青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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気温が上がって夏らしくなった。午前中は打ち合わせで午後から図面作成。少し早めに帰って倉庫の在庫整理予定。日中は暑くてできない。2,3日前にフローリング用を整理したがまだまだ半分以上も残っている。一気にやると相当ハードな仕事だがチョビチョビ毎日やるしかない。作業場の方は全く手付かずでこれから刻みに入ったらやる。 
 
先月の住宅着工数は改善されて前年同期を上回るようになった。住宅取得意欲も増えているようだ。消費税先延ばしもあって有利な金利のローンが順調らしい。やはり消費税上げの先延ばしが効いているのだろう。特に伸びている実感はしないが横ばいからやや伸びている感じだろうか。 
 
昨年から施主からの接触が増えている。展示場を見たいとか相談したいとか様々だ。仕事がありすぎてと言うことでもないので成約率が落ちている。あちこち見たり聞いたりが年々増えている。まあ業者から見れば相手をする時間が増えていると言うことだ。 
 
話を聞いたり簡単な図面作成までは無料をうたっている。2,3人いると図面や調査などでてんてこ舞いする。2,3ヶ月するとそれっきりと言うパターンが多い。検討比較されるのは仕方がない。こちらも相手にもされないよりはマシと思っている。 
 
土地が決まっていないケースが圧倒的に成約率が悪い。土地を買うにはどうするかすら知らない。自己資金があって建物だけのローンであれば問題ない。土地を契約するには頭金を支払いローン契約をしないといけない。ローンを組むには原則建物に付随する土地しか認められない。 
 
土地の契約イコール建物の契約になる。不動産業者は土地代金の支払いを催促するからよけい焦ってくる。家を建てるには建築業者とよく打ち合わせの上探さないとならなくなる。だから土地代金の支払いの仕方がわからないような方はなかなか成約まで時間が掛かる。つまり決まらない方ということだ。 
 
住宅会社などは見学会などい来た客に最初にローンの話をする。そちらを任せてもらえば土地も探すと持ちかける。以外と簡単に任せる客が多い。ローンを組むのが難しいとか厳しいとか脅して自分のペースに持ち込む。ローンを通してあげるから任せろと言うことだ。 
 
ローンの審査基準が変わって30年以上のローンであれば大概の方は通る。昔は収入の20%以内とか厳しかったが今は30%と緩くなっている。私から言わせれば過大なローンは博打のような一生に繋がる。人生長いから病気など思いがけないことがあるものだ。ギリギリの支払いは子供の教育にもしわ寄せが来る。そこまで無理をしなくともと思うのだが余計な御世話だろうか。