時折小雨が降る天気。車検でトラックが使えず代車のワゴンで荷物運び。製作中のテレビ台と包丁刺しが昼にできて塗装屋に運ぶ。リフォームの現場ではデッキの塗装をする。大工は二階の吹き抜け部分の板張りにかかる。外部は塗装を残して終わる。
テーブルとかテレビ台はよく製作を頼まれる。梁材やカウンター材の残り材を使ったする。今回はテレビ台を栗で包丁刺しを杉で作った。ヒバ材の残りもあったが金属の触れるまな板や包丁刺しには使えない。
建具をヒバを使ったがかぎの部分がヒバの油で硬くなる。ヒバの導管部分から出るので框とかに付ける鍵が動かなくなる。使わないでいると2,3ヶ月でなる。彫り込み部分を大きくしたり工夫はするのだが。
だから包丁刺しなど金属の触れる使い方はできない。それに好き好きがある独特の香りが強い。今回は下駄箱にヒバを使ったがその残材が出た。包丁刺しくらいはできる大きさだった。お施主様はヒバが好きなので希望はされた。
テレビ台は流し前のカウンター材の余りで作った。だからえぐれが入って個性的なものができた。作った息子は材料の半端さに新たなものを要求した。別なものを使うと言うことだが一枚板では作れない。希望は無垢の一枚板だから無理をして作らせた。
当社は加工は全て息子がやっている。塗装は家具塗装屋に持ち込むがほとんど自社製作品だ。工賃と材料費がかかるのみだ。材料次第だが無垢の家具の割には安くできる。樹種や寸法にこだわらなければ簡単にできる。