青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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薪ストーブ

午前中は雨で午後から少しずつ晴れる。基礎の現場は休みだが明後日の検査と打設の準備はできている。来週は晴れそうなので順調に行けば来月初めには基礎はできそうだ。 
 
基礎ができると内外部のたたきを打って上棟の準備に入る。すでに足場、クレーン、大工は発注済みで木材や建材も日程が決まっている。あとは天気次第だが予備日も見ているので間に合う。 
 
仕上げ中の現場はレンガ積みと電気、給排水の取り付け作業中。今週で取り付けは完了して清掃の後は建具、網戸、カーテンで完了する。来週末には薪ストーブの取り付けもある。 
 
間仕切りの少ない家が増えて暖房が間に合うかだ。薪ストーブは暖房能力と言う点では最高だ。2万キロカリーはあるしエアコンなどとは比較にならない。 
 
自動でとかスイッチポンでとか考える方には向いていない。着火して2,30分は熱くならないし薪も運ばないといけない。スイッチなんてのはないから自分で火をつける。 
 
面倒臭さを超えたメリットを言えば暖かさの質が違う。輻射熱による遠赤外線で暖められた空間は快適だ。いったん温めると建物そのものをからも熱が出る。長時間暖かいが夜中でも薪運びをしないといけない。


オリジナル

午前中は雨模様で午後から晴れ。基礎の現場は捨てコンを打ち鉄筋組み。土曜日の配筋検査に向けて間に合わせます。雨だけが心配ですが土曜にはベースの打設ができそうです。 
 
仕上げの現場はタイル貼りの残りとレンガ積みの準備。給排水や大工、電気と慌ただしく出入りします。私も午前と午後には現場へ行きます。 
 
製作した照明器具も搬入して塗装をしてから取り付けです。正直なところ製作は必要以上に緊張します。まず作る加工の段階で出来上がりイメージがしっくり来るかです。 
 
次が取り付けとか器具との相性がうまくいくか。心配のタネは尽きませんがうまくいった時はそれは嬉しいのです。既製品にはない存在感は捨てがたいものがあります。 
 
懲りずに何度も作るのに挑戦するわけです。そう言ったリスクがあるので普通はやりたくないでしょう。しかし家の基本は作るものと思っているのでやれる時は挑戦します。 
 
経験を積んで素材とか仕上がりイメージがわかるようになります。オリジナルは究極のデザインだと思うのでやるときはやるようにしています。CIMG7914


3Kの仕事

グッと気温も下がり冬近しだ。引渡しが近いので最後の追い込みではないがチェックと催促が忙しい。ほぼ来週で完成するが手直しができるかだ。最後の詰めが一番しんどい。 
 
基礎の現場からは配筋検査の打ち合わせと金物や断熱材の入荷の打ち合わせ。来週の打設で二回に分けてやる。12月には型枠を剥がして土間を打つ。整地をして10日までには完成する。 
 
足りない職人の中でも基礎屋は最たる職種だ。どこも基礎が遅れて着工ができない。職人不足は汚い仕事、外の仕事、年季がいる仕事がなり手がいない。基礎屋は一番嫌われる業種かもしれない。 
 
板金屋も危険なのと夏冬ともにきつい仕事になる。大小の二極化が進み大人数と一人に分かれる。一人でやっているのは引退間近組でいつ廃業か時間の問題だ。彼らが主に住宅に携わる。 
 
当社も4,5人の会社にお願いしたが廃業して残った職人に依頼している。独立するつもりもなかったがしてしまった。元の会社の客を引き継ぐ。 
 
何だかんだと私の同年齢が今でも主力だ。息子も小さい時から知っているから気安いだろう。ただしいつまでできるかが問題だが。


こだわりの一品

昨日は午前中は打ち合わせ、午後からいつもの温泉へ。今日は朝から雨で東屋の建て方ができない。予報は午後から晴れというので取りかかったがだんだん降って来る。基礎の現場は中止。 
 
タイル貼りの現場は先に玄関内部から貼り始める。午後から風除室にかかり明後日ごろからレンガ積みになる。レンガを積んで床の鉄板を敷けば薪ストーブを設置する。 
 
今週は大工の手直しと照明器具付けを予定している。照明器具は手作りなので塗装もしないとならない。その後に照明の器具を取り付ける。オーダーと言うことだ。 
 
当社はそもそもオーター家具が多い。キッチン、下駄箱を始め棚類とかテレビ台、踏み台、子供の机とか残材で作る。残材と言ってももちろん良材の切れ端だから綺麗な材料だ。 
 
もちろんオリジナルであるから同じものはない。デザインは垢抜けないものが多いが手作り感は魅力だ。ただ材料費は安いとは言うが手間はすごくかかる。 
 
素人の方は材料費にばかり目がいくが手間とか塗装とかビスボンド類には思い至らない。100円均一で買えるようなものに毛が生えたくらいに思うのだ。どちらかと言うとこだわりの一品で高額なものなのだが。


東屋

今朝も雨が降って濡れていたので散歩は中止。午前中は事務所で図面見積….その他。午後から漆喰の終わった現場でタイルの貼り方の打ち合わせ。作業場へ行き月曜からの東屋の材料の搬入。
  
瓦の載った板塀の門の後ろに東屋を建てる。建てた業者がどうなったか当社に仕事が来た。庭を見ると桧皮葺きのくぐり戸もある。数奇屋風が好みなのだろう。 
 
よく見ると素材はそれほどこだわらなかったのか外材だ。黒く塗装したのでわかりにくいが並材で作っている。大工の熱意が足りなかったか予算がなかったか。 
 
ただ瓦まで乗っけて中途半端な印象は否めない。見た目だけの古民家とか数寄屋はよくある。大工の腕なのか客の要望なのか。本格的な和風住宅の関心は高いが予算と乖離している。 
 
古民家も同じで曲がりをいつも用意できる業者はほぼいない。手に入れるためには伐採から関わる。製材在庫をしていつ来るかわからない客のために倉庫の肥やしにする。 
 
何にしても古い建物は再現が難しい。ましてや新品でやるとなると気が遠くなる。ノウハウもないと火傷して痛い目にあう。当社は何度も経験済みですっかりノウハウになってしまった。