今朝は早くから現場へコンクリート打ち込みに立ち会います。今回は吊り枠で外周部の基礎とスラブを一度に打ちます。打ち継ぎがない分強度はありあます。お施主様も立会い午前中で終了。午後からスラブを撫でて完了です。午後は作業場で大工と在庫分の引っ張り出しに立会います。
コンクリート打ち込みは毎回立会いますが生コン車のスランプや強度の伝票を確認します。気温に左右されますので今頃はあまり気にしなくても良い時期です。むしろ鉄筋の継手とか開口部の周辺とかは気を配ります。配筋検査もそこを重点的に調べるようです。
午後は最後のケヤキの柱とか梁を引っ張り出して決めないとなりません。在庫であるものは乾燥は十分なのですが割れや曲がりがあります。実際に使う際には挽き直しをして使います。もちろん少しだけ小さくなるのですがお施主様の中には気にする方もいます。
在庫はいつも見せてから使用材を決めるのですが一本ずつ出して見ることができません。高く積んであるので順に引っ張り出して並べます。リフトで出したり入れたりするのですが時間がかかります。たまに傷をつけたりするので注意が必要です。5,6年も寝かしてあるのでホコリとゴミが大量に出てきます。見ているだけで埃まみれで大変な作業です。
息子はリフト作業が得意で狭い作業場を縦横無尽に走り回ります。手馴れていないと捗りません。ケヤキの加工とリフトは息子任せです。私はクレーン付きトラックの運転専門です。お施主様も立ち会ってどれにするか決めました。なかなか時間がかかり大変な作業です。こだわりの家を建てる方はこんなのにこだわるのです。