青森県八戸市の一級建築事務所 建築組 パックス有限会社

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今朝起きると暖かい。案の定雨で昨夜の雪も溶けかかっている。散歩も中止でせめてワンコを運動させようと出したら飛び出したきり帰ってこない。20,30分もするといつも帰ってくるのだが近所迷惑になる。 
 
日中も雨で気温は高いので屋根の雪が溶ける。現場の大工たちは室内の天井にかかる。外部の壁はモルタル下地と軒裏の板はりがある。そしたらいよいよ塗装になる。 
 
今回はウッドロングエコと言う塗料で塗ると言うより染み込ませるものだ。色も当初は無色だが3ヶ月ぐらいすると焦げ茶色に変わる。その後も少しずつ濃くなっていくが日の当たるところと当たらないところが差が出る。 
 
神社仏閣は昔から外部は無塗装が多い。だから腐って壊れたと言うことは聞いたことがない。変色はするが壊れずそのまま残っている。建材だったら表面の塗装が膜になっているので剥げたらボロボロになる。 
 
木の場合は腐ってボロボロになるのは水分が多いところだけだ。ヒノキ風呂は毎日水を被るので黒くなりすり減る。住宅の外壁の板は捲れて割れたりする。これは主に板そのものが薄すぎたり鉄の釘が錆びたりしたものだ。 
 
今では釘はステンレスだしステンレスビスも使う。ステンレスは錆びなくて良いのだがいつまでも光っている。当社ではビスを深く埋め穴は埋木をして塞ぐ。こうすると釘やビスから傷むことがなくなる。 
 
今日から大工が増えて来週もまた一人くる。今月中にはなんとか目処をつけたいと思っている。天井から貼って床になる。最後が壁でボード下地、腰板の順になる。塗装をして漆喰を塗る。