朝からスッキリしない天気。午前中は会計事務所の来訪で午後から打ち合わせ。手直しの現場へ行ったりあちこち歩き回る。引き渡しがあるので現場へ寄り最後のチェック。
現場で同級生に会う。昨年建てた現場なので一年ぶりの再会だ。つまり現場の近くだった訳だ。彼は公務員で退職後は再就職はしない。毎日が日曜日という結構な身分である。
ほとんど外出しないが今日は珍しく帰宅に会った。聞くとフォームダンスのサークルに入っていると。フォークダンスって当たり前だが踊るやつだ。会員はほとんど同年代で若者はいない。
退職後9年目に入る訳だが時間を持て余さないように何とかしている。趣味と言える程のものもなく誘われて参加したと。同級生でも現役で働いているのは少なくなった。サラリーマンは再就職も簡単ではない。
床屋とか手に職のあるものは長く働ける。自分で定年を決めるから体さえ持てばいつまでもできる。高齢者は手に職があるものが最強のようだ。私のように建築士とか資格持ちも少ないができる。
若い頃手に職と言えば勉強が得意でないイメージがあった。職人もその傾向があって大卒なんていない。定年どころか70歳でもまだ辞められない。一番不足しているのは職人で現場監督とか一部の営業は余り気味だ。
私のところは息子が設計ではなく大工を選んだ。今思うと長く働くことを考えると正解かもしれない。いつまでも現場で一番若い。宮大工のところで修行したので技術は本物だ。そう言う仕事がいつまで続くかは問題だが。