今日も事務所で残務整理、色々溜まった仕事を片付ける。午前中で終えて午後は家のことで忙しい。息子も今日も作業場で最後の仕事をしている。色々あったが今年も明日で終わり、また新しい年が始まる。
3年ほど現場数が少ない状況が続いた。その中でトラックを処分したり在庫を圧縮したりした。スリムになったと言うことだ。業界も大手の安物住宅のアオリで潰れたところもある。その中で当社は古民家とか地域材とかをウリにしてきた。手間と材料にこだわり見た目ではなく中身で勝負してきた。
言うは易しでいくら当社が頑張っても現場が取れなければ始まらない。営業力、ブランド力の無さが原因なのか苦戦してきた。いくら良いものを作ると言っても世間に認めてもらえなければ駄目だ。仕事が余ってと言う状況は夢のまた夢でかろうじて現場が繋がっている状態だ。
よその会社だって勢いがあるのはほんの一握りだ。どこも倒れないように必死で頑張っている感じだ。自社の恥をさらすようだが親子で最小限の設備で何とか続いている。
普通ブログは本音をさらすようなところはない。危ないと思われれば仕事も獲得できない。しかし当たり障りのないものばかりでは面白くない。そう思っているのは私だけかもしれないが。
私は毎日ブログを書いている。2006年ごろからだから10年になる。思ったことをストレートに書いているから続くのだろう。色々脚色したり嘘をつけばどこかで辻褄が合わなくなる。と言うより面白くないから続かない。
今年はこれで最後だがまた新年は5日から書く予定でいる。少し愚痴めいたことを書いたが決して腐っている訳ではない。今の仕事に誇りを持って息子と長くやていければ良い。まだまだ老け込むには早い。幸いなことにブログの閲覧数は伸び続けている。この調子で仕事も順調に行くように頑張る。