けの指値だから相当厳しい。なんやかんやとまとめて折り合いをつけて決まる。

外部から来た会社とフランチャイズの会社はその折り合いがないに等しい。自分の指値でなければ決まらないから次々と業者を探す。いつかその値段でやる業者が出るまで続く。結局受ける業者が登場する。CIMG3821

こうやって相場が形成され下がる原因になる。コストを削るのだから指定材料は無理として手間賃しかない。職人は現場がないときは無給だから安くても続くと同じことだ。大手の業者は安いが空きが無いことを条件に持ち出す。

手間賃を下げると言ってもベテランは無理なので素人に近い手元と呼ばれるアルバイトを見つけてくる。まともな職人は一人であとは農業とか素人を集める。本業が忙しくなると抜けるので安定しない。

職人たちが働くところは零細業者が殆どだ。常に仕事が切れるのとの戦いなので新人を採用して育てるのが難しくなる。だから後継者の息子以外に新人が入って来ない。ベテランが辞めても補充もできない。

ところが大手の住宅会社は自前の養成機関があったり半社員契約にして収入を安定させる。現実には少しベテランになると独立を促し自社のアルバイト要員にしたりする。ともあれ職人は今では大手の社員になる感覚でしか集められない。CIMG3861

地方の零細業者は新人も雇えないしベテランは減っていく。仕事も大手に入らない限り安定しない。これから地方で職人の養成が非常に難しくなる。大工の例ではアルバイトから入るプレカット専門が増えた。

地方に住む若者で派遣とかアルバイトで働く者は多い。中には職人の子弟もいるが継ぐのを親である職人が望まない。低収入から低学歴でまともな職に就けない。親の仕事を手伝ったりするのもいるが続かない。

しかし世の中は変わっていく。低収入は兎も角やりがいとか向き不向きで職人になりたがるのも出てきた。地方に住めば一部を除き低収入は普通だしそれなりに食う道はある。同じ働くなら自分の好きな仕事をしたいとなる。

都会では職人の道は比較的簡単でそれなりの収入になる。人手不足は都会だけのことで仕事はいくらでもある。地方ではありえないような若者が職人を志向する。サラリーマンでも将来を約束されるのはほんの一部だ。

現場では中国人とかパキスタン人とか各種様々な人が働く。移民政策が変われば大量に流れ込むかもしれない。少なくとも都会はそう言う方向に向かいそうだ。地方では減り続ける職人がどう言う方向に向かうかまだ読めない。

住宅の現場は今でも60代が頑張っている。彼らとてあと何年もできないからその後は素人に近いアルバイトで間に合わせるのだろうか。それとも極端に省力化した工法が出てくるのだろうか。CIMG3838


職人の世界—–リフォーム2

リフォーム工事の大きな流れに定年間際族の動きがある。子も育ち一生に一度しかない退職金もあるし建て替えかリフォームか大きな選択を迫られる。築25年以上が多くて直すとしても大がかりだし老後のこともあってバリアフリーにしたい。

郊外の団地に土地を買って家を建てたのは40歳前が多かった。景気も良かったし家族単位の夢の住処を志向するのは多かった。団塊世代から順に定年となり子育ても終えた。当時は気にもならなかった郊外も歳を取ると不便な所が目についてくる。

古くなって設備関係も傷んで取り替え時期に入ってくる。自身の老後も気になり当時流行った総二階を一階だけで過ごせるようにしたがる。退職金もあって不便な郊外から中心へと建て替えにするか悩む。平均寿命も伸びて60歳定年から30年近く生きる時代になった。DSC_4779

元気で我が家で過ごすのは理想だが古くなった家は向いている訳ではない。介護も見据えたバリアフリーの家に直すのが一番のポイントになる。少しずつ手直しするより一階全部を見直して平屋風な使い勝手を望む方が増えた。

築20年以上の家は在来工法の手刻みが普通である。外材が多くて建材多用が普通になった時代になる。外部もモルタルからサイディングに変わった時期で断熱も含め取り替え需要が一番多い。アルミサッシはガラスの一重が主流で二重も登場してきた頃だ。

構造材は補強をしたらまだ十分使える。外壁の張替えと断熱の入れ替えで性能を上げる。設備関係も交換して内装をやり変える。こう言った工事が多くてほぼ見た目は新築になる。建て替えとの金額差が小さいところが悩みどころだろう。100_3657

プレカットが登場して20年以上になる。リフォームを考えるところは手刻みの在来工法が主流だった頃だ。当然直すとなると手刻みの経験がある方が良い。壊さなくとも中の構造や仕組みに馴染みがある。無駄な工事や時間短縮ができると言うことだ。

設備関係は進歩が大きい分野だが全部撤去でやり直すのが普通だ。主にモノを言うのは大工工事の経験だろう。ベテラン大工の出番ということだ。実際に大手も現場にはベテランを入れたがる。管理者も全て指示しなくても現場を任せることができる。連携できるのは大きな違いでコストに大きく影響する。

当社の大工たちはベテランが多くそう言う意味で得意な仕事になる。内外装に板張りや漆喰も可能なのでイメージの一新もできる。建材やビニールクロスではどうしても前のイメージが強く残ってしまう。

熟年世代には自分の育った環境の中で古民家的な家が記憶にある。育った家が藁吹きや土間のある空間がイメージでなく実感としてある。断熱不足もあって寒いと思い込んでいる方が多いが解消可能なことだ。DSC_4681

当社は新築だけでなくリフォームにおいても伝統的な工法と同じに工事することができる。断熱や耐震強度を補強しながら地元材を使った古民家風な家が可能になる。仕上げの技術には問題がないし耐震補強も難しいくはないからだ。

もちろんだが当社にはこう言った住宅を多数設計してきたノウハウもある。基本的なことはリフォームでも同じなので十分に希望を取り入れることができる。業者も工事の慣れたものが多いので多少難しい注文でも対応できる。

梁材や板材も乾燥した在庫もあるし調達も可能だ。設計と大工が揃っても材料がなければ絵に描いた餅になる。地元材の一品ものであるから二つと無い材で工事可能になる。同じものがない真のオリジナルの家にリフォームできる。DSC_4685


職人の世界—–リフォーム1

新築需要の頭打ちや人口減少社会に突入で既存の住宅のリフォームが増えた。小は網戸を張り替えるとか大は風呂を作り変えるまで大流行になった。リフォームは行政に提出する必要のない工事が多い。工務店からホームセンターまで窓口はたくさんある。

細かい工事が多く業者も頻繁に出入りするリフォームは工事管理が重要になる。業者や資材屋に発注するだけでも大変な仕事だ。さらに住みながらの工事が多いので工事以外のトラブルも考慮しないといけない。

新築と違って現場の管理も工程管理も入念に組んで管理する必要がある。そう言ったことも設計士の大事な仕事になる。デザインさえ考えればという新築より現場での変更が多いリフォームが難しい。CIMG1573

一番のポイントは現場経験があるかどうかだ。壊して作るリフォームは事前の予測が一番重要だ。構造や痛み具合を読み適切な材料と職人を手配する。しかる後に業者の工程管理を組む。経験と知識がモノを言う。

リフォームは築10年以上を経過した家が多い。最近はプレカットの家もあるがやはり手刻みの古いのが普通だ。プレカットのデザイン業が主流の設計士には馴染みがない現場が多い。壊した現場の構造や設備関係が現在のやり方と違っている筈だ。

私自身の経験でも築20年以上が多い。となるとその当時に工事経験のある業者には有利だろう。何たって当時自分が建てていた構法なのだから。逆に言うと最近の設計事務所のように経験不足だと建て替えや徹底的に壊して作るやり方になってしまう。CIMG1609

実際そう言うデザイン優先となると大がかりに壊してが普通だ。構造やちょっとした梁や柱の付け替えが増えて工事自体が難しい。現場の大工の技術や知識がない場合設計士の責任は大きい。若い大工と設計士が組むと手間取ったり不必要な工程が出やすくなる。しかも使う材木を加工し慣れないから余計手間取る。

当社では既存の梁や桁材を取り外さなくても仕口などで補強して無駄な工程を減らすようにする。材木は常に在庫もあるし大工たちも加工はお手の物だ。ベテランにはリフォームは向いている。特に手刻みの大工には技術が発揮できて最適だ。

都市部では狭小敷地の建物が多いが法改正で建て替えできないものが増えた。リフォームで新築並みに工事してしまう例が多いと聞く。総額が大きいので中古物件を購入して自分流の住まいに作り変える。そう言う用途まで変えるリフォームがこれからの主流になりそうだ。新築では不可能な自分流の家が作れる。CIMG2909

新しい住まい方のやり方として今後は需要が見込まれる。しかし問題もあって自己資金だけなら良いがローンを組むのが難しい。ローンは担保価値だけで貸すリコースローンなので価値が問題になる。欧米のようなノンリコースローンであれば売却した時点でローンは終わる。日本のローンは売却しても担保価値が低いと残金が残ってしまう。

なので銀行は残金が出た場合に備えて安定した収入のある方のみに貸す。将来の収入リスクの低い中小の企業とか自営には相当厳しい査定が待っている。簡単に言うと公務員とか大手の企業の社員であれば担保価値を多少超えても貸してくれるのだ。

収入の少ない若い世代には総額が安くて比較的立地の良い中古住宅を買ってリフォームと言う手がやりにくい。逆に立地の良い古い家に住む方が担保価値以下の資金でリフォームすれば売却の時にも有利だ。もちろん老後の住まいとしても良いことだ。CIMG2912

中古住宅を買って想い通りにリフォームと言う流れが今後増えれば空き家対策にもなる。中住宅流通にも拍車がかかるし今後の建築需要にもなってくる。

当社はただリフォームするだけでなく自然素材を使ったリフォームを提案する。元々在来構法だから手刻みのできる大工には馴染みの現場になる。思い切って曲がり梁や太い柱に交換して古民家風とか劇的に変えることができる。そう言った時でも大工の技術がモノを言うので古民家リフォームとか漆喰仕上げの健康住宅にも変更できる。