今日も晴れて良い天気。現場は大工が仕上げ工事。午前中改装の見積もりに現場へ。来週にも提出予定だ。これからの予定の工事の図面作成が進まない。土壇場にならないと描けないと言うか描く気がしない。
職人不足のご時世でたまに大工工事をやって欲しいと電話が来る。大工不足で現場が重なったりすると施工できない。仕方なく単発で請けてくれるところを探す。当社から見れば下請けになる。
住宅会社は工務店と違い取るのと工事するのが別なところが多い。住宅会社は仕事を取ったり材料を搬入し職人に工事させる。材料は建材店やメーカーから買うので不足とかはない。
問題は職人で現場ごとに大将になる大工に請け負わせる。総額幾らと決まっているので少ない人数で早く終わると儲かる。プレカットで建材が普通だからすぐ慣れる。体力のある若い大工が好まれる。
若者同士で組んで猛烈な勢いで早く片付けると儲かる。残業早出休みなしで頑張れば可能だ。ただし疲れるし家族もちはやりたがらない。高齢組もやりたがらないし簡単すぎて面白くない。
で、当社のように一本釣りで大工を雇うところに集まってくる。期間が短く仕事は昔風で一月もすればいなくなる。また別な大工を雇うのだが重要な仕事はやらせない。
高齢化は大工も同じで早く帰る、土曜は休み、一月で辞めるの普通だ。承知で雇うので人数さえ揃えば良い。肝心なところは息子一人でやるから真面目でさえあれば十分だ。年々一本釣りが容易になってきた。