青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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いつもより早く作業場へ行く。息子と材木を積み込んで現場へ。大工たちは直接現場で瓦屋も来る。下屋部分のルーフィングを貼って瓦桟をつける。降ろし終わってそのままフローリングの引き取り。戻って作業場へ下ろし事務所へ戻ると3時になっている。 
 
今回はフローリングが4種類になる。一階は桜と栗、厚さが15ミリで合板下地に貼る。二階は4寸角の根太を45センチピッチにして赤松と杉の27ミリを直張りする。お施主様は栗より桜が気に入って買い増して桜のみになった。余った栗は腰板に転用する。 
 
二階も杉は柔らかいので赤松を貼る。一部どうしても赤松が足りないので杉も混ぜる。今までは赤松は節をカットして繋ぎ直していた。今回は繋がないで1.8mのままで使う。現場で節の部分があればカットしながら貼る。だからどのくらいカットされるか読めないので使用量が掴めない。 
 
多めに用意したのだが貼ってみてどうなるか。確実に余るのは杉のフローリングになる。あとは使い切る予定だ。そのほかに腰板が足りないので在庫の栗の板も総動員する。幅や長さがマチマチでどこにどう貼るか悩ましい。 
 
作って貼るのは多めに作るから在庫が常に溜まる。一部屋張るほどの量でもなく一部の腰板などで使える量だ。それも幅長さ厚みと色々だ。繋いで使えないのが在庫でたまる理由なのだ。いつも持ち帰るのは暗い倉庫へしまっておく。日に当てると焼けて使えなくなる。たまに大掃除して珍しいのが出ると無理やり現場で使ってしまう。