青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

090-1060-9764

吹き抜け

今日は暑い、まるで夏到来だ。明日はもっと暑そうだから半袖が必要かも。午前中は床屋さんに寄った。その後リフォームの現場で打ち合わせ。やっとリビング上の吹き抜けができた。いきなり広い空間が出現した。 
 
今回のリフォームの最大の目玉はリビングの吹き抜け。お隣が迫っているので明かりが入らない。朝は何とか入るが昼から午後にかけて影になる。そこでリビング上の二階の個室を一つ潰して吹き抜けにした。 
 
これで朝から午後2時ごろまでは上から日が差す。今までのリビングは北側にあって午後しか日が差さない。冬は寒かったに違いないが今度は日が差すのでかなり良くなる。 
 
南東が角になっているから朝早くと午後遅く以外は日が当たるはずだ。ただお隣も迫っているのですぐ影になる。一階はほぼ一日日が差さない。上からしか期待できない。そこで二階の個室の吹き抜け化を考えた。 
 
子供達が出て行くと狭かった我が家も空き部屋が出る。二階の個室はその典型で老後のことを思うと寝室は一階に欲しい。で、余った部屋を一つ潰した。一階の続きの和室を繋げてリビングにして上に吹き抜けを取る。明るさと広さを確保した。 
 
結局水回りから寝室まですべて生活空間は一階に持ってこれた。玄関も二重になって段差があったのを減らしてスロープも確保した。これからのことを考えたらあって然るべきものだろう。あとで作るのはそれなりに金がかかるが一度に工事すると割安になる。 CIMG6313


車検

今日は暑い一日。午後からは袖まくりで現場作業。午前中はリフォームの現場で打ち合わせ。午後は新築の現場の整地作業を手伝う。車検で代車がsuv車で排気量が大きい。3日分の燃料を詰めて返すので入れたら4000円なり。 
 
37万キロのピックアップトラックは車検に行くと3,4日出てこない。あれがこれがと交換するのだが古くて部品がない。溶接して作ったりするから時間がかかる。修理費の請求書を見るのが怖い。 
 
トラックなので車検費は安い。毎年車検だから少しずつ修理する。まとめてやったらすごい金額になる。一年車検は故障をこまめに直せる。オイル交換やし車体の下塗りとか長く乗るには必要なことだ。マニュアルなのでクラッチや板バネなどはしょっちゅう壊れる。 
 
ピックアップトラックが廃番になって20年近くなる。すれ違うピックアップも滅多になくなった。年に2万キロも走る現役は私のだけかもしれない。先日知り合いの塗装屋がダブルキャブに乗っていたが廃車にした。修理費がかかるのと誰も乗らなくなったからだ。 
 
ピックアップは乗りごごちや操作の重さが欠点だ。女性にはとても向かない。乗りごごちはタイヤの空気圧を抜けばかなり良くなる。その代わり荷物はあまり積めない。ハンドルもパワーがついてるがなしはとても運転できない。 
 
パワー何とかで唯一ついているのがパワーステアリングだ。エアバックもなしでシンプルな大きめのハンドルがついている。だいぶ前にパワーなしのステアリングに乗ったことがあるがすごく重い。これは最低必要条件なのだ。他にパワーがついているのはない。CIMG6311


派手なデザイン

朝から手直しで新築の現場へ。午前中かかって終了。作業場へより家具の出来具合を確認。昼食後リフォームの現場へ。電気配線が遅れ気味で大工と競争になった。配線後すぐ天井を貼った。 
 
リフォームにも様々あって単に傷んだ部分を元に戻すのと今までとは画期的にイメージを変えるのがある。テレビで流行ったビフォーアフターである。 
 
もう10年以上前になるがテレビ局から電話があってビフォーアフターの現場をやらないかと。何となく派手なヤラセのような工事が嫌いで断ったことがある。多分私だけでなく何人も電話をして選考するつもりだったのだろう。 
 
どちかと言うと店舗や派手なデザインの家は得意ではないと思っている。表面の仕上げよりは構造や素材に凝る方なのでわかりにくい方だ。パッと見のデザインは地味でダサいと言われる。古民家風の家でも小洒落た要素が一つもないと言われた。 
 
質実剛健と言えば聞こえは良いがやや夢がないとも言える。しかし私的には長い目で見れば派手なものは飽きると思っている。そこをうまくデザインするのがプロだろうと言われそうだ。いくらかは意識はしてはいるのだがまだまだだ。 
 
設計は機能とデザインの両立させないといけない。最近経験も積んで少しデザインも意識するようになった。この歳になってやっととも言えなくないがとにかくデザインを意識している。古民家リフォームはその点で機能よりデザイン的な要素が強く出てくる。そこに価値があると言うことだ。CIMG6301


家具製作

時折小雨が降る天気。車検でトラックが使えず代車のワゴンで荷物運び。製作中のテレビ台と包丁刺しが昼にできて塗装屋に運ぶ。リフォームの現場ではデッキの塗装をする。大工は二階の吹き抜け部分の板張りにかかる。外部は塗装を残して終わる。 
 
テーブルとかテレビ台はよく製作を頼まれる。梁材やカウンター材の残り材を使ったする。今回はテレビ台を栗で包丁刺しを杉で作った。ヒバ材の残りもあったが金属の触れるまな板や包丁刺しには使えない。 
 
建具をヒバを使ったがかぎの部分がヒバの油で硬くなる。ヒバの導管部分から出るので框とかに付ける鍵が動かなくなる。使わないでいると2,3ヶ月でなる。彫り込み部分を大きくしたり工夫はするのだが。 
 
だから包丁刺しなど金属の触れる使い方はできない。それに好き好きがある独特の香りが強い。今回は下駄箱にヒバを使ったがその残材が出た。包丁刺しくらいはできる大きさだった。お施主様はヒバが好きなので希望はされた。 
 
テレビ台は流し前のカウンター材の余りで作った。だからえぐれが入って個性的なものができた。作った息子は材料の半端さに新たなものを要求した。別なものを使うと言うことだが一枚板では作れない。希望は無垢の一枚板だから無理をして作らせた。 
 
当社は加工は全て息子がやっている。塗装は家具塗装屋に持ち込むがほとんど自社製作品だ。工賃と材料費がかかるのみだ。材料次第だが無垢の家具の割には安くできる。樹種や寸法にこだわらなければ簡単にできる。CIMG6292


家具塗装

午前中は新築の現場へ、午後は作業場でテレビ台の加工。夕方リフォームの現場へより材料を届ける。車検が明日に決まって大慌てで配達をする。テレビ台も塗装に出す予定だったがそちらは息子の軽トラで運ぶ。 
 
カウンター材とか梁材の余りで家具を作るのはよくある。もちろん使えるモノがあっての話ですが。何せ余った部分で作るから割れたり節があったりは止むを得ない。家具用に用意するなら別だが建築材よりもさらに高い。 
 
一般に家具材は割れたり狂ったりしにくい良材を使う。板材が多く薄くなるので狂いが増える。梁材は厚みもあるし見る位置の違いで表面仕上げもラフになる。家具はもちろん近くで見るし手にも触れる。 
 
塗装も梁材は現場塗装だが家具は専門の塗装屋に持ち込む。吹き付けで丁寧な仕上げと皮膜の美しさが違う。設備の整ったところでホコリもないから綺麗に仕上がる。現場はどうしてもホコリは舞うし養生も面倒だ。 
 
いちばんは何と言っても見る視点の違いで仕上げの細かさだろう。手触りもツヤもひとランク上に見える。加工の欠点も隠せるし見える部分だけでも丁寧な仕上げができる。その代わり加工のミスは指摘されるしなかなかうるさい。CIMG6280