晴れた割には気温は上がらない。リフォームの現場の仕上げ工事が急ピッチで進む。建具と便器などの器具付けが終わって使える状態になった。昨日の掃除で見つかった瑕疵を一つずつ潰して行く。
中にいるとリフォームとは思えないほど劇的に変わった。狭い部屋が中廊下を中心につながる典型的な作り。今はリビングを中心に階段もキッチンも一緒のデザインが多い。
個室中心の家つくりから家族の団欒とか結びつきを重視する。断熱と暖房のおかげで家中どこでも温かいのが普通になった。廊下で仕切る間取りは個室暖房になる。
薪ストーブとか一つで家中を温める方式が増えた。暖房のある部屋を中心に各部屋に回るように作る。中廊下はその点では不利だ。何と言っても階段は1階2階をつなぐので熱も伝える。
昔の囲炉裏を中心の家つくりに似ているとも言える。囲炉裏を中心に家族が食事や団欒を過ごす。個性化と言う時代の流れが個室を中心の家つくりを流行らせた。各部屋暖房は費用と運転費がかかる。
リビングを大型の暖房機で暖めて家中を回るようにする。管理も運転費も簡単だ。家族が一緒と言う流れも後押しする。個室主義の家は子供がいなくなると部屋が余る。そうすると今回のように部屋を潰して吹き抜けにしたりする。