青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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リフォームの現場は家具や仕上げの真っ最中。腰板張りも明日から予定している。家具もほぼ製作が終わり取り付けに入る。箱を作って天板を載せて扉をつける。厚い合板を大工が切って箱にする。あとは塗装と建具屋の仕事です。 
 
家具工事は専門の家具職人がいた。最近は無垢材の家具は少なくベニアを張り合わせたフラッシュという家具が増えた。当社では無垢材の家具も作るが予算によっては厚い合板を使う。表面の仕上げは国産のシナを貼ってある。仕上がった板を切って箱を作るというイメージだ。 
 
無垢材に比べ加工する手間と何より狂いがない。下駄箱のように天板と扉は無垢材を使って箱は合板です。仕上がれば無垢材とあまり違いがない。もちろんオーダーなので建物に合わせて作り付けにする。無垢材でオーダーは高価格なので予算的に限られる。 
 
店舗などもオーダー家具が主流だがフラッシュがほとんどだ。印刷したベニアを貼るので色や柄が自由に選べる。セミオーダーの合板製だと扉以外は規格になるので柄などは選べない。塗装するので色は自由ですが。 
 
ビニールクロスが主流の住宅では白や単色のフラッシュ家具の方がマッチする。無垢材は色以外は選べないからデザインの自由度がなくなる。価格的には合板の方が若干高くつく。 
 
それとは別にJパネルと言う杉の3層合板があって仕上がりは無垢材そのものに見える。切り口も合板と違い無垢材なのでだいぶ本物に近い。無垢材よりも高く付くのが欠点だが狂いがないのと仕上げがいらないので壁材などにも使える。床壁天井と使えばログハウスのような自然な感じになる。
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