暑さも慣れたのか30度以下は暑くない。リフォームの現場は網戸と畳が午前中入る。チェックで出た手直しが何箇所か。ほぼ完了と言ったところだ。
小屋の解体も大工が終わっていよいよ重機の出番だ。小屋に不釣り合いな大型ショベルが午後から登場。一気に壊してダンプで運ぶ。明日で目処がつきそうだ。
午後からエコリフォームの補助金申請でメーカーや建材屋が来社。いろいろ巷の情報を交換したりこちらの状況を聞かれたり。フランチャイズで古民家風の住宅を売りのところが調子が良いと。同じ建材屋なので詳しい状況が聞ける。
見た目優先は今に始まった事ではない。集成材を黒く塗って古民家風に見せるやり方だ。引き合いはあるらしくそれなりの棟数は建てている。利益率がそれほどでもないと言うがどうか。
フランチャイズは材料が基本的には送られてくる。現場へ直だから倉庫も運搬もいらない。基礎が終わったら材木と大工が現場へ行く。あとはさっさと建てるだけ。
そこにはこだわりとか個性などあり得ない。図面と写真で決めた通りにできるだけだ。思った通りなら良いが素人である施主はいろいろ変えたがるものだ。それらは一切できない。
簡単に言うと車を買うのと同じで注文した通りにできるだけなのだ。少しずつ出来上がる我が家を見ながら細かい部分を確認したり時には変えたりしたくなる。契約後は一切打ち合わせらしきものも何もない。
当社は刻みの段階から施主様にはオープンにする。作業場へ毎日のように通った方もいる。もちろん建ててからも変更や交換はつきものだ。費用はかかっても自分の想い通りにしたい方もいる。自慢の我が家はこうやって建てるものと当社も思っている。