暑いとは言えないが初夏の気持ち良い天気。基礎が掘削が済み砕石敷均しまで来た。来週から鉄筋組みになり木曜あたり配筋の検査を予定する。検査が済むと型枠をつけコンクリートを流し込む。
大工は梁材の加工が終わって仕上げに入る。仕上げはサンダーをかけてラップを巻く。構造材の加工はほぼ終わり間柱とか屋根垂木などの加工になる。最後が外壁の唐松の板の加工になる。
昨年11月に製材して乾燥中だ。唐松はヤニ分が多く硬くて割れやすい。中心にヤニ壺があってそこに当たると出て止まらなくなる。しかし外壁材として考えた場合は雨に強いとも言える。
加工はヤニがカンナやサンダーに付くのでやりにくい。サンダーは目詰まりをするしカンナも切れなくなる。唐松の特徴に捩じれやすいと言うのがある。成長する時に捩じれながら伸びるからだが乾燥すると割れが入りやすい。
もちろん中心部の一部がなるだけで全てなるわけでは無い。太い丸太で中心部を入れない板取りをすればいいだけだ。今回のカラマツは私の山から出した60年ものだ。直径も50センチ以上あっていい板が取れた。
土台と梁材、外壁の板と全て間にあった。杉も伐ったので柱材もほとんど地元の木で作ることになる。正真正銘地元の木で建てることになる。