昨日は遅くまでかかって足場をかけられるように整地したり除雪した。午前中に足場がかかり木材も搬入され土台を敷いた。明日の建て方の準備をしておく。
引渡しの現場はエアコンをつけた。現場の前の道路の電柱工事があって工事車両が10台以上も集まった。当初何事かと思ったら今日が工事予定日だった。完了済み証がもうすぐ出るので鍵を渡して引渡しになる。
4月から始まって9ヶ月もかかってしまった。一番の原因は大工が見つからなかったことだ。7月から10月頃は年で一番の需要期になる。どこの現場も人手が足りなくて現場遅れが続いたようだ。
今の現場も大工の目処がついたので受けた。でなければとても契約ができない。遅れると工事保険や仮設経費がかかる。何と言っても大工仕事は二人が最低基準だから時間がかかってしまった。
この傾向は年々強くなりはすれ改善されることはない。職人のなり手がいないからいくら需要が減っても職人が足りない。決して景気が良いのではなく職人不足が急激なだけだ。
当社は大工が息子という点で最低の仕事はできる。手元は何とか集めることはできても常用の職人は難しい。当社でなくてもできるようなものは減らしたい。本当に必要とされるものに焦点を絞って密度を濃くしてやりたい。