グッと気温も下がり冬近しだ。引渡しが近いので最後の追い込みではないがチェックと催促が忙しい。ほぼ来週で完成するが手直しができるかだ。最後の詰めが一番しんどい。
基礎の現場からは配筋検査の打ち合わせと金物や断熱材の入荷の打ち合わせ。来週の打設で二回に分けてやる。12月には型枠を剥がして土間を打つ。整地をして10日までには完成する。
足りない職人の中でも基礎屋は最たる職種だ。どこも基礎が遅れて着工ができない。職人不足は汚い仕事、外の仕事、年季がいる仕事がなり手がいない。基礎屋は一番嫌われる業種かもしれない。
板金屋も危険なのと夏冬ともにきつい仕事になる。大小の二極化が進み大人数と一人に分かれる。一人でやっているのは引退間近組でいつ廃業か時間の問題だ。彼らが主に住宅に携わる。
当社も4,5人の会社にお願いしたが廃業して残った職人に依頼している。独立するつもりもなかったがしてしまった。元の会社の客を引き継ぐ。
何だかんだと私の同年齢が今でも主力だ。息子も小さい時から知っているから気安いだろう。ただしいつまでできるかが問題だが。