昨日は久しぶりに銭湯に出かけた。いつもの遠くの温泉には行く時間がない。それでも今年初めての銭湯は気持ちよかった。自宅のシャワーだけとは違ってゆっくりと温まる。
昨日も午前中は打ち合わせがあった。打ち合わせの時は補聴器をつけて行く。いつもの補聴器が調子が悪く聞こえない。
私は生まれつき難聴気味である。物心ついた時から聞こえないのが当たり前で初めて補聴器をつけたときはあまりの煩さにびっくりした。小学生の頃は聞こえないのがわからなかったので知恵遅れと思われていた。
4年生の時に先生がどうもおかしいと耳鼻科に連れて行った。で、耳が少々遠いとわかった。普通に会話は問題ないのだが所々聞こえない場合がある。仕事が金額の大きい商売なので間違いは困る。
もう高齢者の仲間に入って格好を気にすることもない。何となく若い時は格好悪いと思っていた。自営は責任が大きいから間違いはありえない。現場で職人と話すのと違って客との会話はきっちりと聞かないといけない。
もう何台も使っているが年々小さく性能が上がっている。高齢者社会になって老眼鏡とか補聴器が一般的になった。その割には補聴器は値段が普及価格にならない。意外なことにこんな小さいモノつくりは日本人の得意分野なのに輸入物が幅を利かす。
得意のデジタルの技術で小さく高性能なものができないものかといつも思う。旧態依然のものが今でも多くて価格もとんでもなく高い。進歩が止まっている典型的な例だと思っている。