青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

野菜の貰い物

昨夜図面を描いて帰宅が遅くなった。その所為か起きるのが遅くて散歩はなし。昨日も雨で行けなかったのでワンコは恨めしそうな顔をした。午前中は打ち合わせがあって午後はまた図面。この頃ずっと事務所ばかりですっかり体が鈍ってしまった。 
 
半袖で過ごせる期間が少しずつ減ってくる。今日あたりが最後かもしれない。車でエアコンをかけながら走るのも終わりに近づいた。今月も中旬を過ぎると秋本場である。トウモロコシや枝豆は旬を過ぎてブドウや梨が最盛期になった。 
 
知り合いの畑に野菜をもらいに行った家内が葡萄も採ってきた。まだ少し早くて酸っぱ味が残る。私的には最後に熟して落ちる寸前が一番と思っている。いつも皆が取り残したのをもらう。 
 
カボチャもそろそろ美味くなる頃だし次々と収穫が始まる。菊の花と大根が最後で霜が降りて終わりになる。その時期になると取り残しのブドウが自然に落ちてしまうのだがその時が一番うまい。 
 
我が家にも葡萄があったがスズメバチが寄ってくるので切った。葡萄は比較的痩せた土地でも育つので傾斜地にも植える。他に何を植えてもダメで葡萄と菊の花が育った。ブラックベリーも植えたらツルが伸びて収穫できる。タネがあって食べにくいが。 
 
50代までは農業には全く興味がなくて自宅前の畑すら耕したことがなかった。今は息子たちが孫と一緒に様々植えている。ジャガイモとかトマトなど植えっぱなしの簡単なのしか植えない。 
 
仕事を辞めた家内が暇になると自宅周辺の草取りをする。除草剤を撒けば良いものを鎌でせっせと取る。ついでに畑の手入れをして少しだが食べている。本当は畑をやりたいのだが息子たちに占領されて残った場所がない。 
 
中高年の畑仕事が増えて貰い物が多くなった。せっかく作っても食い切れないし子供にあげても食べない。一度もらうと毎朝勝手口のところに野菜が置かれてある。自分でやるよりうまいし当分は貰い物で済ませることにした。


こだわりの要求度

午前中雨が降って涼しくなるかと思ったら晴れて暑くなった。夕方にかけてまた曇ってきた。晴れると暑いし曇ると半袖は寒い。長袖か半袖かに迷う季節である。 
 
昨日の打ち合わせで変更になった部分を直したりメーカーに問い合わせたり。見積もりを作成中なので価格もチェックする必要がある。良いものを使いたいのは山々だが予算もある。 
 
当社に家つくりを依頼する方は価格がメインという方は少ない。つまり安かろう悪かろうはいない。こだわりの執着度と納得できる金額との折り合いが重要だ。 
 
誰だって価値のないものに金は払いたくない。要求するデザインとか機能が満たされてかつ納得できる金額になる。いくらでもつぎ込むなんてのは今までもなかった。 
 
ただご自分の要求度が高くて金額と折り合わないのはいくらでもあった。諦めるか値切るか、ぶっちゃけそこに行き着く。値切ってもできないものはもちろんある。 
 
当社から見ると要求と満足度に食い違いとか勘違いがないかが問題だ。相場から見て安すぎるのは当然無理だろう。自分の要求することに勘違いや理解不足はあるものだ。 
 
そこをじっくりと時間をかけ説明する。図面を描き理解しやすいようにする。契約前なのに何枚も図面を作成し打ち合わせに時間をかける。コストもかかる。 
 
もし理解不足のまま着工しても途中でトラブルになる。で、結局せっせと図面を描き資料を用意し説明する。それでも契約できれば良いがそうならない場合は…..。残念なことにそうならない方が多い。


わかりにくい事

昨日も午後からお施主様のところへ取材で伺う。地域材の本に載せるためにインタビューに行った。編集者のM氏と一緒にご夫婦に話を伺う。当社に依頼した経緯とか出来具合などについてだ。 
 
引き渡して時間が経過しないとわからないこともある。住んで見てと言うが住んだものしかわからないこともある。一日の時間の経過で内部の日の入り方とか風の通りとかだ。 
 
設計は見た目だけではなく住んだ後のことも考慮する。日の入り方は言うに及ばず季節によりどこまで入り込むかを考える。内部デザインも家具などが入った状態が主になる。 
 
取材の前に写真は撮ってあったが家具がある状態も撮る。できてみると全く感じが変わることがわかる。見学会と今では違って見える。そこをどこまで計算できるかだ。 
 
住んで2,3年してからわかることもある。暖房とか換気などは時間が経たないとわからない。当社にはよくある割れの問題もある。2,3年してから割れたり5年も経過すると割れが戻ったり様々だ。 
 
漆喰だって住んで見て匂いが少ないのに気づく。事前に説明してもわかってもらえない例だろう。分かりにくい事は後回しで他の部分でいかに引きつけてわかってもらうかだ。


本物の古民家リフォーム

今日も暑い。見積もりと図面作成。午後は伐採の件で山へ。夕方戻ると近所の同級生が親戚のリフォームのことで寄った。こう言ったリフォームの需要はある。ただ思っている金額とのギャップは大きい。 
 
インバウンドの影響なのか日本最高を謳う番組のせいか古民家が流行っている。捨てられたような田舎の家を直したい方も増えた。自分も親も暮らした家だから壊すには偲びない。 
 
このような家は狂いもひどく腐っているのも多いから工事自体が面倒だ。技術的なことよりも時間がかかる。人件費高騰のご時世だから高くつく。人件費節約でプレカットが増えたのと相反する。 
 
材料と技術も大変と言えばそうだが何とかなる。問題は機械や工具を駆使した仕事ができないことだ。大壁で機械で釘を打つような仕事でないと言うことだ。ノミで穴を掘って差し込むのが普通だから上から釘でなんてことができない。 
 
そうなるとかかった時間に比例して工事費が増えるから大変だ。建て替えした方が安いとなるかもしれない。原因としては金額だけでなく大工不足もある。きりなく大工を張り付けておけない。 
 
結局諦めることになりがちだ。壊してと言うのも厳しいだろう。となると簡単に上からボードを張ってクロス張りになる。柱も梁も全て隠れてしまう。それでも相当難しい仕事なのだが。


ジビエ料理

朝はいつもどうりワンコの散歩。近くにレトリバーをお供に散歩の夫婦がいる。あちらは定期的に調教師のところで躾をしている。すれ違っても我が家のように勝手にくっついて来ない。もちろん吠えたりもしない。 
 
対するこちらは吠えるは寄ってくっつくはリードをしっかり引っ張っていないと大変だ。向こうは吠えもせずちゃんと座ってこちらを見ている。お上品なものです。 
 
予防注射とか定期的に病院には連れていく。最低限のことはしているのだが躾まではいかない。日中はほぼほったらかしで誰かが来ると吠えている。時々真夜中に吠えることがあって近所迷惑になる。 
 
我が家の周辺は狐、狸はもちろん様々な動物がやっていくる。犬は暗くても音でわかるから来ると吠える。吠えるのだが小屋の中では相手にならない。だから吠えるのだが。 
 
動物といえば山を見にいくとカモシカなどに出くわす。間近で見れば牛か馬並みに大きいから冷汗がドッと出る。こんなのに突入されたら堪らない。キツネやタヌキくらいならどうってことはない。 
 
先日の現場に来た大工が狩猟をやる。鹿の駆除をやるそうで肉をもらった。硬くてあまり美味しくはなかった。ジビエ料理が流行っているそうだが柔らかい肉に慣れたら食えるかどうか。 
 
私は子供の時は狸や犬も食べたことがあった。野犬に襲われた子牛の肉をもらったこともあった。四つ足ばかりでなくクジラもよくもらって食べた。飼育された肉汁たっぷりの柔らかい肉とは比べようもない。