一面真っ白で道路脇には除雪の雪が積んである。グチャグチャで夕方までにあらかた消えた。いつもの春の雪だ。積雪量が少なかったのか木が折れたところはなかった。
引き渡しが迫った現場は業者がひっきりなしに出入りする。漆喰の左官、給排水、床シート貼り、洗面台取り付け…..。細々したチェックは何度もするのだが見逃してしまう。
現場管理は細心の注意が必要で忘れないように業者に指示する。業者とて何度も呼ばれては効率が悪い。一度で済むように何点かまとめて指示する。
例えば手すりを付けるとすると高さは、素材は、いつのタイミングでと細かく指示する。業者は予定を組みまとめてやろうとする。機種を決めたら寸法を施主様と打ち合わせ決める。
簡単そうなのだが決める項目は多々ある。2度手間になるからきちんと忘れないように打ち合わせる。些細な部分でも施主様には結構大事だったりする。いわゆるこだわりの部分だったりしたら素材など揃えるのに時間がかかる。
こだわりの家を建てる方はこうした細かい部分まで気にする。きちんと説明して納得していただかないと後で修正や交換をする羽目になる。何回やってもこう言った細かい指示間違いは出てくる。慣れると言うことはない。