久しぶりに晴れて午後からは気温も上がり道路の雪も溶けた。現場は低い方の基礎工事に取り掛かる。今までとは変わり2mほど低いところを工事する。残土が思ったより出て処分をしないといけない。
今度の現場ほど基礎がややこしいのは初めてだ。敷地が傾斜しているので一部が平家になる。二階建てと平家が繋がるイメージだ。従って基礎もややこしく出る残土量も読めない。
高いところから始めたので当初は残土を搬入した。低い部分にかかると反対に余る。半地下の一階があって二階が平家風になる。平らな基礎だと残土量を見て基礎高さを決めたりする。
難しいのは基礎だけでなく木造部分にも言える。一階の床は半地下なのもあってタイル貼りになる。しかも水回りなので配管類がコンクリートの下に埋まる。給排水位置が少しでもズレると大ごとだ。
普通だと配管は床下空間で多少は動かせる。ダイレクトにコンクリートの仕上がりだと余裕がない。これはこれで給排水業者は面倒だ。念入りに打ち合わせて正確に配管する。
水道業者はチョコとチョコと現場に来て配管をしていく。基礎と給排水はいつも現場で重なるからお互いに電話をしあって進める。こちらに聞かれても返答できないこともあるからその方が良いようだ。