この時期としては暖かい日が今日も続く。午前中は図面作成、午後は打ち合わせ。カーテンとか照明器具とか最終仕上げの打ち合わせが続く。合間に業者と打ち合わせが入るので猛烈に忙しい。昼食は結局3時ごろになってしまう。
最後の打ち合わせはお施主様の意向を確認するのが大事だ。こちらが当たり前と思っても違うことを考えているなんてのはよくある。照明器具はオリジナルが多いので手間がかかる。作る職人と用意する材料、器具を注文するだけでも大変だ。
面倒な注文があると職人は材料を支給されるのを好む。照明器具なら電球を入れる器具からコード、ヒートン、笠までなんでも別々に注文する。それらが合うかどうかは経験がないととても判断できない。
オリジナルは普通に考えれば高くつくはずだ。ビスやコード類までキチンとしたメーカー品であれば当然だ。安い中国製ではないからだ。さらに今回は竹製の傘を用意する。取り付け費も結構かかる。結局私がつける例が多いのだが。
そうやって一点モノだと騒いでみてもうまく行くとは限らない。お施主様も一種の冒険であるからうまくいって当たり前だ。金を払う価値があろうと言うものだ。失敗したらボロクソに言われる。だから何度も打ち合わせをして時間をかける。今度はどうなるか。