朝から晩まで雨。現場は板金の加工品の搬入、給排水、そして大工。6台駐車で事務所は満員。公園もお向かいと道路工事で溢れている。こんなに賑やかなのは初めてだ。
向かいの庭木の搬出も終わり残りの木は伐採している。足場が弱いので入れた砕石も除去し2,3日で終わる。あれほどこだわって作った庭が綺麗に消えてしまった。
価値のある木は根巻きをして搬出した。宅地の後ろにも庭があってそちらも片付いたことだろう。趣味とかこだわりは本人以外はあまり価値がない。庭は特に欲しくても持っていくのも金が掛かる。
家も似たようなもので凝って建てても好みでなければそれまでだ。当社は古民家風とかこだわる方が多い方だ。住宅会社に依頼する方には全く無駄な家なのだろう。
プリンタの既成建具とビニールクロスが普通と思う方だ。漆喰とか無垢の無節の柱とかトンと興味が無い方が普通だろう。好みは全く個人的なことで良し悪しの問題では無い。
向かいの庭も売却時には庭木込みで買う方を探していると言うことだった。それが難しかったのか更地にして分けて便乗されるだろう。そして住宅会社の家が建つことだろう。亡くなった前の地主は泣いているだろうか。