午前中は遅れている図面作成。午後から作業場。伐採は今日は休み。解体も進み来週には地鎮祭になる。伐採は休みだが私は建築材として出す予定の丸太をチェック。スプレーで印をつけて選ぶわけです。
立木の段階でチェックはするのですが倒すと上から見ることができます。曲がり具合を再チェックするのです。立木では良いと思っても寝かすと二曲がり担っているのがわかります。曲がりは一曲がりでなくてはなりません。
曲がりが多いと両面落としの太鼓挽きができません。どんなに太くても曲がりが多いと使い物になりません。一曲がりだと使い道はあります。たとえ細くても床の間の落としガキとか幕板に使えます。
和風が減ってこう言った曲がった材料を使わなくなりました。小さな床の間でも貼りものよりは本物の方が価値があります。床が畳でなくともこれらを使うと和風っぽくなります。
古民家風にするのに必要な梁材です。これがなくてはらしくないとも言えます。どこにでもある材料なのですが乾燥しないと割れてしまいます。乾燥が命なのは太くても細くても同じです。
古い家だと床の間の落としガキを取って置いてまた使うこともあります。年季が入っているので風格が違います。なかなか取って置くのは大変です。解体では機械でバキバキに折られるからです。