ほぼ1日現場で造り付けの手伝い。大工が一人なので相棒がいないと取り付けできない。鋸屑と埃にまみれて喉が苦しい。合板類のカットの埃は喉に悪い。
いつも大工の最後のあたりは現場に張り付く。細かい寸法や取り付け方法でいつも揉める。こちらの意図する仕上がりができないとやり直しになる。
もちろん職人は強度と取り付けを考えて段取りしている。箱一つ作るにも枠を縦勝ちか横勝ちかで印象が変わる。そういう細かいところが思い通りにいかないと気が済まない。
正直以前の大工とはがっかりすることの方が多かった。息子になって言うことが通るようになった。こちらの知識が足りず揉めることもある。
経験を積んだぶん思い通りに動かせるようになった。30年も経ってやっとかとも言えるが。