日曜の昼頃、事務所宛に電話があった。展示場を見たいが探せないでコンビニにいると言う。当社は事務所を知った上で来る方が多い。ネットであればすぐ分かるし調べる。だから事務所が分からないと言う方が少ない。
コンビニに迎えに行くとかなりの高齢者だった。県産材のPR雑誌に以前載せていたのでそれを見たと言う。数年発行されて当社も継続掲載された。書店に何部か無料配布されていたのでもらったらしい。
事情を聞くとリフォームを希望で夫婦だけの住まいだ。子供は都会に出て築年数も古く以前からリフォームは考えていたらしい。今回は一人住まいの兄弟の方が病気で同居を希望していた。まあ老々介護という事だ。
同居するには直さないと住めないので思い切ったのだ。一人住まいの方の自宅を売却して直そうとしている。売れないとリフォームもできないという事だ。空き家にして売却するだろうからリフォームが先でないと本当は困る。
かなり難しいのだがそれしか方法がない。高齢社会のこの頃では増えているケースだ。勿論資金があれば先にリフォームをするだろう。老後資金の問題が話題になったが高齢それも80代を過ぎたら相当難しい。
はっきり言うと売りやすい場所ではない。他にも土地があって老後に備えてか買っておいた。売りやすい土地ならとっくに何とかなっている。買う値段と売る値段が違うのが不動産の売却は迷ってしまう。