青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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伐採

今日から敷地周りの伐採。先週末に搬入すみの重機と職人で作業開始。伐採方向を決め重機で木を掴んで切りながら倒す。赤松の甘い匂いが倒す度に臭ってくる。 
 
道路とか家が近い現場では10m以上あるから倒す方向が重要だ。倒すと枝を落とすので周囲が汚れる。山の中だと気にしなくて良いのだが宅地ではそうはいかない。幸い現場は空き地が十分にありどちらにでも倒せる。 
 
やりやすいと言うことは作業が早いからコストが下がる。思ったよりコストも下がるし広葉樹を残したから薪用になる。さらに庭石が散乱して邪魔になっていた。それも掴む装置がついているので簡単に動かせる。 
 
明日は枝の整理と太い広葉樹を玉切りしてもらう。重機がないと玉切りしたものも動かせない。切ってもらえさえすれば割るのは何とかできる。生だと太くても簡単に割れる。 
 
明日は整地があるがその後の地盤改良の是非を判断しないといけない。固い地盤まで掘れ下げれないと埋め地に上にかかってしまう。そう言う地盤は不同沈下を起こしやすいので注意が必要だ。 
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景気回復

今日は1日雨、なのでほぼ事務所。来週から伐採が始まるので現場にいることが多くなる。予定地の周辺の木を伐採して整地する。地盤の状態もその時に判断する。 
 
落ち着いたかに見えたコロナ感染だがまた増えてきた。東京へ行ったり帰郷したりが増えるこれからが本番だろう。年内はこんな調子でマスク無しは難しそうだ。巣ごもりの食料で売り上げ増が続くスーパー以外は当分厳しい。 
 
着工数の予測もこれから年末にかけて谷と見ている。あれほど騒いだ職人不足も当分休戦状態になる。見積もり依頼で業者に電話すると待ってましたとばかりの反応だ。 
 
回復基調になるのは来年以降と見る方が妥当だ。それまで何とか持ちこたえていかないとならない。人減らしに夢中な中小に比べ大手はバーチャル展示場とか新しい戦略で先を追いかける。 
 
本来なら5,6年先になるはずだったことが来年辺り出てくる。どう考えても大手有利で建物性能アップとか全て大手には対応しやすい。零細は建材メーカー頼りで独自の仕様もできそうもない。 
 
見学会も果たして客が来るかどうか心配ではある。新聞広告とか何かをやらないと消滅してしまうと焦りが出る。どう考えても有効とは思えないし経費ばかりが出てゆく。本物とか個性的とか大手には不得意な分野しか思い浮かばない。


定期講習

今日は建築士の定期講習で朝から6時過ぎまでかかった。ほぼ一日講習と言うことですね。ビデオを見るだけなので眠くなる。分厚いテキストを渡され読むだけでも苦労する。 
 
講習終了後テストがある。テキストの中から出題されるから読んでおかないとチンプンカンプンなのだ。エアコンが効きすぎて寒く寝るどころでない。セッセと読み込んで内容を覚える。 
 
本当は3月の予定だったが延期になった。なので人数が多い。(前に比べて)建築士の業務をするには3年に一回の受講義務がある。面倒なだけなのだがたまにこうやってテストをやるのも良いかもしれない。 
 
しかも会場が建築士を取った学校だから昔を思い出す。先生も同じだし。多分会場にいる建築士の方もほとんど卒業生だろう。市内でここ以外で取ったのはいないだろう。 
 
たまにこうやって緊張しながらテストをやるのも良い。真剣にやるのだが時間内に回答するのが精一杯だ。集中して頭を使うのも悪くないかも。ふだんダラーっとやっているからね。と言うことで今日は何も書くことなし。


安さで勝負

時折雨が降ったり晴れたり。湿っぽくて蒸し暑い。午前中は図面や書類の作成。午後からお施主様と打ち合わせ、業者との打ち合わせと続く。明日は建築士の定期講習で1日かかる。 
 
家内がいないので昼は外食。事務所の近くに安くてボリューム満点の食堂がある。高校生や近くの大学生が多く量が半端なない。私などはもう食べれないほど満腹になる。 
 
昼食どきは並んで椅子に腰掛け順番を待つ。ところが今日は客は私とあと一人だけ。もちろん駐車場は閑散としている。ここがこんなに空いているのは初めて見た。 
 
いつもはアルバイトの学生とかおばちゃんが5,6人忙しそうに走り回る。マスターの声が響き渡り騒がしいが元気が出る食堂である。原因はもちろんコロナだろうがこんなところまでとは。 
 
飲食関係は壊滅状態とは聞いていた。酒を飲まない私は居酒屋には縁がない。たまに外食する程度であまり知らない世界である。先日ウニを食べに老舗に行ったがこれほどではなかった。
 
店によって違いがあるだろうが安さとボリュウムをウリにするところの方が厳しい。味で勝負と安さで勝負との違いだろうか。少なくとも客数では圧倒的にこちらだろう。そこがこんな状態だと深刻だ。


確認申請

朝から雨で曇ったり降ったりのすっきりしない天気。確認図面を描き始めて薪ストーブの燃焼範囲の計算に手こずる。まあ元から計算が苦手で文系なのでいつまでも慣れない。 
 
年々複雑になる一方の確認申請だがもう一人では作れなくなった。応援の設計士に依頼している。ほとんどの図面は自分で描くのだが苦手な部分を描いてもらう。一人でできたのは20年以上前で娘がいた時だ。 
 
一人になっていよいよ他人の力を借りないとできないことが増えた。有名な建築家の先生だって一人で描いている訳はない。助手や弟子にやらせるのだろう。全体のイメージを先生が決めてあとは他人まかせだろう。 
 
私は一人なので誰も手伝うのもいないし教えてくれるものいない。他所の設計やさんに頼むより仕方がない。頼むたってほとんどできてから確認申請を出す際に頼んでいる。 
 
私が描いた図面の過ちを訂正してもらう。イメージに影響するような大げさな部分ではなくどうでも良いような些細なことだ。何でこんなことが必要なのかとか考えてはいけない。通るように図面を描く。 
 
確認申請の代行屋は設計士の大事な仕事だろう。これだけで食っているのが大勢いる。下手に本物の設計士になろうとすると仕事がなく苦労する。何も考えない代行をやっている方が楽だ。