散歩の途中で何人かに我が家の近所の救急車のことを聞かれる。一昨日の深夜突然救急車と消防の音に跳ね起きた。事故死したご主人に不在だった家族が気がつかなかった。で、帰宅して気づいたと言うことだ。
朝の散歩は時間帯で少しずつ会うメンバーが違う。遅くなるほど散歩と言うより出勤時間になる。ダンプとか土工は朝が早い。気軽に声をかけるし話好きだ。
今朝は遅かったので彼らの詮索を受けたのだ。我が家周辺は空き家もあるし一人住まいもいる。もちろん高齢者が多く救急車もよく来る。一人だと事故で怪我をしても気がつかない。
以前にもトラクターで横転し自宅だったので誰も気づかなかった。他に嫁いだ娘が亡くなっているのを発見した。過疎が進むと隣近所のことがわからなくなる。
小学校が廃校になる前は町内会も活発で一人住まいにも交流があった。行事が減って中でどうなっているかわからない。過疎が進むと町内会にも参加者が減り孤立していく。
自宅内で事故を起こしたり倒れても気づかない。救急車や消防のお世話になるときは手遅れだ。一人住まいでもなくても家族が不在でも起きる。繋がりが希薄になっていくのを感じる。