我が家の冷蔵庫は35年くらいの年代物だ。両親が生きている頃からの引き継ぎでそのまま使っていた。もっとも小さい冷蔵庫もあってこちらも20年くらい経つ。大きいのがいよいよおかしくなって買い替えをした。
電気製品を買うのは町の電気屋さんでなく大型の量販店になった。大手2社がお互いに近くにあるので比較するのが普通だろう。ニッパチの売れない時期なので安いと思ったのだ。チラシ持参で見て歩くが店員さんのペースで何が安いのかよくわからない。
何年か前に当地に初進出した頃はもっと混んでいたように思う。景気が悪いのかネットなどで買うのが増えたのか客が少ない。大手のY電気は地方の撤退が続く。家電はアマゾンとかのネットに押されているように思う。
事務所のパソコンも5年経過して買い替えを検討中だ。電気店でも並んでいるがいつもメーカーのオンラインストアで買う。ひと頃はパソコンコーナーはかなりの面積を占めていた。ソフトや関連品も入れると相当な面積だった。
今だと半分以下のスペースで価格も安いとは限らない。専門店に比べてトラブルのアフターも完全ではない。何度かパソコンが壊れて修理をしたが専門店の豊富な知識とは比べられない。そう言うところも中途半端な気がする。
大型の店舗はどこも低迷期に入って閉店が相次ぐ。ネットとの比較で実店舗は苦戦するのだろうか。高齢化社会はネットより実店舗が向いているところがある。対面でないと買い物ができない層も確実にある。
住宅も対面で時間をかけた営業と建売の両極が増えてくると思う。当社はこだわりという部分で対応していきたい。何でも一律の規格品ではなく手作りとか選べるようにしたい。作れるものは作るし手作りの材料を使えるところは選べるようにしたい。