天気は良いものの気温が低め。現場は今日も大工が外壁張り。合間に建材屋とか道具屋、水道屋と出入りする。外部の塗装も良いイメージでまとまりそうだ。
日産自動車の幹部が自動車産業の流れを予測している。2050年に消えるものはスタンド、信号機、運転免許証そして自宅駐車場だと言う。EV普及であり得ることばかりだが駐車場には少し驚く。
カーシェアリングも同時進行と思われるから当然そうなる。自家用車がなくなると駐車する必要がない。狭小敷地では建物内に食い込んだ駐車場をよく作る。もちろん床面積に入るし固定資産税の対象になる。
車が入っていれば仕方がないが空きスペースに税金は払いたくない。住宅もホームオートメイションの流れは進むだろうから従来必要とするスペースが要らなくなる。住宅の未来なんて見当もつかないことだが車の例はヒントになる。
突然変わるが農業の未来は暗澹たる状況にある。老齢化が進み農地は荒れて放置されている。その反面消費者は安くて安全な食物を求めている。国産品に根強い需要がある。多少高くても国産を望む層がいる。
スーパーには写真入りの地元農家の野菜などが並んでいる。値段は安くはない、ないが売れている。住宅も規格化と個性的なこだわりの家とに別れるかもしれない。極端に言えば二つの需要が発生すると言うことだ。
家を二軒持つのは容易ではない。しかし年代や仕事などの関係でバリエーションが増えるかもしれない。若い時は職場の近くのアパートで引退したら少し郊外で趣味性が強い家を建てる。
建てるまで行かなくても同じ家を思いっきりリフォームなんてのも出てくる。これだったら誰でもできるかもしれない。人生を2度楽しむわけではないが考えられることだろう。